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処士策論

「処士」(しょし)とは、仕官していない人、民間の人、在野の人のこと

司馬史観とは?

久々です。
「明けましておめでとうございます」なんて書くのも、今更遅すぎる、という
ぐらい久々になってしまいました。


政治や政府民主党について書く事は、特に何もありません。
昨年からずっとそうですが、「もう、さっさと解散しろよ」という事以外は何も
書く事がありません。

民主党内からの離党が始まっている事については、日本外交の行方 (11/27)
記事の終わりの部分でも書きましたが、昔の社会党が今の民主党に名前を変えて
延命した
のと同様に、「サヨク連中の最後の悪あがきが始まったな」というぐらい
の感想しかありません。

その受け皿(=昔の社会党が今の民主党に名前を変えて延命)となるかどうかは
分からないが、今の所、いわゆる「第三の勢力」となる可能性が一番高そうなのは、
「みんなの党」と「橋下大阪維新の会」連合のような気がします。
前回の参院選でも、マスゴミの扇動は「みんなの党」に向けられていましたし。

チャンネル桜の社長がずっと言い続けている、いわゆる「第三の勢力」というのは
「たちあがれ日本」の方なんでしょうが、前回の参院選ではマスゴミによって、
特にNHKは酷かったが、「たちあがれ日本」は完全に黙殺されていた。

まあマスゴミは次の衆院選も同じような態度を取るんでしょうが、とりあえずは
民主党が壊滅してくれれば、というか今現在民主党に属している連中が殲滅され
れば、とりあえずは良しとしましょう。その後、政界再編でも何でもやって、
少しずつ良い方向へ向かって行けば、それで良いのではないでしょうか?

まあ何にせよ、次の衆院選での“マスゴミの立ち位置”というのは見物である。
前回「政権交代!」「一回やらしてみて!」と煽って民主党政権を作り上げたマス
ゴミが、次の選挙で、前回の責任をどうやって取るのか?

民主党壊滅”と同時に、“マスゴミ壊滅”になってくれれば、それこそ言う事無し
なのだが。




チャンネル桜の話が出たついでに、少し書いておこうと思います。チャンネル桜
(以下、CH桜)について。

CH桜については、過去にこのブログの記事で何度も書いていますが、端的に言えば、
『以前はかなり応援していたが、最近はそれほど積極的には応援していない』という
感じです。その変化の節目は大体、小林よしのりとのケンカが始まった頃くらいから
でしょうか。

年末に放送があった
【討論!】戦後ニッポンか?日本か?戦後日本総決算![桜H23/12/31]
http://www.youtube.com/watch?v=P272na_gnYE&feature=channel_video_title

の番組も、途中までしか見ていません。中野剛志の「キレ芸」なんか別にどうでも
いいし(中野剛志についても、過去に何度か書いてますが)、この面子の中でも、
特に自分が一番嫌いなパネリストは、高山正之である。
過去に書いたかどうか忘れましたが、ずっと以前から、高山正之が出る回は、大体
いつもつまらない回になる。
「奴を呼ぶな!」などと、言論封殺みたいな事を言いたくはないのだけれども、
CH桜はよく高山を呼ぶよなあ。どこが良いのか理解できないけど。

いつもそうだけど、中野剛志も高山正之も、何か具体的な提言をする訳でもなく、
「単に毒ばかり吐き散らかして放言しているだけ」で、西部さんのような人が
それをやるならまだしも、あんたらがそれをやるか?という感じです。


何にしても、CH桜も相当マンネリ化してますね。
最近は討論も最後までちゃんと見るという事はほとんどなくなった。
よくもまあ、いつもいつも同じような事を言い続けていられるものだと思う。




そしてこの時の討論の中で、“司馬史観”という言葉が何度か出て来ていた。

ここ最近、自分もこのブログの中で「坂の上の雲」について書いてきていましたので、
この事についてちょっと触れてみたいと思います。


司馬遼太郎の歴史観については、「坂の上の雲と司馬遼太郎とNHK」の一番最初の
記事
で書きました。というか、それも1年前に書いたもののコピペですが、それを
再度掲載します。

(以下、抜粋転載)
331 1 New! 2011/01/02(日) 03:45:05 ID:7BRqQ+uT
(続き)
坂の上の雲の事については、とりあえず横に置くとしても、司馬遼太郎個人についての思想性、
政治性については、人それぞれの認識の違いはあると思う。左からは右翼に見え、逆に右からは
サヨクに見えたりもする。

しかし一言で簡単に言うならば、司馬の思想性、政治性についての部分はともかくとしても、
司馬が抱いていた歴史や歴史上の人物へのコダワリというものは、それらに対する最低限度の
リスペクト、または愛情を踏まえた上でのコダワリであって、サヨクがよくやる「平気でそれらを
ないがしろにしてプロパガンダの為に利用する」というのとは、全く次元の違うものである。
(以下略。以上、転載終了)


桜討論の言う所のいわゆる「司馬史観」というのは、上記で書いてある所の
『右からはサヨクに見えたりもする』という部分に該当する。

端的に言うと、いわゆる「明治の軍人は良かったが、昭和の軍人はダメになった」
という例のパターンの事である。

なるほど、確かにそのパターンについては、自分もこれを是としない。
自分も「昭和の軍人はダメ」などと言うつもりはないし、その部分は自分も司馬さんに
完全に同意している訳ではない(その事は自分もこのシリーズを書くにあたって、
「自分も司馬さんの歴史観に完全に同意している訳ではない」と書いています)。

しかし自分は、当時実際に戦場に立った経験のある人物が、当時の日本について非難
する事があったとしても、それは耳を傾ける必要があると、常に心に留めているので、
司馬さんのそういう意志は尊重したいと考えています。
先の大戦を経験していない、戦後の人間が言う「その手の発言」については全然別ですが。


それはともかくとして、桜討論でこの事に触れていた部分で、自分が一番納得できな
かった部分
と言うのは、「明治の軍人は良かったが、昭和の軍人はダメになった」という
パターンについて、「昭和はダメになった」という部分を指して、いわゆる保守の人達は
「だから“司馬史観”はダメなのだ」と言いたいのだろうが、実際の世の中の認識という
のは、そんな甘いものではない


「実際の世の中の認識=マスゴミや日教組が作り上げた歴史観」というものは、
「昭和(の軍人)がダメ」というのは、絶対的に揺るがす事のできない“当然の事という認識で、
「明治は良かった」などという事も、“別に明治は良くもなかった”という認識なのである。

実際の世の中の認識は、明治についてさえも、肯定的に捉える事は許されていない
のである。

桜討論に出ていたオッサン達の時代とは違うのである。今はもっと悪化しているのだ。
日教組やマスゴミによって。また、戦前の事を知る人が減っている事も関係して。


「坂の上の雲」(=日露戦争の話)自体が、サヨク世論全盛のこのご時世、どれだけ
タブーな存在”であるか、という事については、これまでの一連の記事で散々書いた
ので繰り返しませんが、いわゆる保守の人達の認識は相当甘い


まあ、あのNHKの「坂の上の雲」も、所詮は“ガス抜き”程度のものですけどね。
というか“ガス抜き”レベルにも満たない、完全な骨抜き作品だった訳ですけど。

サヨクのやり方はいつも同じです。
最初に強気に出ておいて、少し“ガス抜き”をして、その後またちょっと強気に出る。
その繰り返しです。
そして“サヨク的な空気”を少しずつ定着させていくのである。



サヨクの側は、その“バランス感覚”が優れている(NHKなどは特に)、という事は
これまで何度も書きました。
いわゆる保守の人達は、この“バランス感覚”に欠けている場合が多い、という事も含めて。

“バランス感覚”に優れている保守の人達というのは、青山繁晴さん櫻井よしこさん
ぐらいしかいないという事も。

あとは、自民党の一部の保守政治家ぐらいのものですね。



最後に、青山繁晴さん「ぼくらの祖国」を先日書店で買いました。

ぼくらの祖国ぼくらの祖国
(2011/12/28)
青山 繁晴

商品詳細を見る


今ちょうど読んでいる所ですが、内容的にはいつも青山さんが仰っている事と同じ内容
ですが(当たり前の事ですが)、その事について、より精緻に、そして分かり易く
書き綴ってあるという印象です。

青山さんには、本年も(「本年は」かな?)ご健勝に活躍される事を切に希望します。


テーマ:報道・マスコミ - ジャンル:政治・経済

私の櫻井よしこさんに対する評価

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昨日のチャンネル桜の番組で、水島社長が櫻井よしこさんを批判していた。

【TPP】櫻井よしこ氏から野田首相へのエール[桜H24/1/12]
http://www.youtube.com/watch?v=CzhAa860ijI&feature=mfu_in_order&list=UL




また、ある有名な経済ブログでも、似たような主旨の櫻井さんへの批判記事があった。
(中韓を知りすぎた男)拝啓 櫻井よしこ様 1月13日(金)
http://kkmyo.blog70.fc2.com/blog-entry-835.html
(本文の内容は割愛させて頂きます)


そしてその騒ぎの発端となった櫻井さんの発言とは、以下の産経コラムの事である。

【櫻井よしこ 野田首相に申す】
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120112/plc12011203080003-n1.htm

(以下、産経新聞のサイトより全文転載)
党内融和の束縛脱せよ 2012.1.12 03:08

 野田佳彦首相の指導力が疑問視され解散総選挙が取り沙汰される。確かに野田政権には多くの問題がある。福島の原発事故への対応やあまりに遅い復興、経済の成長戦略を促す創造性の欠如に加えて、外交にも不安がつきまとう。それでも就任4カ月余の首相の足跡からは、評価すべき実績が見えてくる。

 首相は昨年11月には環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)参加の交渉に入る決断をした。TPPはアジア太平洋経済協力会議(APEC)が2020年をめどに構築を目指すアジア太平洋自由貿易協定(FTAAP)実現の道につながる。市場のルールと国際法に基づいた開放的で公正な世界を目指すもので、まさに21世紀の価値観の軸となるものだ。

