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処士策論

「処士」(しょし)とは、仕官していない人、民間の人、在野の人のこと

久しぶりのブログ更新になります

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久しぶりのブログ更新になります。

いや、別に体を壊していた訳ではありません(今話題になってる新型肺炎とかも関係ありません)。
ただ単に個人的な用事で忙しかっただけのことです。

しかしまあ何ですね。
実際の所、もしこの一ケ月、普通にブログを書いていたとしても多分書くネタ(話題)も無かったでしょうね。
どこのニュースを見ても新型肺炎のニュースばっかりですから。医者でもない私がどうこう言える話でもないですし、これを利用して世論を誘導しようなんて気も私にはサラサラありませんし、まあ何もコメントすることはないですね。

ところで、私はこのブログの方針について昨年の5月、以下のように書いております。

5月3日のNHKの報道姿勢および今後のブログの方針について(2019/05/05)

-------------------------------------------------------------
(以下、過去記事より一部抜粋して引用)
はい。
これで今年の「5月3日のNHK報道」に関する論評は終了です。


実はこういった「NHK論評」に関して言うと、この「5月3日のNHK報道」だけに限らず、他の報道姿勢も大体似たようなものなのです。

8月の戦争報道しかり、沖縄報道しかり、反原発報道しかり。

まあ私はご丁寧にも毎年毎年それらの「偏向報道」をいちいち論評してきた訳ですけれども。

だって、なぜか知らないけど他に誰もやろうとしませんから
(※民間会社である「朝日新聞」なんぞを批判するよりも、公共性の高いNHKを批判する事のほうが余程重要であるはずなのに)

実際「NHKの報道姿勢」および「局としての在り方」についての批判としては、このブログの文末に毎回載せている
「NHK解体」に関するまとめ(十例)
に書いてある事に尽きています。

NHKの問題点について新しく何か書こうとしても、大体ここに書いてある事と重複する事が多いと思います。
(中略)
youtubeやブログやツイッターで、とにかく注目を集めようとするならば、「嫌韓的」な話題を取り上げればある程度の効果(ひょっとすると視聴数が伸びる結果)が得られるかも知れません。

それと似たようなパターンとして、NHK問題に関して言えば、
NHKの受信料、金銭に関わる問題不祥事含む)」
に関する話題を取り上げれば、ある程度の注目を集める結果が得られるかも知れません。

どちらも「嫌悪感」「嫉妬心」「金銭」に絡む話題で、大衆が好みやすい話題です。

端的に言ってしまえば、要するに「一種の憂さ晴らしの対象」として問題を煽れば、大衆からある程度の注目は得られる、という訳です。


物事の本質を真正面から突いていこうとすると、なかなか世間には受け入れられません。

「なるほど、青山繁晴議員も大変だよな」と、私も僭越ながら同情します。


先月私はこのブログで青山繁晴議員について色々と書いた訳ですが、これは本来のブログの主旨ではありません。

実はその直前あたりから私は「ブログを書くペースをかなり落とそう」と思っていたのです。

まあ上記で書きましたように「NHK問題」については「もう過去記事で全て書き尽くしてしまっている」と考えておりますので、新しく書く事もほとんどないでしょうし、とりあえず履歴(ログ)として残しておきさえすれば「あとは時々更新するだけで良いかなあ」と考えておりました。

そこに突然「アンチ青山繁晴」騒動に巻き込まれる事になり、先月のような形になってしまった訳です。


まあそんな訳で、今後はブログの更新頻度がかなり落ちると思いますが、その点はお含みおきください。


とにかく、「日本国憲法」を正したい、あるいは作り直したい(=「自主憲法」を制定したい)とするならば、その最大の壁となっているのは
NHK と 公明党 である。

物事を真正面から考えれば、メディア政治の問題は、この2点に集約されるはずだと私は思っている。

この二つの問題をどうにかしない限りは、私は「憲法改正は戦後100年(あと26年)経たないと無理だ」というのが持論だけども、多分100年経っても無理だと思う。(了)
-------------------------------------------------------------

>実はその直前あたりから私は「ブログを書くペースをかなり落とそう」と思っていたのです。

>まあ上記で書きましたように「NHK問題」については「もう過去記事で全て書き尽くしてしまっている」と考えておりますので、新しく書く事もほとんどないでしょうし、とりあえず履歴(ログ)として残しておきさえすれば「あとは時々更新するだけで良いかなあ」と考えておりました。

>そんな訳で、今後はブログの更新頻度がかなり落ちると思いますが、その点はお含みおきください。



元々昨年5月の段階でブログの更新ペースを落とすつもりだったのです。
それが何故(なにゆえ)そうなったのか理由は忘れましたが、その後もダラダラとブログの定期更新を続けていた訳です。

そして今更ながら、昨年5月のブログ方針に戻そうと思います。
ですから今後は(今度こそは)更新ペースが落ちますので、その点はご了承ください。



最後に青山繁晴先生の情報発信リンクを貼っておきます。

【DHC】2020/2/10(月) 青山繁晴×居島一平【虎ノ門ニュース】
https://youtu.be/b8xBP7BSIco
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ぼやきくっくり
コロナウイルスは兵器の可能性も?・日本政府は習近平の訪日辞退待ち?・国会議員は高リスクグループ…青山繁晴「虎ノ門ニュース」
http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid2318.html


【以下、テンプレート解説】このブログで使っている言葉の定義について
<“左翼”ではなくて“サヨク”>
今の日本で“左派”と呼ばれている連中は、本来の意味での“左翼”ではなくて、単なる「憲法9条的な戦後サヨク」といった意味合いの物でしかないので(しかし今の日本で彼らは“左翼”ではなくて“主流派”である)、私は“左翼”ではなくて“サヨク”という言葉を使っている。

<“保守”ではなくて“いわゆる保守”>
先の大戦の敗北によって従来の価値観をほぼリセットされた戦後の日本では、真に“保守”すべき日本の国柄は既にほとんど失われている。また今の日本で「独立自尊」「自主憲法の制定」を唱えるのは“保守派”ではなくて“改革派である。それ故に一番相応しい呼称は“反サヨク”と呼称すべきだがそれでは「通りが悪い」ので、私は“いわゆる保守”という言葉を使っている。

「戦前の価値観」を知っている日本人がまだ数多く存命していた昭和の終わりまでは“保守”も“左翼”もある程度は字義通り通用していたのかも知れないが、戦後の日本しか知らない日本人が大半を占める今の日本社会では「かつての字義はほとんど通用しなくなっている」という事である。

※過去に何度か誤読されたり、こういった説明をする必要に迫られた事があるので、テンプレートとしてここに明示しておく。

「NHK解体」に関するまとめ(十例)

(1) 日本の公共放送であるにもかかわらず、「自立国家・日本」が主張すべき意見を封殺し、しかも運営資金のほとんどを日本人が負担しているのに、中国・朝鮮、又は旧GHQ(特に米国の立場を優先するような番組しか制作しない。 リンク1リンク2

(2) 受信料制度に様々な不備があり、甚だ公平性を欠いている。また「国営なのか?非国営なのか?」という点も不明瞭である。「国営放送局の新規創設」「民営化」「スクランブル化及びペイパービュー」などが検討されて然るべきである。 リンク1リンク2リンク3リンク4
(※NHK受信契約訴訟の最高裁判決(平成29年12月6日)に関する記事)
「NHK受信契約訴訟・最高裁判決」から私が考えた事(2017/12/9)

(3) 局の政治的及び思想的スタンスが左側の言論に偏っている。「いわゆる保守系」の言論人はほとんどNHKの番組から排除されている。 リンク1リンク2

(4) 昔はともかく、現在では朝日新聞よりもNHKのほうが害が大きい。朝日は儲からなくなれば方針転換を余儀なくされ、また新聞業界自体が斜陽産業である。一方NHKには潤沢な資金(税金)があり、更には「映像や音声で直接感覚に訴える」という高いプロパガンダ能力もある。 リンク1リンク2