 日本のみならず、アジア諸国の最大の脅威となった中国は、昨年10月の中央委員会総会で文化強国を目指すと決定、中東での民主化運動、日米欧諸国の開かれた価値観への恐れを強め、なり振り構わず排除に乗り出している。共産党一党支配の維持のために、いまや午後7時半から10時の時間帯で娯楽番組は各テレビ局で週2本、最大限90分などと細かく制限し、共産党の政治宣伝を強めているのだ。

 この不幸で強圧的な体制を変革に導く幾本かの道のひとつがTPPである。参加の道こそ日本の国益にかない、安全保障にも資する。

 TPPに関してはISD条項(投資家と国家間の紛争条項)の例に見られるように、根拠の怪しい反対論が渦巻く。日本は中国やタイなど24カ国とすでにISD条項を締結済みだ。従来のISDを不問にし、TPPのISDだけを問題視して、日本が滅ぼされるかのように主張するのは支離滅裂である。この種の感情的反発の中で、理性を保って参加を決めた野田首相を評価したい。



 首相はまた、昨年12月末には武器輸出三原則の緩和にも踏み切った。三木武夫首相以来、歴代自民党政権は三原則の緩和を議論しながらも決断できず、14回も官房長官談話で例外措置に逃げ込んだ。12月27日の閣議では平岡秀夫法相が反対論を展開し、それ以前に外務、防衛両省の一部から延期を求める声もあったが、首相は「日本の安全保障に資する場合」として緩和に踏み切った。長年、自民党ができなかったことを成し遂げたのである。

 19日の北朝鮮の金正日総書記の死去公表に際して、藤村修官房長官が19日午後の臨時記者会見で「哀悼の意を表したい」と、外務省の助言で述べたのを打ち消させ、首相は如何(いか)なる哀悼の意も表さなかった。当然といえば当然だが、この種の当然のことをこれまで多くの政治家が出来ないできた中で、首相は通すべき筋を通したといえる。

 13日の内閣改造の意味は、首相が税と社会保障の一体改革に伴う消費税増税に命運をかけた攻勢に出るということだ。そもそも消費税10%は自民党の案である。問責決議を受けた2閣僚の更迭後も谷垣禎一自民党総裁などが議論に応じないことは、森喜朗元首相が指摘したように、政党の責任放棄に等しい。その状況で自民党が3月の総選挙に拘(こだわ)るとしたら、大義なき政局の争いとして、谷垣自民党が非難されるだろう。

 財政赤字の凄(すさ)まじさ、予算編成で借金が税収を上回る異常事態、他の先進国よりずっと低いわが国の消費税率などを認識すれば、増税は避けられないことが解(わか)る。

 増税で景気後退を懸念するのなら、10%にする15年までの間、いかに成長戦略を実現するのか、民主党に欠けている創造性を自民党が補う形で議論するのが筋であろう。増税の前提としての議員定数削減や公務員給与削減も共に進めることが両党に求められている。



 民主党内の増税反対論は離党の動きとも重なっている。党綱領のない民主党には国益や国家像についての基本合意もない。従って消費税を政争の具にする私利私略集団も生まれてくる。首相はそんな勢力に屈せず党を割る覚悟で信ずるところを実行に移すのがよい。

 朝鮮半島有事が現実問題となりつつあるいま、日本は最大最速の努力で国家の基盤である経済と軍事を強化しなければならない。

自民党ができなかった武器輸出三原則を緩和したいま、アジア諸国もインドも米国も求めている集団的自衛権の行使を決断するときだ。

 それができたとき、首相は政権交代の真の意義を示すことができるのだ。一連の国家の自立を担保する布石を打ったうえでの総選挙は、間違いなく政界再編の扉を開く。そのためにも首相は、いまこそ、政策遂行を妨げる党内融和の軛(くびき)を敢然と脱するのがよい。

 自分らしさを出し始めた首相を評価する一方で、女性宮家創設で犯そうとしている重大な間違いは厳しく指摘しなければならない。首相は小泉内閣の「有識者会議」で重要な役割を果たした園部逸夫氏を参与に迎えた。私は当時、氏に約3時間にわたる取材を行ったが、氏は明確に女系天皇推進者である。また、1995年2月には、外国人参政権の最高裁判決に「定住外国人への地方選挙権の付与は禁止されない」との傍論を書いた。

 女系天皇か男系天皇かは議論しないというが、女性宮家創設は必ず、女系天皇につながる。人選からも女系天皇へと導く政府の意図が透視される。神話の時代から2600年余りも続いてきた日本の皇室のお姿の根本を、いま軽々に変えることは断じて許されないと、首相は知るべきだ。
(以上、転載終了)



以上、これらの内容をご覧になって、皆さんはどう思われたでしょうか?

自分も多少、複雑な想いはあります。

しかし、この櫻井さんのコラムの文章をもってして、自分が櫻井さんの事を嫌いになる
などという事は決してありません。

櫻井さんの“頑ななまでのTPP推進論”などは、なにも今に始まった話ではありません。
ちなみに自分の“TPP論争”に対する見解は、過去の記事(昨年の11月前後の記事)
散々書きましたので、敢えてここでは繰り返しません。

要約して言えば、自分はTPP反対論者である。
但し、自分は『アメリカが嫌いだから、また、信用できないから』TPPに反対しているの
ではない。
現在我が国の政権が『民主党政権だから』、民主党政権によるTPP参加には反対して
いるのである。

そしてその認識は、今も全く変わっていない。



とりあえず最初に“TPP”についての問題から、このコラムの評価を始めてみましたが、
このコラムの内容から見て取れる、櫻井さんの主旨をまとめると以下のようになる。

①TPP問題        => 積極的に賛成 = 野田を評価
②武器輸出三原則の緩和=> 積極的に評価 = 野田を評価。若干自民党sageもある

(北朝鮮への「哀悼の意」の取消しは、大した問題でもないのでスルーします)
③消費税増税       => 賛成 = 野田を評価。「自民党は協力すべし」とも
④集団的自衛権の行使 => 野田は今こそ決断して実行すべき
⑤女性宮家創設      => 断じて許されないと、野田は知るべき


以上ですが、この中で注意しなければならないのは、櫻井さんは野田首相本人をある程度
評価している形になってはいるが、
『野田政権や、ましてや民主党本体について、肯定的な評価を与えているという訳では無い』
という事である。


櫻井さんの野田政権についての評価

「福島の原発事故への対応やあまりに遅い復興、経済の成長戦略を促す創造性の欠如に加えて、外交にも不安がつきまとう」



櫻井さんの民主党そのものについての評価

(消費税増税での景気後退に対する処置について)「民主党に欠けている創造性を自民党が補う形で議論するのが筋であろう」
「民主党内の増税反対論は離党の動きとも重なっている。党綱領のない民主党には国益や国家像についての基本合意もない。従って消費税政争の具にする私利私略集団も生まれてくる」
「総選挙は、間違いなく政界再編の扉を開く」






確かに櫻井さんは、野田に対して「甘い」。
民主党政権、それ自体に対しては、それなりに危惧を感じているようにも見受けられるが、
野田本人に対しては、かなり「甘い」。

その一方で、谷垣総裁や、谷垣自民に対する評価はやや低い。
これは谷垣さん自身の“性格の弱さ”、あるいは元々自民党加藤派にいた事、また中国
との関係
をそれなりに重視している谷垣さんへの危惧、それが関係して、現在「媚米路線
まっしぐら」の野田首相
を、推す要因になっているのかも知れない。

まあ「“谷垣自民”じゃダメだ!」というのは、水島社長の口癖でもある訳ですが。
安倍さんや麻生さんが自民党の総裁だったら、櫻井さんの見方もまた変わったものに
なったんでしょうかねえ?

ただ櫻井さんの政局に対する見方としては、『野田民主党政権を支持する』という訳では
なくて、『野田首相は民主党を割って、政界再編への足がかりとすべし』というのが、
櫻井さんの仰る主旨ですから、水島社長の言う「野田民主党をベタぼめ」というのは
間違いですね。

あと水島社長は、“肝心な部分”を敢えて避けて、それ以外の部分のみを追及して、
櫻井さんを批判している。
その“肝心な部分”というのは、上記の“まとめ”の部分で④に書き出した
「集団的自衛権の行使」
の部分についてである。
この事については、記述が長くなりそうなので、後に回すとしましょう。



①の“TPP問題”については、前述しましたように、これは従来からの櫻井さんの
持論であって、今さら驚くには当たらない。

個人的には、『“TPP問題”ってそんなに重要な問題なのか?』という疑問もある。
アメリカ自身がこの問題をそれ程重視しているのだろうか?という事もあるし、また
この問題はあくまでも“外交・防衛上の政治問題”という見方が強く、この問題を
経済問題、ひいては「TPPによって日本経済は破壊される」という極論に持って
行くのは、まあ“サヨク扇動”に利用するにはもってこいなのだろうが、あまりにも
「悲観論に過ぎるだろう」と思う。

日本外交の行方 (11/27) の記事の時に書きましたが、

(以下、抜粋転載)
自分の考え方は基本的に、
経済よりも、外交の方が重要
という姿勢を保ち続けています。

当たり前の話ですが、この問題も「白か黒か?」の二者択一ではありません
経済問題も当然、重要な政治的要素です。
(中略)
歴史と単純に比較はできませんが、歴史上、「経済」で衰退した国は数あれど、
「経済」で滅亡した国などありません。

人間というものは金や食い物が無くなったら、「座して死を待つ」ほど愚かではありません。
追い詰められれば、追い詰められたなりの物理的な行動に出るに決まっています。
(以上、抜粋転載終了)



“TPP参加”の方針を打ち出して、それで将来日本が滅亡するなどという事が
本当にあるんでしょうか?
そんな“枠組み参加の問題”だけで、日本経済が破綻するなんてありえるんでしょうか?
日本人はその時、ただ指をくわえて滅びるのを待つだけなんでしょうか?