(5) 「弱者・被害者」報道は公共放送として、もちろんあって然るべきだが<言葉狩り><論点ずらし><自己保身><イデオロギー闘争>に利用する為にNHKの場合、それが至上命令となっておりやり過ぎである。 リンク1リンク2

(6) NHKの原発報道は「反原発」一色で、「原発再稼働」側の意見は皆無に等しい。現在多くの国民が患っている「原発アレルギー」は、NHKが3.11以降に垂れ流してきた“音声”と“映像”によって作り上げられた、と言っても過言ではない。 リンク1リンク2リンク3拙ブログの「反原発」関連カテゴリへのリンク

(7) 外部の識者による「討論番組」が異常に少ない。「国民にオープンな討論番組を見せる」という姿勢が甚だ欠如しており公共放送として失格であり、また民主主義(選挙制度)の観点から見ても失格である。 リンク1リンク2

(8) 「表現の自由」を盾に一切の干渉を排除し、リベラル知識人特有の「上から目線(=「国民は愚民」という意識)」も強烈で、公共放送の在り方や番組の内容について「国民にアンケートを採る」という事を一切しようともせず、非常に独善的であるリンク1リンク2

(9) 「JAPANデビュー反日台湾番組」や「佐村河内のヤラセ番組」等、非常に問題のある番組を数多く放送してきたが、責任を全く感じていない。 リンク1リンク2

(10) 一般のマスメディアで取り上げられる事はほとんどないが、NHK職員の不祥事は異常に多い。また公共の受信料で成り立つ放送局としては職員の待遇がお手盛り過ぎるという問題もある。 リンク1リンク2


その他にも、NHKが制作してきた数多くの「媚中番組」「韓国・朝鮮人擁護番組(ヘイト関連含む)」「旧民主党・旧民進党擁護番組」等の問題、また近年急速に内容が劣化している「NHK大河ドラマ」の問題などもありますが、それらは上記から割愛しました。

【結論】NHKを解体して、国民にとって必要最低限の事を放送する国営放送局を立ち上げ、残りは民営化すべし。(了)

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NHK、今度は「孝明天皇毒殺説」で明治維新へのネガキャンですか

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前回に引き続き、今回も「歴史、ドラマ、小説」の話になります。

別に私も好き好んで「歴史、ドラマ、小説」の話を選んでいる訳ではありません。今回もまたNHKが「奇妙な歴史番組」を放送していたので、私としてはやむを得ずそうしているだけのことです。

まあ政治やマスメディア関連の話題としては、最近、特に取り上げたいと思うような事もありませんでしたので、二回続けて歴史関係の事を書いてしまいますが(興味のある人は多分少ないと思いますが)ご了承ください。



その前に、例によって青山繁晴先生の虎ノ門ニュースについて触れておきたいと思います。

【DHC】2020/1/13(月) 青山繁晴×居島一平【虎ノ門ニュース】
https://youtu.be/TiYDHKLJyQw
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番組内容については、いつもの通り「ぼやきくっくり」さんのブログをご参考になさって下さい。

イランのウクライナ機撃墜で分かった「ロシア製防空システムはヤバイ」・ゴーン逃亡と会見・安倍4選は?…青山繁晴「虎ノ門ニュース」 2020.01.13
http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid2315.html

今回も非常にバランスが取れた、それでいて非常に勉強になる内容でした。特に自民党内の議員の動向や、安倍総理の憲法改正をめぐっての政治的な思惑など、非常に興味深い内容でした。



ついでと言っては何ですが、その翌日1月14日(火)にはBSフジのプライムニュースに櫻井よしこ女史が出演して、国防・安全保障、更に憲法改正についてかなり熱のこもった話をしてました。

BSフジLIVE プライムニュース ハイライトムービー(公式サイト)
『櫻井よしこ×元防衛相 文大統領会見緊急検証 2020日本の外交と防衛』【前編】
https://www.fnn.jp/posts/00430341BSP/202001150131_BSP_BSP
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以前何度か自分のyoutubeアカウントに櫻井よしこさんの動画をあげたことがある私としましては、今回も音声だけ抽出してアップロードしたいのはやまやまなのですけど、最近はちょっと忙しくてやれそうにありません。残念です。良い内容の回でしたから。

今回はせいぜい参考用の動画付きツイッターを紹介するだけにとどめたいと思います。



そうそう、ツイッターと言えば、前々回書いた「100分deナショナリズム」の記事について、珍しく私のツイートが多くの人の目にとまったようです。

まあNHKの偏向報道および政治姿勢に注目が集まったという訳ではなくて、単に稲垣吾郎氏やSMAPの人気から私のツイートが目にとまっただけの話なんですけど。

なんにせよ、日ごろほとんど日の目を見ることがない私のツイッターやブログが、多くの人の目についただけでもありがたいことです。





私が上記のツイートを投稿したのは、別にこれといって深い考えがあった訳ではありません。

誤った情報によって、誤った批判や非難がわきあがっている。実際に番組を見た(しかもブログも書いた)人間としては黙っていられない」

ただそれだけの理由でツイートしたに過ぎません。

この問題については、もっと詳細な番組の書き起こしをすれば実際に誰がどのようにしゃべったのか、その点をもっとハッキリさせる事も出来ると思いますが、そこまでやる意欲は、申し訳ございませんが私にはありません。

そんな訳ですので、この問題についてはここまでにしたいと思います。




それではようやく、今回の本題に入りたいと思います。

英雄たちの選択▽幕末の“ラストエンペラー”~孝明天皇 維新への道を決めた選択
2020年1月15日 BSプレミアム 午後8時00分~ 午後9時00分
https://www4.nhk.or.jp/heroes/x/2020-01-15/10/12898/2473187/

(以下、NHK公式サイトより抜粋して引用。赤字は私の編集による)
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<番組内容>
江戸時代最後の天皇、孝明天皇。平穏を願った天皇が直面したのは黒船来航にはじまる激動の時代だった。開国をめぐる政争の渦中で、歴史の分岐点となった天皇の選択に迫る!

激動の幕末、苦悩の連続を迫られた孝明天皇。ペリー来航で国全体が動揺するなか、「開国」か「攘夷」か、政争の中心にいたのが孝明天皇だった。天皇を巻き込んだ急進派による文久3年(1863)の「大和行幸」計画。そのときの天皇の選択が、長州藩や薩摩藩のその後の運命を決め、明治維新への重要な分岐点となった。ところが孝明天皇は若くして急死当時から暗殺説がささやかれた。江戸時代最後の天皇、孝明天皇の実像に迫る。

【司会】磯田道史,杉浦友紀,【出演】高橋源一郎,上田紀行,家近良樹,【語り】松重豊

(以下、番組内からスキャンしたピクチャ)
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孝明天皇wiki 「崩御にまつわる疑惑と論争」




(※訂正:上記のツイートで戦前のサトウの翻訳本を「維新日本外国秘録」と誤記してしまったが、正しくは「維新日本外交秘録」である)


まず、この問題に関心のある方は、上記の孝明天皇wiki 「崩御にまつわる疑惑と論争」と、私のツイートを読んで頂ければ、大体の事はご理解頂けると思います。

私は前回の記事で以下のように書きました。
-------------------------------------------------------------
(以下、過去記事より一部抜粋して引用)
一昨日の私のツイートで、
>近年のNHKは「天皇を頂点にいただいた明治維新や明治政府は悪」というスタンスが顕著なので、幕末に江戸幕府が出来なかった #承久の乱(=幕府による朝廷制圧の成功)という話をNHKがやりたがる気持ちも、よく分かりますw
と書いたのは、こういった反朝廷的な人物をあえて大河ドラマの主人公にすえて優遇しつつ、2年前と5年前の大河ドラマでは薩摩と長州による維新革命(朝廷の力を背景とした幕府打倒)をホームドラマ一色にぬりつぶして隠ぺいしたNHKのドラマ制作姿勢に
「明らかな政治的意図が見受けられる」
と私は指摘している訳です。

私は「反朝廷的な歴史認識は悪だ」と言っている訳ではありません。
そうではなくて、NHKは「自分たちは公平中立」とうたっておきながら、
こっそりと視聴者を洗脳するようなやり方で偏った歴史認識を視聴者に刷り込もうとしている。そのNHKのやり方が悪なのだ」
と述べているだけのことです。

別に私は「ひねくれた物の見方をして重箱の隅をつついている」というつもりは全く無いんですよ。

「客観的にNHKを観察していれば、当然そういう結論になる」と述べているだけです。

サヨクの政治スタンスはいつも明確でわかりやすい」などという事は、私は昔からずっと指摘し続けている話ですし、私の認識に誤りがあった事は基本的に今まで無かったと思います。

「サヨクは明治維新や明治政府が嫌いである」
(※地域的な(例えば東北と西日本とかで)温度差はあるとしても)

基本的にこの考え方で間違ってないだろうと私は確信してます。

あとは「中国・韓国・北朝鮮にとって不都合なことは言わない、書かない」とか、「憲法改正に肯定的なことは言わない、書かない」とか、これほどまでに分かりやすい人種というのは滅多にいません。
基準は非常に明確です。

常識的に考えれば、こんなことは誰でも分かる話でしょう?
(以下略)
-------------------------------------------------------------

>「サヨクは明治維新や明治政府が嫌いである」

全ての理由は、ここから来てます。

この番組で「孝明天皇毒殺説」を「可能性は結構有り」と(上記の磯田氏のピクチャでの発言でもそれは顕著だが)という方針で番組をディレクションしたのは、最近のNHKの報道姿勢が「そういう方向性」にあるからです。前回も書きましたけど、別に難しく考える必要はありません。

そしてこの番組の中でも、毒殺説を積極的に唱えていたのは、あの(いかにもサヨクの)高橋源一郎です。

それに対して、ちゃんとした幕末専門の歴史家である家近良樹氏は、もちろんそれを全面的に否定しておりました。

200117_vd9g321c1apl1a_0007.jpg

ここまでは、まあ良しとしましょう。

しかしその後、上記のピクチャにもあるように磯田氏は(ちゃんとした専門家であるにもかかわらず)「証拠はないけど嫌疑は消えてない」と述べて、もう一人ゲストでいた上田某とかいう訳の分からない男は「薩長からすれば邪魔だったから可能性としては否定できない」みたいな事を述べて、毒殺の「可能性は結構有り」という番組のディレクションに導いておりました。

磯田氏は確か2年前、大河「西郷どん」で今回家近氏が述べていたように
「首謀者とされている岩倉具視は孝明天皇の崩御を心の底から嘆いていた」という形で歴史考証をしていたと記憶してますけど、今回はどうしちゃったんでしょうね?
(※それ以外でも、なんだか最近の『英雄たちの選択』は、歴史に対するこだわりが昔と違ってザルになっているような気が私にはする。私以外でも、そう言ってる人を他で見かけた事がある)




それでは以下に、ちょっと専門的な話をします。

今回の番組でアーネスト・サトウの記述が取り上げられていましたように、サトウを調べるにあたって、この問題は避けて通れません。

ですから、私は以前この問題について、それなりに調べた経験があります。

大体のところは、上記の孝明天皇wiki 「崩御にまつわる疑惑と論争」に書いてある通りで、また番組の中でも磯田氏が「確かに学会主流では否定済みの話なんです」と述べていた通り、普通に考えれば毒殺を積極的に肯定する理由(証拠)はありません。

私が知るところでは、wikiにも少し書いてあるように、この毒殺説を肯定している学者としては幕末歴史学の権威である石井孝氏(故人)がいます。
(※中村彰彦氏が毒殺説を唱えていたのは、この番組で初めて知った)

この石井氏は学界では有名な『明治維新の国際的環境』を書いた人ですからサトウを調べるにあたっては、この人もやはり不可避な存在と言えます。

この人は『近代史を視る眼』という本の中で「孝明天皇毒殺説」を肯定しています。更に本の中で戦前の日本の軍国主義をかなり批判しています。

余談ながらこの本の中で石井氏は、萩原延壽先生が書いたサトウの伝記『遠い崖』に対して、著作権に関係するクレームもつけております。

他に私が知る限りでは、海音寺潮五郎先生が「孝明天皇毒殺説」を肯定しています。その理由としては、今回の番組で磯田氏が述べていたように医師の伊良子光孝氏の論文が根拠のようです。
(※ちなみに海音寺氏は島津斉彬の毒殺説も積極的に肯定する人である)

しかし、これもwikiを読めばわかるように、それほど毒殺と断定できるような根拠とはなり得ていません。

しかも、「薩長側、ましてや岩倉具視がやった」などという史料的な証拠は一切ありません。

後世の人間から見た「後付け論」によって、毒殺肯定派が勝手にそのような憶測をしているだけの事です。
(※ある意味、アーネスト・サトウもその一人と言えるかもしれないが)

ですから大佛次郎氏も『天皇の世紀』では毒殺説を否定してますし、他の有名な歴史家もほとんどが否定しています。
(※サトウの伝記の著者である萩原延壽先生も、もちろん否定的である)

実際、当時サトウの上司だったイギリス公使ハリー・パークスも、
「(孝明)天皇の崩御は、次の天皇が幼年なので、むしろ幕府、特に新将軍の徳川慶喜にとっては力をのばず好機である」
といったような事を本国へ報告していますし、幕府を応援していたフランスのロッシュも、孝明天皇の崩御によって「薩長側が有利になった」とは全く見ていませんでした。

当時の目で見て「毒殺」が疑われるのであれば、むしろ幕府側だったのでは?とも言えるでしょう。
(※「兵庫開港」の判断が半年後に迫っていたので孝明天皇に反対されたら困るとか、理由はいくらでもつけられる)

まあ、これもあくまで極論ですけどね。





それはともかく。

本来であれば「孝明天皇毒殺説」が、今回の番組のように積極的に肯定される理由は全くありません。

今回そうなった原因は、繰り返しますが、
>「サヨクは明治維新や明治政府が嫌いである」
この事に尽きます。


私には、今回の番組で家近氏が述べた次のセリフが、とても印象的でした。

「現実的には、史実として私はまず(毒殺は)無いと思いますね。だけど、そう言うと嫌われるんですよ
(この発言の直後、ゲストや司会の全員がどっと笑う)


そりゃ嫌われるだろうねえ。

「NHKがこっそりと作り上げようとしている雰囲気」(=明治維新は悪)を読まずに、それを無視して歴史学者として誠実であろうとすれば、そりゃ多くの人から嫌われるだろうと私も思いますね。

【以下、テンプレート解説】このブログで使っている言葉の定義について
<“左翼”ではなくて“サヨク”>
今の日本で“左派”と呼ばれている連中は、本来の意味での“左翼”ではなくて、単なる「憲法9条的な戦後サヨク」といった意味合いの物でしかないので(しかし今の日本で彼らは“左翼”ではなくて“主流派”である)、私は“左翼”ではなくて“サヨク”という言葉を使っている。

<“保守”ではなくて“いわゆる保守”>
先の大戦の敗北によって従来の価値観をほぼリセットされた戦後の日本では、真に“保守”すべき日本の国柄は既にほとんど失われている。また今の日本で「独立自尊」「自主憲法の制定」を唱えるのは“保守派”ではなくて“改革派である。それ故に一番相応しい呼称は“反サヨク”と呼称すべきだがそれでは「通りが悪い」ので、私は“いわゆる保守”という言葉を使っている。

「戦前の価値観」を知っている日本人がまだ数多く存命していた昭和の終わりまでは“保守”も“左翼”もある程度は字義通り通用していたのかも知れないが、戦後の日本しか知らない日本人が大半を占める今の日本社会では「かつての字義はほとんど通用しなくなっている」という事である。

※過去に何度か誤読されたり、こういった説明をする必要に迫られた事があるので、テンプレートとしてここに明示しておく。

「NHK解体」に関するまとめ(十例)