今の段階で「拒絶する」という選択肢を選べるのであれば、将来、本当に危機的な
状況に陥った段階で、あらためて「拒絶する」事にすれば良いのではないでしょうか。

よく「後で拒絶するなんて事は不可能なんだよ!」と言う反米保守派の人達がいますが、
今拒絶できる事が、なぜ後になって拒絶できないのか?
「後になってから拒絶するなんて、それこそ本当に日米関係を決定的に破滅に追いやる
事になる!」などと言うのかも知れないが、日米関係を破滅する方向に向かわせたいのは、
“反米さん達”の共通の希望でもあるのだから「それはそれで、日本がアメリカのクビキ
から逃れられて、良い事なのではないですか?」と思うのだがw




まあ確かに、櫻井さんがこの“TPP問題”にこだわっている事自体に、自分も
多少疑問を感じているというのは、正直な所、本当である。

おそらく、これは自分の予想なのだが、櫻井さんは少し「意固地になっている」のだと
思われる。

なぜそうなるのかというと、桜の水島社長やら、その他の桜関係の連中や、また反米
保守派
である西部グループ、及び三橋貴明、更に反米サヨクの連中達は言うに及ばず、
これらの連中から、やれ「アメポチ」だの、「媚米」だの、「戦後利得者」だのと、
いわれのない誹謗中傷を浴び続けて、櫻井さんも多少ムキになっているのだろう。



しかし一つだけ確実に言える事は、櫻井さんは「責任のある現実主義者」なのであって、
その素性が反日主義者である“反米サヨク”は問題外として、その他のいわゆる“反米
保守
”と言われる人達がいつも喋っている「(保守的)理念や理想の空念仏」とは、
次元が違う立場なのだ、という事である。



それが先の“要旨のまとめ”の④集団的自衛権の行使の事なのである。

櫻井さんは、コラムの中で、今の日本が直面している一番重要なこの問題を、
ちゃんと取り上げている
ではないか。

いわゆる反米保守の人達や桜関係、及び水島社長は、この問題について、さほど
重視している姿勢を打ち出してはいないが。
(※反米保守・西部グループと一くくりに聞こえるかも知れませんが、西田昌司先生の
対米、対TPP論こそが反TPP世論の主流になるべき (11/01)
でも書きましたように、
西部グループの一員でもあるけれども西田参議院議員は別です



水島社長は「日本へ帰れ!」「日本を取り戻せ!」とか、理念ばかりを口走り、外交
的な方向性についても、具体的な方策を示さずに、「いかなる国にも依存しない
日本にする」という理念
を口にするだけである。

冒頭のブログ(中韓を知りすぎた男)さんの記事でも、最後の部分に書いてあるが、

(以下、抜粋転載)
日本はアメリカに嫌われても、見捨てられても「NO」と言いましょう。
自国の利益と生存は自分の手で守り、自分の手で保証していくしかありません。

日本には自主独立を主張する真の保守派は居ないのですか?
尊敬申し上げる桜井よしこ様、もう一度よく考えてください。
(以上、抜粋転載終了)



これもただの理念のみである。
「では、どうすれば良いのか?」という事が示されていない。
ただ自分の理想が書いてあるに過ぎない。
(※「アレはしちゃダメ。コレもしちゃダメ」というネガティブリストを提示する事しか
しない人が多い。まあ確かにそれなら発言にリスクを背負う事もほとんど無いしね。
要するに「現状維持で良い」という事だ。
「現状維持」で、どうやってアメリカに対等の口をきくつもりなのかは、理解不能だが)




理念や理想ばかり念じていた所で、ある日突然、アメリカ様が日本を自立扱いして
くれて、日本が世界から一目置かれるような『外交自立国』になれる、などという
ウマイ話がある訳もない。

マンガや空想の話の事を論じているのではないのだ。

空想的日本独立派の人達”は、いつの日か日本が、どこの他国にも知られない内に、
強力な軍事力を装備して、憲法も改正し、核武装もして、天然資源は日本の技術力で
何とでも克服して、ある日突然、『我々日本国は、世界の大国にも劣らない国力を身に
付けたので、これからは我々をそのように遇してもらいたい』などと、宣言でもする
つもりだろうか?


そんな理想的な話があるはずがない。

国力というのは、一歩一歩地道に、着実に、国民が皆で蓄えねばならないものである。

我々が真の独立を勝ち得る為には、今の所、アメリカとの関係は不可欠である。

ある日突然「アメリカ軍が日本から消える」という事は、アメリカが勝手に日本を見
捨ててトンズラする以外にはありえず、日本の側から一方的に「アメリカ出て行け!」
などと言う事なぞ、今の所、ありえない話である。
中国の属国になる事を日本国民が受け入れるのなら、話は別ですが。
ただしその際は、アメリカ・中国による「二重従属状態」という形になるのは当然
の事です。




我々が真に独立する為には、同盟国であるアメリカと協力をして、経験を積み、
世界中から外交的な評価も勝ち得て(核も含めた軍事力、資源エネルギーも含めた
外交力、及び経済力、様々の要素を踏まえた上で)、
『いつかはアメリカとも対等な同盟関係になってみせる』
という気概を持ち続けて、また実行し続けてこそ、初めて真の独立が得られる
のである。

現実的に“日本の独立”を考えれば、これしか他に道は無い。
その為には“憲法改正”と“集団的自衛権の行使”が必要なのである。


しかし実際の所は、“空想的日本独立派の人達”が毛嫌いする、この「アメリカと
協力した上での日本独立」
についてさえ、今の日本では難しい。

なぜなら、空想や理想などで“日本独立”を願っている人達はまだマシな方で、
実際の日本の世論は、『アメリカから(一方的に)護ってもらっていた方が』、
『外交的なリスクを自ら背負うよりも、外交判断は全てアメリカに決めてもらって、
全て任せていた方が』という人達が、いや、と言うか、そもそもそんな難しい外交・
防衛の事なんて深く考えた事も無い(もしくは無意識の内にアメリカに外交・防衛
を依存する)、という人達が大半で、またNHK及びマスゴミが、そういう問題を一切
国民に意識させないように仕向けているのだから、これはもうどうしようもない。





先に、櫻井さんは少し「意固地になっている」、と書いた。

「アメポチ」だの、「媚米」だのというレッテルが、いわれのない誹謗中傷である、
とも書いた。

同盟国を重視する姿勢が、「アメポチ」とか「媚米」とかいう事に当たるのか?
(※ただし野田ミンスの場合は、外交能力が完全に無能力な事に加えて、日本国の
為というよりも、民主党による政権維持の為の売国・媚米なので、話は別)

それより何より、もし櫻井さんが開き直って、これらの反米保守派の人達に言い返す
とするならば、

『アメリカに反発心をたぎらせる程、日本が誇り高い国家であるのならば、
なぜ“日本はアメリカの保護国”の状態のままでずっといるのですか?
来年、いや2、3年先でもいい。米軍は沖縄から出て行ってもらえば
良いではないですか。なぜハッキリとそう言わないのですか?

それが言えないのは、“日本はアメリカの保護国だから”という事ですね』


とも言えるだろう。


これに対して『日本はアメリカの保護国ではない』と断言できる反米保守派の人が
いるのだろうか?

親米であれ、反米であれ、保守派にとっては、『日本はアメリカの保護国』などという
セリフは、死ぬ程恥ずかしいセリフであり、また、甘受できないセリフだろう。

しかし現実はどうなのだ?

自分だって、“日本自立派”としての矜持はある。
自分だって、こんなセリフは使いたくはない。



だが、反米保守派や空想的日本独立派の人達と腹をわって討論をしなければならない
のなら、ここからスタートしないと、一歩も前に進めないものと思われる。



(※今回は、TPPや外交・防衛の話で一旦終わっておきますが、消費税やその他の
話については、また後日にしたいと思います)


(※ちなみに青山繁晴さん「ぼくらの祖国」は既に読了していますが、ただ今現在、
なんというか今更感が強いのですが、思う所もあって青山さんの「王道の日本、覇道の
中国、火道の米国」
を本屋で買って、今読んでいる所です)


※この回の記事の続編→ 続・私の櫻井よしこさんに対する評価 (01/14)



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続・私の櫻井よしこさんに対する評価

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前回(昨日)の記事の続きです。

前回は、主に外交・防衛(国防)に関する事を中心として、私なりの
“櫻井よしこ論”を書きました。

前回の続きで、櫻井さんが産経のコラムに書いていた発言内容の中で、
その残りの部分について、今回は書いてみたいと思います。


櫻井さんのコラムの主旨は以下の通りです。
(以下、前回の記事より転載)
①TPP問題        => 積極的に賛成 = 野田を評価
②武器輸出三原則の緩和=> 積極的に評価 = 野田を評価。若干自民党sageもある

(北朝鮮への「哀悼の意」の取消しは、大した問題でもないのでスルーします)
③消費税増税       => 賛成 = 野田を評価。「自民党は協力すべし」とも
④集団的自衛権の行使 => 野田は今こそ決断して実行すべき
⑤女性宮家創設      => 断じて許されないと、野田は知るべき





櫻井さんのコラムの話をする前に、桜の水島社長について一言、
自分の意見を言っておかなければならない。

2つ前の記事でも書きましたが、自分のCH桜に対する認識は、基本的にこうである。

CH桜については、過去にこのブログの記事で何度も書いていますが、端的に言えば、
『以前はかなり応援していたが、最近はそれほど積極的には応援していない』という
感じです。その変化の節目は大体、小林よしのりとのケンカが始まった頃くらいから
でしょうか。



CH桜については、ブログ、及び過去の2chのスレで、自分は何度も書いてきた。

近年、自分がCH桜について批判的な事を書く時は大体、“水島社長のやり方や言動”に
ついて批判する、という内容のものが多い。

小林よしのりとの泥試合、それ以前にも何度かあった保守層内でのイザコザ。
あまつさえエネルギー問題の討論の際、青山繁晴さんについてさえ(青山さん本人は
その場に不在だったが)噛みつこうとした事もあった。

水島社長のやり方や言動”が元となって巻き起こされた保守層内でのケンカ、内ゲバ
について、自分はこれまで、何度か苦言を呈した事があった。


それらの事について、過去の自分の書き込みの内から、いくつか以下に転載します。

小林よしのりとチャンネル桜(2010/07/29)
http://syoshisakuron.blog130.fc2.com/blog-entry-181.html

(以下、一部抜粋転載)
小林氏が酷い状態になっているのは明らかだ。
水島社長も言っているように、また小林氏自身も認めているように、「すぐに変節をする」
「一本芯が通っていない」という小林氏自身のあり方に一番問題があると思われる。
(中略)
ちなみに自分はチャンネル桜については、好きではあるが、絶対的な評価をしている訳でもない。