(1) 日本の公共放送であるにもかかわらず、「自立国家・日本」が主張すべき意見を封殺し、しかも運営資金のほとんどを日本人が負担しているのに、中国・朝鮮、又は旧GHQ(特に米国の立場を優先するような番組しか制作しない。 リンク1リンク2

(2) 受信料制度に様々な不備があり、甚だ公平性を欠いている。また「国営なのか?非国営なのか?」という点も不明瞭である。「国営放送局の新規創設」「民営化」「スクランブル化及びペイパービュー」などが検討されて然るべきである。 リンク1リンク2リンク3リンク4
(※NHK受信契約訴訟の最高裁判決(平成29年12月6日)に関する記事)
「NHK受信契約訴訟・最高裁判決」から私が考えた事(2017/12/9)

(3) 局の政治的及び思想的スタンスが左側の言論に偏っている。「いわゆる保守系」の言論人はほとんどNHKの番組から排除されている。 リンク1リンク2

(4) 昔はともかく、現在では朝日新聞よりもNHKのほうが害が大きい。朝日は儲からなくなれば方針転換を余儀なくされ、また新聞業界自体が斜陽産業である。一方NHKには潤沢な資金(税金)があり、更には「映像や音声で直接感覚に訴える」という高いプロパガンダ能力もある。 リンク1リンク2

(5) 「弱者・被害者」報道は公共放送として、もちろんあって然るべきだが<言葉狩り><論点ずらし><自己保身><イデオロギー闘争>に利用する為にNHKの場合、それが至上命令となっておりやり過ぎである。 リンク1リンク2

(6) NHKの原発報道は「反原発」一色で、「原発再稼働」側の意見は皆無に等しい。現在多くの国民が患っている「原発アレルギー」は、NHKが3.11以降に垂れ流してきた“音声”と“映像”によって作り上げられた、と言っても過言ではない。 リンク1リンク2リンク3拙ブログの「反原発」関連カテゴリへのリンク

(7) 外部の識者による「討論番組」が異常に少ない。「国民にオープンな討論番組を見せる」という姿勢が甚だ欠如しており公共放送として失格であり、また民主主義(選挙制度)の観点から見ても失格である。 リンク1リンク2

(8) 「表現の自由」を盾に一切の干渉を排除し、リベラル知識人特有の「上から目線(=「国民は愚民」という意識)」も強烈で、公共放送の在り方や番組の内容について「国民にアンケートを採る」という事を一切しようともせず、非常に独善的であるリンク1リンク2

(9) 「JAPANデビュー反日台湾番組」や「佐村河内のヤラセ番組」等、非常に問題のある番組を数多く放送してきたが、責任を全く感じていない。 リンク1リンク2

(10) 一般のマスメディアで取り上げられる事はほとんどないが、NHK職員の不祥事は異常に多い。また公共の受信料で成り立つ放送局としては職員の待遇がお手盛り過ぎるという問題もある。 リンク1リンク2


その他にも、NHKが制作してきた数多くの「媚中番組」「韓国・朝鮮人擁護番組(ヘイト関連含む)」「旧民主党・旧民進党擁護番組」等の問題、また近年急速に内容が劣化している「NHK大河ドラマ」の問題などもありますが、それらは上記から割愛しました。

【結論】NHKを解体して、国民にとって必要最低限の事を放送する国営放送局を立ち上げ、残りは民営化すべし。(了)

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NHK大河「鎌倉殿の13人」「青天を衝け」「麒麟がくる」などについて

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なんだかよく分かりませんが、先日早々(はやばや)と再来年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の発表がありました。

来年の大河ドラマ「青天を衝け」(渋沢栄一もの)の発表は昨年の9月のことでしたけど、なんなんでしょうね?この不規則な大河決定リリースのタイミングは。

そんなわけで今回は久々に大河ドラマの事について書こうと思います。
(※と言っても昨年はほとんど見てないし、今年も見るつもりはないし、再来年も多分見ないだろうから、軽~く触れる程度の話ですけど)

2022年 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」
三谷幸喜が贈る予測不能エンターテインメント! 2020.01.08
http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=21781
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上記の私のツイートで今回発表された再来年の大河「鎌倉殿の13人」について、
>ついでに言うと昨日ブログのコメント欄にも書いた通り
と書いたのはこのコメントの事です。

(以下、2020/01/07に当ブログのコメント欄に書いたコメントより引用)
「気分を害するからNHKを見ない」というのは、かなり有効な対処方法だと思います。特に「NHKの8月の戦争番組」に対しては、それが一番有効な手段です。

ただし今回紹介したこのEテレの番組は「気分が悪くなる」という程のものではありませんでした。

まあNHKが毎年5月3日の「いわゆる憲法記念日」に見せる報道スタンス=「説得力のある保守派(改憲派)の意見は完全に排除する」というパターンと同じで、その点に不満やストレスを感じてしまう人には不向きな番組だった、といった感じです。

憲法改正を容認するような意見は完全に思考の外に置き、それでいて「ナショナリズム」の上っ面だけ(それっぽい知識だけ)を学んだ気分に浸(ひた)れるという、その程度の番組に満足できる人であれば(一般的に言えば「公務」の仕事に就く場合は「憲法遵守」の思想を求められるでしょうから、例えばそういった人であれば)見ても損はしない番組だったと思います。

ただし私のような幕末史に詳しい人間からすると、近年のNHKの報道姿勢は「明治維新や明治政府は悪」という印象操作が顕著で(このブログの「歴史、ドラマ、小説」カテゴリ等で私も過去に何度か書いてますけど)この番組で最初に紹介されたベネディクト・アンダーソンの著書『想像の共同体』でも「明治政府は悪」という主張が見受けられました。

日本における「ナショナリズム」を語る場面で「明治維新や明治政府は悪」と言っておきながら「幕末の尊王攘夷運動」を完全に無視したり、また南北アメリカ大陸の諸国家が植民地状態から独立した事に番組で触れておきながら「現在の日本国憲法は占領統治下に作られた憲法である」という事には全く言及しないとか、私に言わせれば「ことごとく片手落ちである」と言わざるを得ない番組内容でした。

ただそうは言っても、そこまで気にする、私のような視聴者は多分ものすごく例外的な存在でしょうから、仕方ありません。

しかしそれ以外にも時折り「ネットウヨク」や安倍政権を揶揄するような「茶々入れ」も見受けられましたから(特に島田雅彦から)、まあウザいと言えばウザい番組だったとも言えるでしょう。
(※なんせ「独裁(独善)大好きなNHK」は、我々に反論を許さないんですから)(了)


このコメントの中で
>(このブログの「歴史、ドラマ、小説」カテゴリ等で私も過去に何度か書いてますけど)
と書いているのは、例えばこの時の過去記事がそれに該当します。

野田聖子発言と「西郷どん」と安倍総理の「憲法改正」の関係性(2018/01/18)

この記事以外でもそういった指摘は何度か書いてますが、多分この時の記事が一番シンプルにまとまっている内容だと思います。

そして拙ブログのカテゴリリンクも以下に貼っておきます。

歴史、ドラマ、小説 カテゴリ
NHK大河「花燃ゆ カテゴリ


ちなみに、今回決定した「鎌倉殿の13人」の主役“北条義時”についてwikiに興味深いことが書いてありますので、以下に抜粋してご紹介しましょう。
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(以下、北条義時wikiより抜粋して引用)
義時は武家政権成立期においては欠かす事のできない重要人物であるが、承久の乱における幕府軍の総大将であり戦後に天皇を廃し3人の上皇を配流しているため、明治時代の天皇制国家においては皇室絶対の視点から同情の余地の無い逆臣で不遜の人として多くの筆誅が加えられた。(以下略)
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一昨日の私のツイートで、
>近年のNHKは「天皇を頂点にいただいた明治維新や明治政府は悪」というスタンスが顕著なので、幕末に江戸幕府が出来なかった #承久の乱(=幕府による朝廷制圧の成功)という話をNHKがやりたがる気持ちも、よく分かりますw
と書いたのは、こういった反朝廷的な人物をあえて大河ドラマの主人公にすえて優遇しつつ、2年前と5年前の大河ドラマでは薩摩と長州による維新革命(朝廷の力を背景とした幕府打倒)をホームドラマ一色にぬりつぶして隠ぺいしたNHKのドラマ制作姿勢に
「明らかな政治的意図が見受けられる」
と私は指摘している訳です。

私は「反朝廷的な歴史認識は悪だ」と言っている訳ではありません。
そうではなくて、NHKは「自分たちは公平中立」とうたっておきながら、
こっそりと視聴者を洗脳するようなやり方で偏った歴史認識を視聴者に刷り込もうとしている。そのNHKのやり方が悪なのだ」
と述べているだけのことです。

別に私は「ひねくれた物の見方をして重箱の隅をつついている」というつもりは全く無いんですよ。

「客観的にNHKを観察していれば、当然そういう結論になる」と述べているだけです。

サヨクの政治スタンスはいつも明確でわかりやすい」などという事は、私は昔からずっと指摘し続けている話ですし、私の認識に誤りがあった事は基本的に今まで無かったと思います。

「サヨクは明治維新や明治政府が嫌いである」
(※地域的な(例えば東北と西日本とかで)温度差はあるとしても)

基本的にこの考え方で間違ってないだろうと私は確信してます。

あとは「中国・韓国・北朝鮮にとって不都合なことは言わない、書かない」とか、「憲法改正に肯定的なことは言わない、書かない」とか、これほどまでに分かりやすい人種というのは滅多にいません。
基準は非常に明確です。

常識的に考えれば、こんなことは誰でも分かる話でしょう?



ちなみに冒頭でも書きましたように、私は再来年のこの鎌倉大河は多分見ないと思います。まあ私は幕末以外の大河はほとんどチェックしませんから。
(※私は三谷の『真田丸』もほとんど見てない)

過去に何度か書いておりますが、私の気持ちの中で大河ドラマは2000年の「葵徳川三代」で終了しておりますから、現在やっている大河は基本的に「ほとんど見るに値しないもの」だと思っております。

昔の大河を動画なりDVDなりで鑑賞したほうが百倍マシだと思いますよ。今どきの大河は、とてもじゃないけど見るにたえません。

特に2年前と5年前は私の守備範囲である幕末大河だったので「歴史描写の扱いをチェックするためだけに、拷問されるに等しい苦行」を毎週体験させられましたw

といいますか、再来年の話をする前に、来年は「渋沢栄一」なんですよ。
また幕末ですよ。




作・大森美香、主演・吉沢 亮
日本資本主義の父・渋沢栄一を描く!
2019.09.09
http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=20240
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そりゃまあ幕末の専門家である私としては、内容はチェックしますよ。
(※2年前と5年前と同様に、序盤で苦行的な拷問をうけて、ギプアップしない限りは)
私は以前、渋沢栄一の事を詳しく調べた事もありますし。

しかも昨年の9月にツイートで書いたように2年前と5年前のあのゴミクズと比べれば、多少なりともマシになるのは当たり前の話でしょうし。

2年前と5年前は、まともに歴史ドラマを作る気がゼロ、作る能力もゼロ、更に政治的な(薩長の)タブーもあったので創作の幅も狭くさせられていた。あまつさえ最初から失敗作になる事を見越して、責任を分散するために複数の脚本家を使って書かせていた。

そりゃ、あの時よりはマシになるでしょうよ。どうやったって。




そして、最後に今年の大河と昨年の大河についても触れておきましょう。

NHK 大河ドラマ『麒麟がくる』
https://www.nhk.or.jp/kirin/index.html

初回放送日変更のお知らせ NHK 大河ドラマ『麒麟がくる』
https://www.nhk.or.jp/kirin/news_191126.html
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<以下、当ブログの過去記事より関係部分を抜粋して引用>

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今年のNHK大河ドラマ『西郷どん』に関するまとめ・総評(2018/05/28)
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(以下、過去記事より一部抜粋して引用))
そしてなぜNHKがこういった「スイーツ大河」ばかりを粗製乱造するのかと言えば、その理由も私は3年前にかなり詳しく書きましたので興味のある方は以下の記事を参考になさって下さい。

なぜ大河ドラマは滅びるのか 後編(2015/03/01)

ただし、NHKも多少反省をしているのか、再来年の大河は脚本に池端俊策氏を起用する予定みたいですから、少しは方向転換する気があるのかも知れませんが、私としては『今更何やっても無駄だよ』と思ってますけどね。

2020年 大河ドラマ 制作・主演決定!脚本 池端俊策 & 主演 “明智光秀” 長谷川博己 (2018.04.19)
http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=14251

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まあ私としてはジェームス三木先生は別格としても、池端俊策氏への評価は、多少微妙な所もあります。両氏は3年前に「経世済民の男」で共に脚本を書いておりましたので、その時に少しだけ論評を書きました。

経世済民の男「高橋是清」。脚本はジェームス三木(2015/08/30)

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しかしまあ、この両氏であれば「慶喜を守る為とはいえ、主人公である西郷に人殺しをさせる」とか、「大久保に月照殺害の命令を出させる」とか、そんなわざわざ入れる必要もないエピソードなんか入れないでしょうし、ましてや今回の『西郷どん』で散々描かれている女性キャラによる「場違いな自己主張の場面」なんか入れるはずもありません。
(※というか、どう見ても『西郷どん』の脚本家は男性キャラには全く思い入れが無く、女性キャラにはやたらと思い入れたっぷりに持ち上げる描写が多い。男(西郷)が主人公のはずなのに。まあ女性が主人公だったのに「全くろくでもない女性キャラだらけ」だった『花燃ゆ』と比べてどっちが酷いのか?よう分からんけど。とりあえずどっちも「幕末の歴史には全く興味が無い脚本家が書いている」というのは見事に共通してるよな)
(以下略)
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西郷どん、翔ぶが如く、西南戦争、司馬遼太郎、山本七平などについて(2018/12/15)
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(以下、過去記事より一部抜粋して引用))
余談ですが、来年の大河ドラマ『いだてん』について。

上記のツイートでも書いてますけど、私は全く関心がありません。
このブログで取り上げる事も多分ほとんど無いでしょう。
(※昨年の『直虎』、一昨年の『真田丸』がそうであったように)

ただ一つだけ指摘しておきたいのは、この『いだてん』という作品が珍しく近現代を扱った作品であるという事について、これはもちろん再来年の「東京五輪2020」に合わせたもの、という理由もあるのでしょうけど、私はもう一つ理由があるのではなかろうか?と思っています。

と言いますのは、昭和62(1987)年、及びその翌年に『独眼竜政宗』『武田信玄』が大ヒットした理由として、その直前の近代路線3部作『山河燃ゆ』『春の波涛』『いのち』(=来年の『いだてん』同様、朝ドラに毛が生えたような作品)の反動があったから大ヒットした、というのはもはや大河ファンの定説になっていると言っても良いでしょう。
(※ちなみに私は『春の波涛』だけはDVDで全話見た。『山河燃ゆ』は序盤だけ見た。『いのち』は一切見てない)

多分来年の『いだてん』及び再来年の『麒麟がくる』(明智光秀の作品)についても、そのパターンによる「二匹目のどじょう」を狙っているのではないでしょうか。
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一年間、大河枠で「朝ドラもどき」を放送する事によって、従来の大河ファン及び歴史ファンの気持ちを一年間じらしておいて「その反動に期待する」といったパターンを(今回は3年間ではなくてたった1年間だが)30年ぶりにNHKは狙っているのでしょう。

しかし多分その目論見は失敗するだろう、と私はみています。

今の大河ドラマの作品の質は、80年代、90年代の作品とは比べ物にならないくらい劣化していますし、更に言えば「じらされる」という程、大河ドラマに期待を寄せている視聴者も今はほとんどいないでしょうから、多分これを機会に、逆に「大河」を見限る層が増えるんじゃなかろうか?と思います。