過去スレに何度も書いたし、水島社長と小林氏のケンカが始まりそうな時にも、大いに反対した。
こんな有り様になる事は分かりきっていた。利するのはサヨクだけだ、と。しかも修復不可能な
泥沼になるだろう、と。

「保守側のまとまりの無さ」についても、再三書いてきた。知らない人もいるかもしれないので
ちょっとこれまでの様々な経過を上げてみると、
桜(というか水島社長?)との保守系同士の軋轢>小林よしのり、水間政憲・戸井田とおる前衆
院議員グループ、西村修平・せと弘幸グループ、在特会。(あと青木直人氏が出演しなくなった
のも残念)

ちょっと違う所での保守同士のケンカの話では、「南京大虐殺はウソだ!」サイト
http://www.history.gr.jp/~nanking/index.html
の松尾一郎氏と、東中野修道・藤岡信勝の両氏とのケンカなどもある。

事程左様に、いわゆる「保守」と言われる人達の内輪もめは、本当に酷い。




青山さんのメタンハイドレートと、水島社長の事(2011/04/17)
http://syoshisakuron.blog130.fc2.com/blog-date-20110417.html

(以下、一部抜粋転載)
そして今回の水島社長の、この発言

【直言極言】原発と国防[桜H23/4/15]
http://www.youtube.com/watch?v=II9pNMcmLaA&feature=mfu_in_order&list=UL

「例えばメタンハイドレートというのは、いろいろ研究したのを聞くとですね、え~、更に劣悪な
今の石油よりも遙かに環境汚染を及ぼしかねない。そして日本海溝にあるコレが、本当に利用でき
るかどうかは、かなり疑問である」
(「という事が、今回の討論で判明した」というような主旨の事を、動画の2:00分頃から語っている)


(中略)
私の予想、というか予感では、多分、青山さんはチャンネル桜の番組から降板するでしょう。
(もちろん、この予想・予感が外れてくれる事を、切に望みますが)

長年、チャンネル桜の番組をウォッチしてきて、これまでのch桜にまつわる様々なゴタゴタ
を見せられてきた者としては、これは私が昨年、予め上記のように警告していた事、

>青山さんが番組を始める時に、2chにも書きましたが、どうか青山さんとだけは、
>もめ事を起こさずに、「答えて答えて答える」を続けてもらいたいものです。


この警告通り、今回もch桜はそれをやってしまった、という所です。
正直、水島社長は故意にやっていると思われる。理由は分からない。
(中略)
さて、ここからが今回の本題。青山さん水島社長についてである。

この両者は、強烈な愛国者であるという点では共通しているが、考え方や言論の手法という点
では、のように違う。

水島社長については、上記で述べているように、その言論手法に粗(アラ)が目立つ。
思った事をすぐ、そのまま口に出して喋ってしまう事がよくある。その際に、相手や視聴者に
対して、多少配慮の欠ける言葉を使っても、自分の感情のまま「放言してしまう」事がよくある。

一方、青山さんについては、それとは全く正反対で、青山さんの語っている場面を何度も見て
いる人達は既に感じている事だと思うが、語っている途中でも、その言葉がやや不適切、もし
くは相応しくないと本人が気づいた時は、すぐに言い直す、言い換えるようにする事が多い。
青山さんがよく語っている「日本語に対するコダワリ」という事がよく伺える、青山さんの
語りぶりであると思う。

政治家や活動家を志すのであれば、水島社長のように激情家で行動派の人間でも良いのかも
知れないが、ch桜はあくまでも「メディア」である。その本質は「多くの人に分かり易く
伝える」事にある。「視聴者を感化するため」にあるのではない。視聴者は、メディアから
発信される情報が、分かり易く、かつ説得力がありさえすれば、自ずからその意見に「感化
される。制作側の情熱や熱意などについては、一部の人はそれを評価するかも知れないが、
大半の一般視聴者は「素通り」するだけである。

ついちょっと前にも、ch桜では「兵器」を巡る意見・スタンスの問題で、水島社長と
青山さんの間で、ちょっとした軋轢があったように見受けられた。その際にも青山さんは
多少ウンザリとしたような表情をされていたが、その後、青山さんの体調不良・入院など
があり、また震災も起こり、その事は雲散霧消してしまった。

今回の水島社長によるメタンハイドレート叩きについては、おそらく青山さんも看過しない
だろう。
ch桜は「防人の道・今日の自衛隊」のコーナーに、青山さんの奥さん、青山千春博士
何度も呼んでおきながら、なんでこんな無思慮な発言をするのだろう?と思う。

おそらく水島社長は、自身の発言によって揉め事を引き起こしたとしても、その揉め事
ついでに、ch桜の番組上でお互いの意見をぶつけ合いさえすれば、討論としても盛り
上がるし、注目を集めるきっかけとして利用できるかも知れない、という程度の認識で
「放言」したのだろうと思うが、自身が決めつけた発言をする事によって、その発言が
独り歩きをしてしまう、という所にまでは、配慮が回らないのだろう。

上記で小林よしのり氏とch桜(=水島社長)が揉めた時の事を書いた。
その時は自分は、どちらかと言うと、水島社長の側に立つような形で、ネットに書き込み
をしていた。それはその時点では、まだch桜に、「保守合同の基点になる可能性」を
希望として持っていたからだ。

しかし今回の青山さんとの問題は、その結果がどうなるのか?今の段階では分からないが、
おそらくこれから、これは小林よしのり氏の時にも書いた事だが、サヨク工作員による
積極的な攪乱活動なども、これをきっかけ(突入口)にして、行われる事であろうから、
散々な結果となる可能性が高い。仮にそうなった場合、自分は、青山さんの側に立つ事
はあっても、ch桜の側に立つ事は、二度と無い、と断言する。

もしそうなった場合は、ch桜以外の、いや水島社長を除いた形での、保守系の再結成が
求められる。悲しい話だが、今の水島社長の姿勢が続く限り、そう言わざるをえない。
(以上、一部抜粋転載終了)




思えば水島社長は、私が、いわゆる“保守的政治思想”に目覚めて、
その考え方を進歩させてくれる事に大きく貢献してきた重要な発言者、

小林よしのり、青山繁晴、櫻井よしこ

この3人全てに対して、ケンカを売ってきている。
(青山さんに対しては、今の所、未遂に終わっているが)


ちなみに水島社長本人も、自分のこの、いわゆる“保守的政治思想”を進歩させる
事に貢献してくれた重要な発言者の一人である。

数年前には、『この水島社長がもしいなくなったりしたら、日本で正しい情報発信が
できる人がいなくなってしまう。水島社長には、いつまでも健在でいてもらわねば』
などと考えていた(「時期が私にもありました」w)。


しかし今や、全くその逆になってしまった。
保守勢力の大同団結”の為には「この水島社長を取り除く事こそが一番重要である」
とさえ言える状態になってしまった。

と言っても自分は、水島社長のやっている事を全否定している訳ではない。
水島社長は水島社長で、ご自分の理想に沿った道を進んでもらえれば、別に全然
構わない。
この先将来、今の所ずっと「夢のまた夢状態」が続いているが、“保守勢力の大同団結
が実現しそうになった時には、水島社長には、「その中心から外れてもらわなければ
ならない」
という、ただそれだけの事である。

まあ仮に、将来日本で、対外戦争や内乱が勃発するか、(再度の)大災害が発生したと
すれば、水島社長の行動力は、現場では大いに役に立つでしょうが、「人々を思想で
結びつける」
というメディアとしての役割は、まず期待できません。
その結びつきをぶち壊す事ばかりやっているのだから。





このような自分の認識は、おそらく自分自身だけのものではあるまい。
この手の“水島社長へ対する意見”が、おそらく水島社長の元には、これまでも何度と
なく届いているのではなかろうか?と拝察する。

そのせいかどうかは知らないが、今回の水島社長の櫻井さんに対する発言は、多少抑制
が効いている面も見受けられるが、元来言葉使いが悪く青山さんとの差異は上記で
書きました通り)、また今回は『読売関係者を徹底的に叩いてやろう』という水島社長
の思惑
が先走りして、その水島社長個人の思惑が言葉の端々に見て取れる。

『櫻井さんが私達とは相容れない意見を発するにあたり残念である。また寂しい』など
と言いながらも、その反面、櫻井さんに対して『化けの皮が剥がれました』とか
『敗戦利得者』などと暴言(=社長のホンネ)を漏らしている。


何よりも水島社長自身から、イキイキとしている様子がにじみ出ている。櫻井さんに
ケンカを売るにあたって。いかにもワクワクとしている様子である。
小林よしのりとのケンカの時もそうだったし、青山さんの時もそうだった。


我こそは、誰よりも日本国の為を想う、国随一の愛国者!』という自分自身の気持ち
が強すぎて、誰彼かまわず「スキを見つけては噛みつく」という行動を繰り返している。
まあかなりの年長者や、保守層の重鎮に噛みつくのは、保守派の行動として、自重して
いるのでしょうが。


櫻井さんに対して『化けの皮が剥がれました』とまで言い放っておきながら、
野田民主による「女性宮家創設問題」については、『共闘する事もあるでしょう』
などといけしゃあしゃあと喋っている。


共闘できる訳がないでしょうが。
『化けの皮が剥がれました』とか『敗戦利得者』などと暴言を放つ相手に対して。


水島社長と櫻井さんで、お互いの思想が一致する部分は「皇室問題」だけに限らない。

「原発問題」に関しても、お互いに一致する部分は多いはずである。

その他に、対中関係や朝鮮関係問題などでも、またその他の政治的な問題について、
お互いの思想が一致する部分は数多くあるはずである。



逆に一致しない部分というのは、TPPの問題や消費税などの、経済の部分が主要
を占めている。(TPPは本来的には経済の問題ではなく、外交の問題であるが)

あとはお互いの対米観が“協調路線”であるか(=櫻井さん)、“攘夷路線”で
あるか(=水島社長)の違いだけである。
(※水島社長も“日米同盟”に反対はしていない。その点では両者共に、“日米同盟”
に賛成
の立場である)
それに加えて、今回の櫻井さんのコラムによる“野田本人に対しての宥和的発言”が
あっただけであり、また「皇室問題」に端を発する水島社長による“読売叩き”に
ついては、元来その読売新聞とは反対の意見の持ち主である櫻井さんを
水島社長が勝手に“読売騒動”に巻き込んだだけの事である。





まあとりあえず、話を「櫻井さんの今回のコラムについて」という方向に戻すとして、
前回書きました“外交・防衛(国防)”の部分を除く、その他の残りの部分についても
簡単に触れておきたいと思います。


まず、③消費税増税について。

この問題についても、水島社長は櫻井さんを罵っている。
『消費税増税などは愚の骨頂だ』などというような感覚で。

水島社長は櫻井さんに対して、『経済についての事は何も知らないから』などと
喋っていた。

確かに櫻井さんは経済の専門家ではないだろう。その点は自分も同意見である。

しかしそもそも、その経済の問題について、『この意見は正しくて、この意見は
間違っている』
などというような、白黒がハッキリする「明解な答え」などという
ものが、そう簡単にあるのだろうか?