そりゃそうでしょう。

どうせ待った所で放送されるのは『西郷どん』などという低レベルなゴミ作品ぐらいのものなのだから。

そんなもん誰が待つか、という話ですわ。
(以下略)
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(以上、引用全体を終了)
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上記で書いてある通り、私は昨年の『いだてん』は序盤以外、ほとんど見てません。

まあこういった大河ドラマの記事を書く時は毎回「大河ドラマと視聴率」のことを私はこれまで繰り返し書いてきておりますので、そのことについてはここでは触れません。

ただし一点だけ、言いたいことがあります。

2年前と5年前のあのゴミ大河を論評する際にもこのブログで何度か引用したことがある、
「BUSHOO!JAPAN 」
というサイトについて、このサイトの歴史観がイビツであることは、私は2年前と5年前にも何度か指摘しました。

さすがに昨年の『いだてん』は私自身の興味も薄かったということもあり、このサイトを覗いたのは一、二回だけです。

その一、二回覗いただけの感想とはいえ、やはりこのサイトでずっと大河論評をやっている「武者震之助」という人物は、昨年の『いだてん』についてもクソミソにけなしておりました。

しかしそれは多分、ドラマの出来とはほとんど関係がないものなんだろう、と私は思います。

おそらくそれも「サヨク独特のバイアスがかかった主張」によるものです。

これはおそらく多くの人も気がついていると思いますが、
「サヨクは東京オリパラ2020が嫌い」ですから。

それは共産党に関わっている人々とかの意見を見れば、誰にだって分かる話でしょう?

日本国民が一体となって盛り上がるような行事は、サヨクは嫌いなのです。
(※あと朝鮮半島の連中もこの考え方と同じなので、自然とそうなる)


ねえ?分かりやすいでしょう?w
サヨクの方々の主張というのは。
なぜか不思議と、世間ではこの事について全然触れられませんけど。




最後に、今年の明智光秀の大河ドラマについては、特に何も言うことはありません。

上記の昨年12月に書いた記事の通りです。
「そりゃまあやっぱり、コケるでしょ」ということです。

まさか私も、出演者が麻薬取締法違反で捕まって、
「それが原因で大コケする」
なんて事までは予想してませんでしたけどw

このおかげで「2019年の朝ドラ大河の反動に期待する」というNHKの作戦自体が、出だしから「大コケ」して大ブレーキがかかってしまいましたね。
(※出馬ゲートが開いた瞬間に、騎手が落馬したようなもんだ)

どのみち私は元々見るつもりはなかったので、まあどうでもいい話ですが。

【以下、テンプレート解説】このブログで使っている言葉の定義について
<“左翼”ではなくて“サヨク”>
今の日本で“左派”と呼ばれている連中は、本来の意味での“左翼”ではなくて、単なる「憲法9条的な戦後サヨク」といった意味合いの物でしかないので(しかし今の日本で彼らは“左翼”ではなくて“主流派”である)、私は“左翼”ではなくて“サヨク”という言葉を使っている。

<“保守”ではなくて“いわゆる保守”>
先の大戦の敗北によって従来の価値観をほぼリセットされた戦後の日本では、真に“保守”すべき日本の国柄は既にほとんど失われている。また今の日本で「独立自尊」「自主憲法の制定」を唱えるのは“保守派”ではなくて“改革派である。それ故に一番相応しい呼称は“反サヨク”と呼称すべきだがそれでは「通りが悪い」ので、私は“いわゆる保守”という言葉を使っている。

「戦前の価値観」を知っている日本人がまだ数多く存命していた昭和の終わりまでは“保守”も“左翼”もある程度は字義通り通用していたのかも知れないが、戦後の日本しか知らない日本人が大半を占める今の日本社会では「かつての字義はほとんど通用しなくなっている」という事である。

※過去に何度か誤読されたり、こういった説明をする必要に迫られた事があるので、テンプレートとしてここに明示しておく。

「NHK解体」に関するまとめ(十例)

(1) 日本の公共放送であるにもかかわらず、「自立国家・日本」が主張すべき意見を封殺し、しかも運営資金のほとんどを日本人が負担しているのに、中国・朝鮮、又は旧GHQ(特に米国の立場を優先するような番組しか制作しない。 リンク1リンク2

(2) 受信料制度に様々な不備があり、甚だ公平性を欠いている。また「国営なのか?非国営なのか?」という点も不明瞭である。「国営放送局の新規創設」「民営化」「スクランブル化及びペイパービュー」などが検討されて然るべきである。 リンク1リンク2リンク3リンク4
(※NHK受信契約訴訟の最高裁判決(平成29年12月6日)に関する記事)
「NHK受信契約訴訟・最高裁判決」から私が考えた事(2017/12/9)

(3) 局の政治的及び思想的スタンスが左側の言論に偏っている。「いわゆる保守系」の言論人はほとんどNHKの番組から排除されている。 リンク1リンク2

(4) 昔はともかく、現在では朝日新聞よりもNHKのほうが害が大きい。朝日は儲からなくなれば方針転換を余儀なくされ、また新聞業界自体が斜陽産業である。一方NHKには潤沢な資金(税金)があり、更には「映像や音声で直接感覚に訴える」という高いプロパガンダ能力もある。 リンク1リンク2

(5) 「弱者・被害者」報道は公共放送として、もちろんあって然るべきだが<言葉狩り><論点ずらし><自己保身><イデオロギー闘争>に利用する為にNHKの場合、それが至上命令となっておりやり過ぎである。 リンク1リンク2

(6) NHKの原発報道は「反原発」一色で、「原発再稼働」側の意見は皆無に等しい。現在多くの国民が患っている「原発アレルギー」は、NHKが3.11以降に垂れ流してきた“音声”と“映像”によって作り上げられた、と言っても過言ではない。 リンク1リンク2リンク3拙ブログの「反原発」関連カテゴリへのリンク

(7) 外部の識者による「討論番組」が異常に少ない。「国民にオープンな討論番組を見せる」という姿勢が甚だ欠如しており公共放送として失格であり、また民主主義(選挙制度)の観点から見ても失格である。 リンク1リンク2

(8) 「表現の自由」を盾に一切の干渉を排除し、リベラル知識人特有の「上から目線(=「国民は愚民」という意識)」も強烈で、公共放送の在り方や番組の内容について「国民にアンケートを採る」という事を一切しようともせず、非常に独善的であるリンク1リンク2

(9) 「JAPANデビュー反日台湾番組」や「佐村河内のヤラセ番組」等、非常に問題のある番組を数多く放送してきたが、責任を全く感じていない。 リンク1リンク2

(10) 一般のマスメディアで取り上げられる事はほとんどないが、NHK職員の不祥事は異常に多い。また公共の受信料で成り立つ放送局としては職員の待遇がお手盛り過ぎるという問題もある。 リンク1リンク2


その他にも、NHKが制作してきた数多くの「媚中番組」「韓国・朝鮮人擁護番組(ヘイト関連含む)」「旧民主党・旧民進党擁護番組」等の問題、また近年急速に内容が劣化している「NHK大河ドラマ」の問題などもありますが、それらは上記から割愛しました。

【結論】NHKを解体して、国民にとって必要最低限の事を放送する国営放送局を立ち上げ、残りは民営化すべし。(了)

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テーマ:報道・マスコミ - ジャンル:政治・経済

NHKのEテレで元旦に放送された「100分deナショナリズム」について

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遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。


さて、年末年始にかけてのニュースは、レバノンへ不法出国したカルロス・ゴーン被告一色だったところへ、一昨日、アメリカによるイランのソレイマニ司令官殺害のニュースが急きょ加わりました。

しかしまあ、私はこういった国際的なニュースに関してはあまり詳しく書けませんので、明日の青山繁晴先生の虎ノ門ニュースを…と思っていたら、虎ノ門ニュースの公式サイトをチェックしてみたところ、明日は別のメンバーによる虎ノ門ニュースという事のようです。

しょうがないですね。一週間後の青山さんの登場回を待ちましょう。
(※あと、青山さんのブログで多少は解説があるかも知れません)




年末年始のNHK報道について少し書いておきたいと思います。

「ゆく年くる年」で韓国の寺がどうのこうの、という事には特に何も言う事はありません。私はそういったお決まりの「嫌韓ネタ」で視聴数を稼ぐつもりもありませんし、そういったネタは他の有力なブログで散々書かれている事でしょうから。なんだか数年前にもそんな話を見かけたような気がしますけどね、「ゆく年くる年」だったか何かで。

他のNHKの番組については、例えば“あの武田真一”が出ていた元旦のNスペとか、毎年NHKと民放が自局のドラマ及びバラエティ番組の宣伝をしているだけの番組とか、批判しようと思えばいくらでも批判できる番組があるにはあったのですけれども、まあ一つだけ選んで批評するというのであれば、やはりこれでしょうか。



100分deナショナリズム:100分 de 名著
[Eテレ] 2020年1月1日(水) 午後10:00~午後11:40(100分)
https://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/2020special/index.html

(以下、NHK公式サイトより抜粋して引用)
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古今東西の「名著」を、25×100分で読み解く「100分de名著」。スペシャル版として「100分deナショナリズム」を放送します! 今回は、「ナショナリズム」がテーマ。多角的なテーマから名著を読み解くことで、「ナショナリズムとの向き合い方」について考察します。 通常の4回シリーズではなく、100分間連続の放送でお届けします。

<番組内容>
トランプ政権の登場、極右勢力の台頭など世界で燃えさかるナショナリズム。古今東西の「ナショナリズム論」の名著を解説し、ナショナリズムとの向き合い方を考える。

<詳細>
トランプ政権の登場、各国での極右勢力の台頭など、今、世界で燃えさかるナショナリズム。そこに共通しているのは「自国民、自民族を第一としてそれ以外のものを排除する政策」「徹底した不寛容性」「極端なまでの愛国心の鼓舞」だ。番組では、古今東西の「ナショナリズム論」を社会学者、政治学者、作家、漫画家などのさまざまな視点から解説し、「ナショナリズムとどう向き合うか」を探りながら難解な名著を易しく解説する。

<出演者ほか>
【司会】稲垣吾郎,安部みちこ,【ゲスト】社会学者…大澤真幸,作家…島田雅彦,東京工業大学教授…中島岳志,漫画家…ヤマザキマリ,【朗読】松尾諭,【語り】小口貴子

なにしろ、タイトルからして「ナショナリズム」ですからね。

番組内容については、もちろん私が納得できるような内容のものではありませんでした。そりゃそうでしょう。NHKなんですから。
(※しかも、あの札付きの“Eテレ”である)

そして番組内容の詳細についても、それを詳しく書くつもりはありません。まあ番組出演者の面子からしてもNHKのお約束である「左側通行」をちゃんと守った番組である事は当然で、詳しく解説しても不毛なだけですから。

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<番組出演者について>

島田雅彦:一応wikiのリンクも貼っておきますが、この人は自らサヨクと名乗っている通り、もちろんそちら側の識者です。

ヤマザキ マリ:マンガ家らしいのですが、一応著述家という事だそうです。私もマンガにはウルサイ人間で、一度この人の『テルマエ・ロマエ』を少しだけ読んでみた事があります。でもイマイチ微妙な内容だった記憶しかありません。ついでながらwikiを見ると「シングルマザー」だそうです。

中島岳志:この人は多分NHK的には「右側」の代表として番組に呼んでいたのだと思います。私は全く「右側」の人間だとは思ってませんけど。と言いますのは、この人は一応「旧・西部邁系列」の識者で(このブログにも反米、反TPP、西部邁というカテゴリがあるが)この西部系列の人々は、
「右側として唯一NHKに呼ばれるが、本質的には共産党系の人間である」
(※その事は、このブログでも過去に何度か触れた事がある
という事であって、この中島岳志も過去に何度か、特にEテレの番組に出演経験のある人物です。
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(※青山繁晴先生のような、基本的には敵性国家の要素が強いチャイナ南北朝鮮には厳しい意見を述べ、同盟国であるアメリカにもそれなりに批判的な意見を述べる、というような“健全な保守派”ではない、という事。そういった“健全な保守派”の識者は、ここ4、5年ぐらいNHKの番組ではほとんど見かけた記憶が無い)

大澤真幸:私はよく知らないのですがwikiを見ると、宮台真司・香山リカ・金子勝・木村草太あたりと度々共著を書いているという事は、まあ大体そういった系統の人なんでしょう。


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しかしまあ、この番組についての感想を少しだけ述べますと、こういった界隈(いわゆるサヨク界隈)に抵抗が薄い若い人が見るのであれば、この程度の番組でもそれなりに「知性を磨くためには」役に立つ、とは言えると思います。

こういった点が「いわゆる保守」の人達は弱いんですよね。

これらサヨクの人達であっても、サヨクなりに「ナショナリズム」について最低限の知性に基づく形で、このように理論的な話が出来るのです。

では逆に、我々「いわゆる保守」の人間が「リベラリズム」について、彼らと同じように知性を重視して語れるのか?と言いますと、私ははなはだ疑問に思います。
(※そういった事が出来るとすれば青山さんとか数人ぐらいのものだろう)

やれ「韓国人は反日!」だの、やれ「朝日新聞は反日!」だのと(そんな大げさに騒がなくても、そんな事みんな分かってる話でしょ?と)そういった憂さ晴らしだけで満足しているような人々に、そんな事が出来ますか?と、私は本当にそういった点では心もとない気がします。



まあ、それはともかく。

そう言えば、この番組の中でも相変わらず「ネットウヨク」および「ネットウヨ」という言葉を耳にしたのですけど、やはりNHK的にはそういった言葉は差別語ではない、という事なんですかね。
(※左やサヨクを揶揄するようなそういった差別的な言説はもちろん一切なかった。随分と一方的な差別意識だよなあ、と私なんかは思うんだけど)

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2018年7月21日 NHK「おはよう日本」でヘイトスピーチに関する報道(2018/07/21)
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(以下、過去記事より一部抜粋して引用)
最後に、これは余談のようでそれほど余談でもないのですが、サヨクや左界隈がよく使っている
「ネトウヨ」
という単語について、私は数年前から不思議に思っているのですが、これって「ヘイト」に該当する「侮蔑語」なんじゃないんでしょうか?

「差別用語」に関する定義として、客観的な事実を伝えるためだけにその言葉を使ったとしても、その事をもってして「差別である」と認定される事はないはずです。

「差別である」と認定される要件は、その言葉を使う事によって「侮蔑する意志がある」と明らかに分かる場合のはずです。

「ネトウヨ」を使っている人には明らかに侮蔑の意志が見受けられます

私自身はこれまで「マスゴミ」という侮蔑語を度々使ってきております。

しかし「マスゴミ」という言葉は、NHKなどの「巨大メディア」に対して使っている侮蔑語であって、決して弱者に対して使っている言葉ではありません。

これはある意味、NHKや朝日などの左系のメディアが「モリカケ」その他で安倍総理を叩きまくっていた事と大差ありません。「権力に対する監視である」という免罪符を利用している点に重点をおいて言うのであれば。

「ネトウヨ」という単語が普通にまかり通っている現状と、NHKが言う所の「在日に対するヘイトがまかり通っている」という現状と、一体どのような違いがあると言うのでしょうか?