中には単純に「明解な答え」を導き出せる問題もあるかも知れないが(民主党
目指してきた「無駄なバラまき経済政策」などは、明らかな間違いではあるが)、
今回のこの消費税増税の問題というのは、『どちらが正しい』などと簡単に答えの
出せるような問題ではない。


こう書くと、「リフレ派が絶対的な宗派である」桜的経済をかじっている人達は、
『今の不景気(デフレ)の時期に消費税増税をするのが最悪だ、と言っているのだ』
と言うのかも知れないが、その事については櫻井さんもコラムの中で指摘しているでは
ないか。その為の景気対策議員定数削減公務員給与削減などが必要である、と。
(※追伸
 突っ込まれる前にことわっておきますが、桜的リフレ派の人達が、公務員給与削減
 などの緊縮政策に反対している事は重々承知の上での、自分の意見です)


桜的な経済論者からすると、『不景気(デフレ)の時期に消費税増税をするのが
最悪』という事らしいが、では逆に、景気が上昇し始めれば消費税増税をしても
構わないと、あなた達は断言できるのか?

その時はその時で、消費税増税は『景気の上昇を腰折れさせかねない』
言い出すのではないのか?

どれだけ景気が上昇すれば、消費税増税をやっても構わないと言うのだ?
バブル景気のようになりさえすれば、やっても構わない』とでも言いたいのだろうか?
そんなバブル景気のような好景気が、この成熟しきった日本経済で、再びまた、近い
将来に訪れるなどという、夢みたいな話がある訳ないだろう。

今の日本経済の状況を前提に考えれば、彼らの言い草では「いつまでたっても
消費税増税などという事はありえない」
という事である。
要するに時期の問題を抗弁に利用しては、本質的な議論とはなりえない、という
事である。



自分は「桜的なリフレ宗派」を否定しているのではない。
否定しているのは、「水島社長が思い違いをしている部分」についてである。

水島社長は、桜の討論にやって来るようなエコノミスト達の言う事が「絶対的に
正しい」
と信じ込んでしまっていて、その言う通りやりさえすれば「日本経済には
バラ色の将来が訪れる」
と思い込んでしまっているようだが、日本経済の問題は、
そんな小手先の考え方だけで建て直す事ができる程、白黒がハッキリしている問題
ではない。

確かに自分も大筋においては、今の日本経済の状況や、震災という時期的な問題を
考えれば、「政府による積極的な財政出動や景気対策」は正しいものと思う。

しかし消費税増税の問題はその事とは別で、この消費税増税が日本経済の将来に
とって「吉と出るか、凶と出るか」、その結果は「多くの日本国民の意志」によって
導き出されるものであって、最初から白黒を決めつけて、正邪のレッテル貼りに利用
して良いような問題ではない。


蛇足ですが、この消費税増税問題も、TPP問題と根っこの部分では共通するもの
があるように見受けられる。
サヨクさん達の思惑と、いわゆる反米保守さん達の思惑が全く共通している』
という面においては。
そして『反体制的な政治的扇動に利用される』という面においても、消費税増税
問題とTPP問題はそっくり
である。


とにかく、このような経済の問題をもってして、櫻井さんに対して『経済的には無知』
だとか、『敗戦利得者』などと一方的な誹謗中傷をしている事自体が的外れである。
水島社長は。


(※追伸
 書きもらしていましたが、自分も消費税増税には賛成している訳ではありません。
 特に民主党による消費税増税は絶対に認められません。その理由は
 経済的な観点からのものではありません。マニフェストに「消費税増税しない」と
 書いて政権を簒奪した民主党政権が、解散総選挙も無しに、消費税増税をする
 という事は、道義的に許されないという政局的な理由によるものです。
 その点は櫻井さんにも『よく注意してもらいたい』と願っています。)





櫻井さんによる“野田本人に対する宥和的な評価”についての部分のみ、確かに自分も
水島社長に、ある程度、同調はできます。


そういえば、名指しされた訳でもないですし、というか、こんなネット界でも辺境に
あるブログの事を櫻井さんが知っているはずもないと思うんですけど、少し前に、
櫻井さんが書いていた文章な中で、暗に自分のようなブログの意見を批判する
文章があったんですよねえ。


櫻井よしこブログ 2011年11月24日
「TPP、感情論を超えて討議せよ」
(『週刊新潮』 2011年11月24日号 日本ルネッサンス 第486回)

http://yoshiko-sakurai.jp/index.php/2011/11/24/

(以下、一部抜粋転載)
首相以下民主党政権の交渉能力では、日本がしてやられると懸念する理由もわからないではない。が、交渉に参加しない道が日本にあるのか。国を閉ざして発展出来るのか。米国にしてやられるのがこわくて中国に寄り添うのか。いずれも否、だ。国の命運をかけて大方針を定め、個別案件で果敢に賢い選択をつみ重ねることが唯一の活路である。
(以上、一部抜粋転載終了)



自分のTPPに対する見解は前回書きました。

自分はTPP反対論者である。
但し、自分は『アメリカが嫌いだから、また、信用できないから』、TPPに反対している
のではない。
現在我が国の政権が『民主党政権だから』、民主党政権によるTPP参加には反対している
のである。

そしてその認識は、今も全く変わっていない。




やはり一番の問題は、この部分ですよねえ。

前回の記事でも書きました通り、櫻井さんのコラムは、ちゃんと内容を精読すれば
(意図的かどうかは別として、水島社長のように誤読しなければ)、櫻井さんは別に
民主党を褒め称えている訳ではない。
野田個人に対して、かなり宥和的であるのは事実だが。


自分が一番危惧しているのは、たかだかこの程度のTPP問題をきっかけとして、
櫻井さんが“媚米野田民主党政権”に取り込まれてしまうのではなかろうか?
という事である。


櫻井さんの文章から感じ取れる事は、櫻井さんは本当は、「民主党的なるものの正体」
が分かっているのにもかかわらず、そのバケモノにずるずると引き寄せられていっている
という状況である。

そしてその状況を後押ししているのが、日本国内の(保守、サヨクを問わず)
全ての反米勢力達、という事である。


とりあえず、今回の櫻井さんについての批評は、ここまでにしたいと思います。


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「政界再編」という事

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一週間前に書きました櫻井よしこさんの件につきまして、各方面で櫻井さんの事は
いろいろと取り上げられているようで、様々な意見が出て来るという事、それ自体が
健全なのであって、結構な事なのではないでしょうか?と自分は思ってます。

我々は、あのサヨクの連中、もちろんこの“サヨク”の中には“マスゴミ”も含まれるの
だが、プロパガンダ印象操作、及び扇動する事ばかりを狙っている“あの連中”とは
違うのですから、正々堂々と議論をして、お互い切磋琢磨していければ良いと思います。





自分は今年に入ってから、青山繁晴さんの本を2冊読みました。


ぼくらの祖国ぼくらの祖国
(2011/12/28)
青山 繁晴

商品詳細を見る

「ぼくらの祖国」は、現在絶賛発売中ですね。この本については、その発売状況、例えば
書店になかなか置いてくれない場合もあるとか、また関東での青山さんの出版記念の
サイン会についての件など、青山さんのブログで最近の様々な事が言及されてますね。





王道の日本、覇道の中国、火道の米国王道の日本、覇道の中国、火道の米国
(2009/08/06)
青山 繁晴

商品詳細を見る

「王道の日本、覇道の中国、火道の米国」は、前々回の記事の最後にも少し書きましたが、
「今頃になって、やっとかよ?」という感じも致しますけれども、逆に、忘れてはいけない
のに、かなり忘れつつあった“大切なあの頃の事”なども思い出せましたので、これは
これでかえって良かったのかも知れません。遅れて読んだ事が。(例えばチベットの事で、
「ぶったま」に出演されたお坊様の発言の件とか)



関西テレビ・水曜アンカーについては、先週の「女性宮家問題」、今週の「野田改造
内閣の真相」
、共に的確でフェアな青山さんの解説及び指摘が番組内でありました。
以前はこのブログでも、ちょくちょくと水曜アンカーの動画をアップしたり(当方、東京在住
につき、拾い物を転載する程度でしたが)、youtubeニコニコ動画のリンクを貼ったり
もしていましたが、最近ではそれらの動画作業もあまりできなくなりました(サイト管理
側による動画の削除スピードが上がった事もあり、また個人的な忙しさの影響もあり)。

個人的には、毎週youtubeにアップしてくれる方がいらっしゃるので、おかげ様をもち
まして、東京在住なのに毎週欠かさず水曜アンカーを見させて頂いてます。
どこのどなたかは存じませんが、本当にup主には、心より感謝致しております
(※ちなみに「たかじん」は、以前は某所で毎週、動画を拾えたのですが、数か月前から
拾えなくなり、現在は全く見ていません。しかしこっちは見られなくても、あまり気に
ならないので、まあ別にいいかな、と。青山さんが出ている「たかじんnoマネー」は少し
気になりますけど。最近もまだ放送、続いているんでしょうかね?全然知らんけど)