ついでに言っておきますと、私はNHKの番組内で「ネトウヨ」という「差別語」を耳にした事が過去に何度かあります。

NHKの番組で「ネトウヨ」という単語はフリーパスなんですかね?(了)
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さて、それでは最後に、番組の終わりのところで語られていた「終章・ナショナリズムのゆくえ」の部分だけ、少し書き起こしをしておきます。
(※ただしヤマザキ マリの話は、識者と呼べるレベルの話ではなかったので割愛する)

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「終章・ナショナリズムのゆくえ」

中島岳志「ボクはナショナリズムというのは善悪の問題とはあまり考えてない。どう付き合うのか?という事を徹底的に考えないと非常に難しいものだと思っている。確かに現在ではいわゆる新自由主義と言われる世の中になって、どんどん国家がやる仕事が小さくなって「マーケットに任せれば良いじゃないか」っていうのが、この30年ぐらい世界を覆ってきた考え方だが、そうなればなるほど貧富の差が激しくなる。そうすると今、再配分というのをしっかりとしなければいけない。困っている国民がいればちゃんと分けあいましょうという、そういった再配分の動機付けとして、ナショナリズムというのは意味がある。

しかし一方で、これは排他的であったり、あるいは選民という考え方とか、いろんな排除の論理を生み出す。つまり両方の側面が常に入れ子状態になって存在するのがナショナリズムである。この構造とか性質をよく知った上で、ボクたちはどう付き合うのか?というのを考えるべき対象だろう」


島田雅彦「国内で現在、ナショナリズムを鼓舞しているようなグループがいるが、ちょっと戦前回帰的な主張が多いなかで、戦前と違うのはアメリカにかなり従属しているという事。戦前に戻るんだったらアメリカと戦わなきゃいけないんだけどアメリカに全く逆らえない人達がそこでナショナリズムと言ってもなんかシラケるというか。だからナショナリズムがダメという訳ではない。つまりナショナリズムには様々な面がある。憲法を変えるのがナショナリズムという短絡はいけない。むしろ私たちは日本人である事をどの点において具体的に誇りと思ってるのか」
(※あとは、隣人や隣国に優しい、思いやりのある姿勢こそが(安全保障も含めて)日本人としての誇りである、云々といった話を結論として述べていた)


大澤真幸「日本はある意味ナショナリズムについて、戦後ちょっと難しい状況になった。要するに戦争に負けたからね。多分、率直に言うと日本人の大半はアメリカ人に解放してもらったという感覚だと思う。それはどういう事かというと「私たちは犠牲者である」と。犠牲者というのはいかにもアメリカというのは私たちの味方で、悪い奴から解放してくれたみたいになる。これって私たちの死者、私たちのために頑張ってやってきた死者たちを全部裏切る事になる。戦争が終わった時に日本人はナショナリズムと始めから関係ないような顔をするか、あるいは逆にファシズム的なナショナリズムを残すか、二つの道しかなかったんだけど、誤ったナショナリズムから出発して、それを乗り越えるというプロセスを70年間してこなかった。

「始めから自分は善人でした。アメリカから助けてもらった時に解放してもらいました」、それはおかしい。やっぱりボクらが過去の日本人とあなたはどういう繋がりがあるの?過去を切る人は未来も考えられなくなる。だからボクは単に歴史認識がどうとかという事だけじゃなくて、ボクらが未来の日本人というものに出来るとすれば、それは過去の日本人ってものと自分がどういう関係になってたかという事と繋がりをつけられないと…」(このままフェードアウト)


番組の一番最後の部分でそれっぽい(保守側にも受け入れられるような)話をしつつ、そのままフェードアウト。

まあ脚本を書いた人はそれなりに利口な人なんだろう、とは思いますよ。
腐ってもNHKですから。



とりあえず、今年最初の記事としてはこんな所ですかね。

【以下、テンプレート解説】このブログで使っている言葉の定義について
<“左翼”ではなくて“サヨク”>
今の日本で“左派”と呼ばれている連中は、本来の意味での“左翼”ではなくて、単なる「憲法9条的な戦後サヨク」といった意味合いの物でしかないので(しかし今の日本で彼らは“左翼”ではなくて“主流派”である)、私は“左翼”ではなくて“サヨク”という言葉を使っている。

<“保守”ではなくて“いわゆる保守”>
先の大戦の敗北によって従来の価値観をほぼリセットされた戦後の日本では、真に“保守”すべき日本の国柄は既にほとんど失われている。また今の日本で「独立自尊」「自主憲法の制定」を唱えるのは“保守派”ではなくて“改革派である。それ故に一番相応しい呼称は“反サヨク”と呼称すべきだがそれでは「通りが悪い」ので、私は“いわゆる保守”という言葉を使っている。

「戦前の価値観」を知っている日本人がまだ数多く存命していた昭和の終わりまでは“保守”も“左翼”もある程度は字義通り通用していたのかも知れないが、戦後の日本しか知らない日本人が大半を占める今の日本社会では「かつての字義はほとんど通用しなくなっている」という事である。

※過去に何度か誤読されたり、こういった説明をする必要に迫られた事があるので、テンプレートとしてここに明示しておく。

「NHK解体」に関するまとめ(十例)

(1) 日本の公共放送であるにもかかわらず、「自立国家・日本」が主張すべき意見を封殺し、しかも運営資金のほとんどを日本人が負担しているのに、中国・朝鮮、又は旧GHQ(特に米国の立場を優先するような番組しか制作しない。 リンク1リンク2

(2) 受信料制度に様々な不備があり、甚だ公平性を欠いている。また「国営なのか?非国営なのか?」という点も不明瞭である。「国営放送局の新規創設」「民営化」「スクランブル化及びペイパービュー」などが検討されて然るべきである。 リンク1リンク2リンク3リンク4
(※NHK受信契約訴訟の最高裁判決(平成29年12月6日)に関する記事)
「NHK受信契約訴訟・最高裁判決」から私が考えた事(2017/12/9)

(3) 局の政治的及び思想的スタンスが左側の言論に偏っている。「いわゆる保守系」の言論人はほとんどNHKの番組から排除されている。 リンク1リンク2

(4) 昔はともかく、現在では朝日新聞よりもNHKのほうが害が大きい。朝日は儲からなくなれば方針転換を余儀なくされ、また新聞業界自体が斜陽産業である。一方NHKには潤沢な資金(税金)があり、更には「映像や音声で直接感覚に訴える」という高いプロパガンダ能力もある。 リンク1リンク2

(5) 「弱者・被害者」報道は公共放送として、もちろんあって然るべきだが<言葉狩り><論点ずらし><自己保身><イデオロギー闘争>に利用する為にNHKの場合、それが至上命令となっておりやり過ぎである。 リンク1リンク2

(6) NHKの原発報道は「反原発」一色で、「原発再稼働」側の意見は皆無に等しい。現在多くの国民が患っている「原発アレルギー」は、NHKが3.11以降に垂れ流してきた“音声”と“映像”によって作り上げられた、と言っても過言ではない。 リンク1リンク2リンク3拙ブログの「反原発」関連カテゴリへのリンク

(7) 外部の識者による「討論番組」が異常に少ない。「国民にオープンな討論番組を見せる」という姿勢が甚だ欠如しており公共放送として失格であり、また民主主義(選挙制度)の観点から見ても失格である。 リンク1リンク2

(8) 「表現の自由」を盾に一切の干渉を排除し、リベラル知識人特有の「上から目線(=「国民は愚民」という意識)」も強烈で、公共放送の在り方や番組の内容について「国民にアンケートを採る」という事を一切しようともせず、非常に独善的であるリンク1リンク2

(9) 「JAPANデビュー反日台湾番組」や「佐村河内のヤラセ番組」等、非常に問題のある番組を数多く放送してきたが、責任を全く感じていない。 リンク1リンク2

(10) 一般のマスメディアで取り上げられる事はほとんどないが、NHK職員の不祥事は異常に多い。また公共の受信料で成り立つ放送局としては職員の待遇がお手盛り過ぎるという問題もある。 リンク1リンク2


その他にも、NHKが制作してきた数多くの「媚中番組」「韓国・朝鮮人擁護番組(ヘイト関連含む)」「旧民主党・旧民進党擁護番組」等の問題、また近年急速に内容が劣化している「NHK大河ドラマ」の問題などもありますが、それらは上記から割愛しました。

【結論】NHKを解体して、国民にとって必要最低限の事を放送する国営放送局を立ち上げ、残りは民営化すべし。(了)

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テーマ:報道・マスコミ - ジャンル:政治・経済