櫻井さんの方に話を戻しますと、最近、櫻井さんのブログにいくつか御自身の
意見が掲載されています。

「野田首相の基本的方針は正しい 価値観を掲げて総選挙に挑め」 2012年01月14日
『週刊ダイヤモンド』2012年1月14日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 919

http://yoshiko-sakurai.jp/index.php/2012/01/14/
(※本文の内容は割愛させて頂きます)

この回の櫻井さんの仰っている意見は、概ね、先週取り上げた「産経コラム」の内容と重複
しています。

ちなみに締めの結論部分には、こう書かれています。

(以下、一部抜粋転載)
こうして見ると野田首相の基本的方針は正しいのである。説明不足でわかりにくい点は多いが、冷静に見れば、野田首相は正しく動き始めたと、私は思う。だからこそ、国会で行き詰まるなら、自らの価値観を掲げて総選挙に打って出よ。その場合大事なことは、民主党の分裂を恐れないだけでなく、自民党をも割る心づもりで準備をすることだ。
(以上、一部抜粋転載終了)



先週書いた事の繰り返しになってしまいますが、「早く野田内閣を打倒したい」と考えている
我々の立場からすれば、「櫻井さんは、野田に対して、なんて甘い事を仰っているのか」
忸怩たる思いに駆られるのは、やむを得ない所でしょう。
しかしやはり、櫻井さんは「民主党を支援している訳ではない」という事は、今回のこの
櫻井さんの意見を見ても、よく分かる。

櫻井さんは「総選挙に打って出よ。民主党を割る事も恐れず。また自民党をも割らせよ」
と仰っている。





「政界再編」という事について。
この事は、いわゆる「保守系」と言われる我々の立場の人間は、ここ数年、様々な想いに
駆られてきた事と思われる。

『なんとか保守系議員の大同団結はできないものか?』と。
そしてその想いが叶えられる事は、これまで、決してなかった。

近い所では、前回の参院選での「たちあがれ日本」「日本創新党」による『不発』の件
などもありました。



『自民党の中の保守系議員と、民主党の中の保守系議員が新党を結成してくれれば
一番良いのに』
、などと言う事は、我々のような立場の人間ならば、誰しもが一度は考えた
事のある“理想”だろう。

自分も、現民主党政権ができた、あの悪夢の衆院選が行われる以前に、そのような“理想”
を何度も考えた事があったし、2chでも何度となく、そのような“理想”を書いていたものだった。


『民主党にだって、松原仁のような保守系の政治家はいるし、長島昭久渡辺周は、
下手な自民党議員より、よっぽど保守派だよなあ。たぶん前原野田もそうだろう』


などと思っていた時期があったと、心当たりのある方もいらっしゃるのではなかろうか?

実は自分も…、

と言いたい所ですが、自分の「反サヨク病」は、相当の重症ですので、そんな甘い夢は
ほとんど抱いていませんでした。

『所詮、民主党だろ』と。

まあ正直な所、松原仁にだけは、南京の件に関してだけですが、ちょっぴり期待していた
部分はあったかも知れません。

『南京事件』2-1松原仁x渡部昇一(H19.1.17)
http://www.youtube.com/watch?v=MzcKup-C45A



しかしまあ、確かに2chには、自分などより遥かに上を行く、末期的な「反サヨク病」
人達もいた訳で、私が南京の件でちょっとだけ松原仁を評価するような書き込みをして
いた所、「あんな奴(=松原)は、『民主党も、全員が全員おかしな奴ばかりじゃない』
という事を宣伝する為だけに保守を装っている“エセ保守”だ!騙されるな!」
と、もう
何年も前に、看破していた御仁が2chにはおりました。




「今となっては、皆同罪だよな」
と、我々の同志の大多数が感じている事なのではないでしょうか?
それらの、いわゆる「民主党内の保守系議員」に対して。

「あのダメ民主党の内にいて、結局何もできなかったし、何の声も上げなかった。
離党もしていない。声が上がって来るのは、『小沢派か?反小沢派か?』それらの
派閥争いで、軋轢があった時だけじゃないか!」
という感じで。




政界再編と言っても、しかもその政界再編が今現在、かなり現実味を帯びつつあるとしても、
今さら「あの民主党内の」議員を、保守系再編の為とはいえ、本当に必要としているのだろうか?

そのような考え方に至るのは、もっともな事である。




しかしねえ、これまで何度か書いてきた事もあるのですが、前回のあの悪夢の衆院選
について、自分が一番悔しく思っている事は、たった2つの事です。

「民主党政権が誕生してしまった事」自体については、その中に含まれてはいません。

民主党政権がダメな政権になるであろうという事は、元々、嫌という程予感していましたが、
「実際に痛い目に遭わないと、その事が理解できない」という人が大半であろうから(これは
“人間”というものの本質でもある)、そういう意味では『一回、民主党にヤラせてみるか』という
意見に対して、諦観の念で眺めていたというムキは、確かにあった。自民党も確かに(特に
福田政権は)酷かったしね。
(※と言いつつも、半分諦めながらも、反民主党の立場で警鐘を鳴らしつつ、実際、自分の
 投票先は、やはり自民党だった訳ですが)

一番悔しく思っている事は、一つは、自民党内の若手有望の保守政治家が、稲田さん以外
ほぼ全滅した事。そして逆に、自民党の古い体質の政治家が数多く生き残ってしまった事。

もう一つは、民主党が勝つ事については、諦めもついていたので仕方がないと思っていたが、
その議席数が『300議席を遥かに上回ってしまった』という事。

議席数の問題。程度の問題なのだ。『度が行き過ぎている』と。
そのようなアンバランスな扇動、偏向報道を行なったマスゴミは、絶対に許されない、という
事なのである。

20090831yomiuri mini
(※平成21年(2009年)8月31日(月)の読売新聞の朝刊より)





そんな訳で、現役の保守系議員の絶対数が足りないのですよ。
次の衆院選で、どれだけ復活できるかどうかにもよりますが。
今の自民党の対応や姿勢を見ている限り、かなり厳しい状況のような気もします。




しかしだからと言って、野田前原のような人間を、政界再編で、いわゆる保守陣営の側
組み入れてしまって良いのかどうか?


その辺は今の所、自分にもよく分かりません。


特にこの二人は、在日献金の件や、黒い人脈関係の問題などで、かなり我々、いわゆる
保守系方面からは総スカンの状態ですもんね。
「民潭」関係は、古くからの保守系とは決して無縁という訳でもない、という絡みもありますが、
さて、どう捉えたら良いもんでしょうか(“外国人からの献金”という時点で、実はもう、かなり
アウトなような気はしますが)。

まあ「人間として、議員の資質としてどうよ?」という根本的な問題もありますが、そういう
部分も含めて、自民党の森喜朗とかその周辺の議員、その手の系列の議員と比較しても、
「まあ似たりよったりかなあ?」という気もします。



政界再編についての自分の意見は、日本外交の行方 (11/27) の記事の最後の方にも
書いてますが、総選挙前の政界再編については、自分は反対の立場です。

何よりもまず、民主党議員の全体数を減らす事が、一番重要な事ですから。
「政界再編をやるなら、その後でないと、根本的な問題解決とはなりえない」という
のが自分の考え方です。



そういう意味では、ここでも結局、自分櫻井さんの意見は相反してしまうんだよなあ。

まあ自分の考え方は、所詮は“理想論”であって、現実的には櫻井さんの考え方の方が
実際に即した考え方なんですよねえ。


なにしろ自分の“理想論”の方については、言ってる自分自身が、どう考えても「そんな理想
的な甘い話が、ある訳ねえよなあ」
と思わざるを得ない程、全く現実感を伴わない“理想論
なんだものなあ。

第一、あのマスゴミ共が、そんな甘い話を許すはずもないだろうし。



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歴史のドラマやマンガについての話など

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最近、自分は「櫻井さんについて」などの事ばかり書いていますが、ここらで
ちょっと軽めのお話などもしてみたいと思います。


まずは昨年の12月に、このブログでも「坂の上の雲」、その他の件で、少し触れました
大河ドラマの事について。

と言いましても、今現在NHKで放送されているアレの事について、何か書くという訳
ではありません。
(※アレアレで、「朝廷を王家」とか言ったり、どうせ南宋との貿易をクローズ
 アップして、シナ様万歳、グローバル世界観万歳とか、クダラないプロパガンダ
 番組の上に、「ドラマの内容も糞」というゴミ作品なんだろうから、一切見るつもり
 は無いのですがw)


昨日の1月20日(金)に最終回を迎えた、スカパー「時代劇専門チャンネル」
昨年の11月から放送されていた、32年前の大河作品
「獅子の時代」
について、少し書いてみたいと思います。

時代劇専門チャンネル公式サイト
http://www.jidaigeki.com/special/1111_2/
http://www.jidaigeki.com/prog/004061.html
jidaigeki3.jpg
(画像は時代劇専門チャンネルのサイトより。※番組終了と共にサイトが消されるのか
どうか、よく分かりませんが、念のためサイトの画像をここに貼っておきます)


昨年の12月のブログ記事でも書きました通り、自分はそこそこの“歴史オタク”で、
尚かつ、特に幕末・明治の時代について中心的にドラマを見漁ったり、本を読み
漁ったりしています。

この「獅子の時代」のドラマは、まさにその幕末・明治を舞台にした大河ドラマです。

(参考用「獅子の時代」Wiki)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8D%85%E5%AD%90%E3%81%AE%E6%99%82%E4%BB%A3


しかし、スカパーのサイトやWikiなどを見てもらえば分かるように、このドラマは大河
ドラマにしては珍しく、“架空の人物”を主人公にしている。と言ってもドラマの内容は
歴史的な事象を無視する訳ではなくて、それらの事に密接に関わりながら、ストーリーを
展開していくという手法を取っている。


ちなみにこのドラマが放送されていた当時、私はまだ小さい子供だった。
全く放送を見た記憶も無いし、その後の人生の中でも、このような大河ドラマがあった
事など、全く知る由も無かった

しかし以前にも書きましたように、今はネットでいろんな事がすぐに調べられる。
ここ数年、ネットで調べて、かつてこういうドラマが放送されていた事を知り、数年前に
DVDをレンタルして、自分はこの作品を視聴した。


自分はここで、このドラマの内容について、深く詳述するつもりはありません。

一応、自分なりのこのドラマについての感想を簡単に述べておきますと、

歴史的な要素を重視して見ると、特に国家的な部分を重視した歴史観を通してドラマを
見ると(後半部分は特に)、やや「反体制的な歴史観が強すぎて、少し鼻につく」という
部分は確かにあるが(まあ、当時はそういうのが先進的というか、流行ってたというか、
当時の時代そのものの責任も若干はありますが)、ドラマの内容は、脚本家山田太一
ダブル主人公である菅原文太加藤剛の熱演が光り、歴代大河屈指の名作と言っても
過言ではないくらいの良作として仕上がっている。



ちなみに両主人公の立場としては、菅原文太=平沼銑次は会津藩士、加藤剛=苅谷嘉顕は
薩摩藩士の設定です。


150426s_h0005.jpg


歴史の流れに沿って、ドラマの放送内容を追っていくと、代表的な歴史の事件としては
パリ万国博覧会戊辰戦争(メインは会津戦争函館戦争)、明治初年頃の様々な事件、
明治六年の政変西南戦争北海道編(樺戸監獄での収容、及び脱走など)、秩父事件
という流れになる。



坂の上の雲と司馬遼太郎とNHK・3(まとめ) の記事で少し、幕末・明治の薩摩藩
事に触れましたが、この大河ドラマでは、おそらく大河ドラマでは後にも先にもこれが
最後になるのではないか?と思われる“パリ万国博覧会”の話がドラマの序盤数話で
展開されている。
(※一応、大河ドラマ「徳川慶喜」でも、一瞬だけ話題に出ます。なんせ慶喜の弟の民部
 卿・徳川昭武が慶喜の名代として幕府代表を務めてますから。ちなみに映像場面は
 この「獅子の時代」から転用している)

多分、大河ドラマにシャルル・ド・モンブランが登場するのは、このドラマぐらいの
ものであろう。(彼は日本語が話せるフランス在住のフランス人という訳ではなくて、
幕末の日本にもかなり長く滞在していた外国人なのだから、これから先、将来作られる
であろう幕末物の大河で、登場する可能性はゼロではないが、まず無理でしょう)



え~、今回はその手の幕末外交の話をしたい訳ではありません。

今回の自分の注目点は、別の所にあります。
今回は、このドラマの終盤北海道編及び、秩父事件」の方に注目してみたいと思います。



以下、樺戸集治監編。第42話「大脱走」より
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以下、秩父事件編。最終回「獅子の叫び」より
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「自由自治元年」の幟り旗を握りしめて闘う、銑次(菅原文太)のラストシーン






唐突ですが、自分は十数年前に、当時、講談社から発行されていた「ミスターマガジン」
という漫画雑誌を度々買って読んでおりました。

(ミスターマガジンWiki)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%82%AC%E3%82%B8%E3%83%B3

その中で連載されていた安彦良和氏『王道の狗』という作品があります。
自分は当時から連載作品をミスターマガジンで読んでいましたが、後に単行本も買って、
今でも持っています。

(王道の狗Wiki)(おうどうのいぬ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8E%8B%E9%81%93%E3%81%AE%E7%8B%97

王道の狗 (2) (ミスターマガジンKCDX (988))王道の狗 (2) (ミスターマガジンKCDX (988))
(1998/10)
安彦 良和

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この作品も、ストーリーの出だしは、北海道の監獄から脱走する話と、秩父事件に関係
して監獄に収容された、という話から始まる。

そして、この作品も主人公架空の人物である(ライバル役も同様に架空の人物)。

このあたりの設定が「獅子の時代」と、やや類似している。

ちなみに、作者である安彦良和氏は昔、学生運動に関わっていたそうです(このマンガの
単行本の巻末にある松本健一氏との特別対談で、ご本人が少しその事に触れています)。



蛇足ですが、自分は安彦氏の作品は、アニメ作品の方も「どっぷりと漬かりまくって」
ますが(そういう世代ですからw)、マンガ作品の方も、『虹色のトロツキー』は当然の
事として、『クルドの星』『神武』なども、かなり大昔から読んできています。その他の
作品もほとんど読んでいますし、持っている作品も結構あります。

但し、一応指摘しておきますと、安彦氏の作品は、氏がストーリーを組み立てられた
作品
を見てますと、全てに共通して言える事ですが、「ストーリー的には消化不良」
なるケースがかなり多いです。残念ながら。
(※この『王道の狗』はその典型例で、最後は、これはミスターマガジンという雑誌自体
 が廃刊になってしまったという事情もありますが、尻切れ的な終わり方をしています)

絵師としては、「不世出の神業的絵師」というぐらいの巨匠なのですが。
安彦先生は。良い原作が付いていればなあ。惜しい事です。




北海道、脱獄編
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十数年前、このマンガ作品を読んでいた当時は、自分は「獅子の時代」という過去の
大河作品
の事は知らなかったので、両方の作品をリンクして考えるという事はなかった
のですが、今思えば、『ああ、そうか。安彦先生の『王道の狗』は、「獅子の時代」に
多少、影響を受けて描かれていたんだな』
と、今になって(というか、自分が数年前に
「獅子の時代」をDVDで見る事によって)やっと気がつきました。


まあ別に、そんな事はどうでもいいです。

単に、今回スカパーで「獅子の時代」が再放送されるにあたり、個人的にも久々に、
その時代背景を感じる取るために『王道の狗』を引っ張り出して読んでみた、という、
ただそれだけの事です。
(※ちなみに『王道の狗』は秩父事件以降、日清戦争までが舞台。一方、「獅子の時代」
 は秩父事件までが舞台なので、厳密には両作品の時代背景は若干ズレてはいるのだが)



秩父事件編
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この王道の狗』という作品を、冬休みの間に読み返している時に、
『ああ、そういえば数年前、青山繁晴さんの本で「王道の日本、覇道の中国、
火道の米国」
という本が出版されていたよなあ』

という事を思い出しまして、と言いますのも、その時並行して、青山さん「ぼくらの祖国」
を読んでいたものでして、それで青山さんの作品に繋がったという訳です。

ただそれだけの話です。
しょーもない話でスミマセンw


(以下、“王道”について)
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(※第1巻の終了部分より)







最後に、上記までの話題とは全然関係のない余談を一つ。

昨日、金曜日の昼休みに、書店でSAPIOを5分程、立ち読みしてみました。
そうです。
小林よしのり「ゴー宣」です。

哀れなり。やっぱ売れてないやんか。

『相変わらずぶっ壊れてるな』という印象しか感じないのだが、それにしても
『小林よしのりは金の為に(プロパガンダを)やっている』と前に何度も書いた
けれども、今回の「ゴー宣」では、自分から進んでその事を認めているじゃないか。
以前、WILLでも書いていたけど。『ブラックジャックだって金の為に医業をやって
いるだろ?』
とギャグでごまかしながら。


別に自分も「金の為にやる事=商売」を否定するつもりであのように書いているの
ではない。
そうではなくて、『“プロパガンダ”を金の為にやっていると自分で認めて
おきながらの、そのような政治思想に、一体読者の誰が賛同してくれると
思っているのか?この男は』
と、ただそう言いたいだけの事だ。

「面白い作品を描いて、売って、金を儲ける」というのは、至極当たり前の事
ではないか。
あんたの表現手法=“拝金主義が絡んだプロパガンダ”は、「全然面白くない」
という、ただそれだけの事だ。


そのくせ、『自分の作品が売れないのは、“ホシュ・右翼の側の同調圧力”の
せいだ』
とか、『正しい事を書いているから、売れないのだ』とか、笑わせるなw

大体、“ホシュ・右翼の側の同調圧力”とか今回の作品内で書いていたが、同じ
今回の作品内の違うページで『日本の読者の大半はサヨクなので』と、ハッキリと
書いているではないか。

サヨクによる同調圧力”こそが、正真正銘の“同調圧力”であり(反原発運動
などを見ても明らかだが)、右側の“同調圧力”なんか、日本のどこに存在すると
言うのか?頭悪すぎるだろ。

同調圧力”と喚き立てている連中こそが(=反米サヨクこそが)、“同調圧力”
を利用している
のは、反原発運動だけに限らず、昨夜放送された青山さんの
『答えて、答えて、答える!』
を見ても明らかである。

【青山繁晴】9.11陰謀論への同調圧力に反す[桜H24/1/20]
http://www.youtube.com/watch?v=AUtNXCGaUVg&feature=channel_video_title


(※それにしても、この青山さんの動画の書き込みに殺到している“反米サヨク
 工作員及びアメリカ陰謀論者
”達はスゲーなw
 “低評価”へのクリック攻撃が凄まじいw
 まあ、この手の工作員が軽く百人以上はいる、という事だな)


同ニコニコバージョン
http://www.nicovideo.jp/watch/1327050799
(※同様に、こっちのニコニコへの書き込みも、青山さんに対する“反米サヨク
 工作員及びアメリカ陰謀論者
”達の工作活動が凄まじい)




あと『ホシュ・右翼の側は誰一人として、自分の発言に責任を取らない』みたい
な事を小林よしのりは書いていたが、これも全くもって逆で、本来、あんた方の
側に
向けられるべき批判を、相手の側に責任転嫁しているだけではないか。

責任を取る、取らないなどという事を言うのなら、反原発扇動をやっている連中に
こそ、「その扇動の責任が、本当に取れるのか?」と問い詰めるべきだろう?

あんたらが言ってるような、
『現時点で福島原発から放出した放射能の影響で、将来、大量のガン患者が
発生する』
などという事について、試しに現金でも賭けてみたらどうよ?

『5年経っても、10年経っても、一向にその兆候が見られなかったら、
我々が原発を廃止した事による、経済的損害を全部背負います』
と、宣言して
みたら良いではないか。

それが「責任を取る」って事だろ?



※最後に参考用で、昨年6月に、このブログで書いた原発関連の記事のリンク
「脱原発、反原発、即時原発廃絶」と言うのなら、現実的な方法がある(2011/06/30)
http://syoshisakuron.blog130.fc2.com/blog-entry-245.html

(一部転載)
まあ要するに、言いたい事は、
原発をすぐに止めたいと言う人は、すぐ止める事によって生じる全リスクを金銭によって背負い
原発を容認するという人は、原発事故が起こった際の全リスクを金銭によって背負う、という事。





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保守派の経済論?及び野田youtube動画の件なども若干

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一昨日、秋葉原の有隣堂へ行ってみた所、青山繁晴さん『ぼくらの祖国』が平積み
されていて、その時点で3冊くらい残っていた。
昨日、また行ってみると、全く無くなっていたので端末で調べてみると、在庫切れに
なっていた。 残っていた分は全て売り切れたようです。

売れ行きは順調なようで、祝着です。
お店としては、早々に在庫分を取り寄せてもらいたいものです。

あそこの有隣堂は、一番目立つ入口側の近辺にいつも、しょーもない、どーでもいい
ようなつまんない本を山のように積んで置いているが、青山さん『ぼくらの祖国』は、
専門書がジャンル別で置いてある奥まった所にあったのに、飛ぶように売れている。

ぼくらの祖国ぼくらの祖国
(2011/12/28)
青山 繁晴

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実は自分も、『ぼくらの祖国』も、『王道の日本、覇道の中国、火道の米国』も、
ここの有隣堂で買ったのですが、出版業界や本屋がもっと積極的に青山さんの本を
プッシュして売ってくれれば、青山さんの本ももっとたくさん売れるだろうに。

しかしまあ、あまり最初から飛ばし過ぎると、後から反動がやって来るかも知れません
ので、じわじわと、押し出されるような形で支持を拡げていくのも、案外、悪くはない
のかも知れません。





最近、政治についての事では、別段、特に言及する事もありませんが、野田首相
の事に関して言えば、例のyoutubeに上げられていた動画を、マスゴミも無視できなく
なったようで、度々マスメディアでも取り上げられている。
激しく“今更感”がありますが、一応リンクを貼っておきましょう。



野田総理 マニフェスト 書いてあることは命懸けで実行
http://www.youtube.com/watch?v=y-oG4PEPeGo&feature=channel_video_title



-------------------------------------------------------------------------------

ついでですから、野田佳彦関連の動画について、他の分もセットにして上げておきましょう。



韓国民団の選挙協力に感謝する、民主党野田佳彦議員
http://www.youtube.com/watch?v=3k79ozsd_-8&feature=related



-------------------------------------------------------------------------------
H23.12.06 参院予算委・西田昌司『野田総理、蓮舫大臣の怪しい献金』
http://www.youtube.com/watch?v=tCV45a9F2tc



-------------------------------------------------------------------------------

もう一つついでに、最新のニコ動「ネット世論調査」も。



野田民主党政権の支持率は7.2% 不支持率は63.7%。

ニコ動での民主党の支持率が、一般的な世論調査と乖離して、著しく低い事は、
ここ2、3年の間ずっとそうなので、別に今更驚くにはあたりませんが。

-------------------------------------------------------------------------------



鳩山、菅も恐ろしく酷かったものだが、この男も、その二人に負けず劣らず、
その人間性を動画の映像によって、余すところなく披露している。

櫻井よしこさんは、これでかなり厳しくなってきましたねえ。「野田首相押し」が。
(※櫻井さん関連の事については、次回の記事で詳しく書くつもりでいます)






今回のyoutubeの動画が象徴的ですが、自分は以前から考えていました。

民主党の正体を世間に拡めるためには、
『民主党の政治家が、政権交代前、特にその直前の頃にメディアなどで
喋っていた動画を、編集してまとめたものを、youtubeやニコ動などに
アップして世間に晒せば、一番効果があがるだろう』
と。

とはいえ、仮にそれをやったとしても、動画のヒット数が伸びなければ効果は上がらない。


※以前、自分がニコ動にupして、不発に終わった動画(今は完全に埋もれて
しまって休眠状態。というか、このネタは、政権交代後のものですが)



動画のヒット数を伸ばすのには、サヨク工作員達も上手く引っ張り込めないと
難しいが、連中は組織として上手く統制されているので、それも難しい。
また運営サイト側の意向も動画の伸びを大きく左右するが、この手の
「民主党の正体を暴く」動画は、サイト側もあまり好意的には扱わないし、
場合によっては、著作権を理由に速攻で削除する。


(※youtubeとニコ動の削除済み画面の参考画像)
tubeaoyama4.jpgnikoayama4.jpg



自分も、かなり昔のNHKのニュース映像などは(「日本の、これから」政治ジャンル
の分なども)いくつか持っていたりするのだが、どうせこれらを編集して(民主党議員
の過去の戯言
を編集して)youtubeなどに上げた所で、すぐに削除されるだろうし、また
個人的な余裕も(時間も、能力も)無いので、これまでやってこなかった。

ニュース番組の、しかも準国営放送のニュース番組の著作権などというものに、どれ程
の意味があるのか?というテクニカルな事については、過去の2chなどでも散々書いて
きてますが、それはともかくとして、それらの著作権などの問題をウヤムヤにして避ける
方法としては、音声はそのままにして、動画の方には様々な小細工を張り巡らせて
削除を回避するという方法もあるが、手間もかかるし、第一、その動画が爆発的に
ヒット
して視聴数が伸びれば、サイト側がそんな小細工など無視して、あっと言う間に
削除する。


伸びなければ人目には付かずに黙殺され、逆に伸びれば、サイト側に瞬殺される、
という訳である。
『あ~あ、私達に、公共の電波が有りさえすればなあ』と嘆くしかない。


「音声はそのままにして、動画の方には様々な小細工を張り巡らせる」という
やり方に関して言えば、青山さんのアンカーの動画は、一時期、ニコ動で毎週
「別寅動画」
として動画(正確には静止画)編集して上げてくれていた御仁がおりましたが、
最近ではそれも無くなってしまった。

サイト側の削除姿勢が、あまりにも強硬になってしまったせいである。


余談ですが、「別寅動画」としてアンカーが有名になってしまったせいで、
別寅”=“青山さん”もしくは“アンカー”というイメージが、ニコ動に定着して
しまったので、ニコ動で“別寅”で検索すると、今でも青山さん関係の動画が数多く
ヒットする。


話を戻すと、そういう動画素材の著作権の部分に関して言えば、今回話題になった
上記の野田の動画は、自己調達している動画のようなので無問題であった。
誠に祝着至極である。







最後に桜の水島社長について、ちょっと書いておきましょう。

m_syatyo2.jpg


水島社長櫻井さんに噛みついている事は、以前の記事で書きました。
またそれに付随して、過去の水島社長の言動に関する私の所見も書きました。


自分は水島社長の“行動、及び行動力”については、以前から、終始一貫して「評価
して」
きています。
その一方で、水島社長の“言論活動”については、「一部評価できる部分もあるが、
総じて粗雑で、一本調子で単調である」
とも指摘してきています。


正直、人としての評価をするのならば、“行動”と“言論(=理屈)”は相反する要素
であり、個人的には前者の方が、後者よりも大切だと思いますので、その点においては、
自分は水島社長の人柄を問題視している訳ではありません。



しかし、水島社長がよく語るセリフ、
『これはちょっと自慢をさせて頂きますが…』とか、
『私はこれまで言ってきた事を大体当ててきているつもりですが…』とか、
これらのセリフなどは、「それってちょっと、どうなのよ?」と、個人的には首を傾げたく
なります。


水島社長は「自分が、自分が」という気持ちが強すぎる。
手前味噌なセリフは問題外として、『大体当ててきているつもりです』というセリフも、
逆に『外してきている』事も山ほどあるではないですか。特に例の「経済討論」などの
中で、それらに出て来ている識者達の言う事を鵜呑みにして。


中国経済は破綻しましたか?
今の米ドル紙幣が消え去って、新しい紙幣が出回りましたか?
アイルランドは、ギリシャは、滅亡しましたか?

ユーロは本当に解体しますか?
それは具体的に、何年後の話ですか?


ついこの前も水島社長は、例の「経済討論」に登場していた反米チックな経済学者の言う
事をそのまま受売りして、『米国債を担保にして、お札を100兆円刷れば良いんです』
などと、自慢気に語っていた。

【国民愚弄】野田首相のブーメランと読売新聞の増税扇動[桜H24/1/26]
http://www.youtube.com/watch?v=rPIaqZKEPhQ&feature=mfu_in_order&list=UL




「経済討論」の中の珍説や極論ばかりを借用して、いろいろと視聴者を煽っているが、
「経済討論」の司会を長年務めていながら、いまだに素人の域を出ない経済観で、というか
そもそも、水島社長のような「行動派保守」の立場の人間からは、よほど縁の遠い
経済の話”について、ペラペラと薄っぺらな理屈をコネ回しているその言動そのものを、
少しは恥ずかしいとは思わないのか?
(その口でよくも、経済界や財界、及び経団連を悪し様に言えたものだ)



自分は“経済の話”を軽視している訳ではない。
しかし以前も書いたように、“日本経済の話”は、『これさえやれば、後は万事OK』など
という、白黒が判然とするような単純な問題ではない。

国の長期的な大方針を打ち出す事は重要であるが(“積極財政”なのか、“緊縮財政
なのか。今の震災後の日本の状況からすれば、桜のリフレ派が唱えている“積極財政”には、
自分も基本的には同意している)、後の細部については、専門的でテクニカルな話であって、
そんな事は我々有権者にとっては、窺う術も無いし、敢えて知る必要も無い(投票する判断材料
としては。※偶然ですが、本日の「西部邁ゼミナール 」でも、そのような話が聞かれましたが)。



経済論議は、客観的に、フェアにやらなければ意味が無い。
ましてや、それを利用して扇動したり、自己主張に利用するなどは、もっての外である。


しかるに、水島社長の経済観には、己の主義・主観が入り過ぎている。
己の主義・主観が入り過ぎるのは当たり前の話だ。
水島社長は「行動派保守」の人間なのだから。



私は水島社長の事を嫌って、このように書いているのではない。

水島社長が「様々な論客に噛みついている」のも、決してそれらの論客を嫌って
噛みついているのではないのだろうと思う。

私が水島社長に苦言を呈するのも、水島社長によるそれらの行動原理と、
全く同じである。


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