処士策論

「処士」(しょし)とは、仕官していない人、民間の人、在野の人のこと

反原発運動と宗教

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この話題を取り上げても「ウケがあまり良くない」という事を重々承知してはいるのですが、前回に引き続き、今回もまたまた「反原発」関連の話題を取り上げます。


現在、反原発活動はサヨク・左翼勢力にとって、絶対的な「旗印(はたじるし)となっています。この傾向は、もう既に3年以上続いていて、まだこの先数年、いや十数年は続くものと思われます。

私が言う所の「サヨク・左翼勢力」というのは、世間一般でよく耳にする具体的な例としては「日教組、自治労、在日、部落解放同盟」などが挙げられます。ちなみにこれらの組織は民主党の支持基盤と重なる部分も多いです(その事は民主党政権の時代、というか民主党政権が樹立する前から、私は何度も指摘していました)。

これは私の憶測で述べている訳ではなくて、私は実際に「反原発デモ」の活動現場を見に行って、彼らのデモ活動にそれらの組織が数多く関わっている事をこの目で確認して、以前ブログ記事でも書きました。

(以下、過去記事から抜粋)
サヨク連中の活発化によって、ようやく総選挙が近い事を実感(前編)(2012/07/23)

(以下、一部抜粋引用)
とりあえず、サヨクの動員力(組織力)の凄さについては私も何度か書いてますが、
昨年、私が反原発集会に潜入した時の記事のリンクを貼っておきます。

本日は左翼の反原発デモを見学してきました 2011/09/19(月)
この時、この集会に参加しているサヨク・左翼連中の組織的な詳細について少し書きました。
また写真なども貼ってあります。

さすが左翼・サヨクの動員力は凄まじいです。
しかものぼり旗を見ると、日本中から左翼・サヨクを動員したらしく、日本各地、
関東近辺各地の教職員団体、労組、自治労、女性団体、護憲団体、地域ユニオン、
反戦・反核団体、解放同盟
、等々。他に社民党、新社会党などもいた。



この事については、先日せとさんのブログでも同じような指摘があった。

★関西合同労組 ★部落解放同盟全国連合会 ★北海道高教組 ★関西合同労組
★JR総連 ★東京東部労組 ★三里塚現地闘争本部 ★アジア共同行動日本連絡会議
★戦争を許さない市民の会 ★労組交流センター ★JR貨物労組 ★女性会議ヒロシマ
★広島県教職員組合 ★全学連 ★全学労連 ★法政大学文化連盟 ★東京公務公共一般
★原水爆禁止日本国民会議 ★福島県教職員組合 ★三里塚芝山連合空港反対同盟
★東京西部ユニオン ★ソフトバンク(坂本龍一) ★ソフトバンク労組 ★革マル派(枝野幸男)
★中核派(山本太郎) ★動労千葉 ★日大全共闘 ★社民党 ★教職員組合
★9条改憲阻止の会 ★反原発自治体議員・市民連盟 ★緑の党 ★全労連 
★全労連女性部 ★日本共産党  ★日本ジャーナリスト会議 ★素人の乱
★日本マスコミ文化情報労組会議 ★マスコミ関連九条の会連絡会


反原発活動にサヨク・左翼組織が関与している」という事に関しては、異論を差し挟む人は誰もいないと思います。

しかし、私も過去に少しだけ指摘しましたが、
反原発活動に 宗教組織 が関与している」
という部分については、あまり目立たないだけに、その事を意識している人は案外少ないのではないでしょうか。

私自身、反原発デモ活動の現場、または日常生活の中で見かける反原発運動の現場などで、度々「仏教系」「キリスト教系」の組織名を目にした事があります。


先日の福井地裁における「反原発」キチガイ判決のニュース報道の際に、原告団の団長がテレビ画面に映っていました。
(5月22日(木)のニュース7より。判決翌日に関西電力が控訴した事を受けて)
140601_001a.jpg
この僧侶の名前はニュースでは出ていませんでしたが、ググって見るとそれらしき人物の名前が出て来ました。多分この人で間違いないでしょう。
中嶌哲演Wiki

私自身の基本的な見方としては、私は「日本の司法」に関わっている人間を基本的にほとんど信頼していないので(そもそも現行の“占領憲法”の下にある日本の司法界を信頼できるはずがありませんので)、この時の記事でも書きましたように、『司法が国際問題国家の尊厳に関わるような問題に口出しする事自体、許される事ではない』と考えています。

また更に付け加えるならば、高度に政治的な判断を求められるような問題にも、まあこれは今回の「原発稼働差し止め」裁判のような事例の事を言っているのですが、司法が口出しすべき事ではないと思っています。“占領憲法”の下にある現在の司法界では、一般的な民事事件や刑事事件の裁判だけをやっているのが、彼らにとっては分相応のはずなのですから。


宗教組織の事について言及するのであれば、「政教分離」の問題も避けては通れません。
そもそも公明党創価学会に対して「政教分離」の原則を全く問う事もしない日本のマスゴミ連中に、靖国神社玉串料がどうのこうのと言う資格が無いのは当たり前の話です。しかし今の日本の現状では、「政教分離」を厳格に適用する事自体が不可能です。創価学会だけに限らず、その他の各宗教団体も政治(世俗)に深く関わってしまっているのが現状なのですから。建前上はともかくとして。

まあ福井での反原発の原告団長は、その建前(=政教分離)を無視して「僧侶の姿で」テレビ画面に大々的に映し出されていましたので、若干問題があると言えばあるのかも知れません。



本来『原発をどうする?』などという問題は、高度な政治的な問題のはずです。
しかし、こんな国は地球上で日本だけだと思いますが、日本では『原発をどうする?』という問題は政治的な問題というよりも「国民の精神(精神衛生)に関わる問題となってしまっています。
そういう意味では『原発をどうする?』という問題は、もはや「宗教的な問題」と言えるのかも知れません。人間の心(精神)に関わる問題なのですから。
それが真っ当な状態であるとは、私には到底思えませんけど。



以前、桜の原発討論で脱原発派の竹田恒泰氏が語ったセリフを今でも憶えています。
『原発にはが無いから、原発は受け容れられません』

また日本国内では、至る所で「非核」「平和」などに関する宣言や標語を目にする事が出来ます。

皇室に関する話を、このような卑賤なブログで触れるのは畏れ多い事ですが、「国民の安寧」を祈って頂くのが皇室の重大なお役目である事は、私も重々自覚していますので、皇室のご活動として「慈悲・慈愛の心」を尊重されるのは極めて自然な姿だと思われます。

こういった背景を勘案して、日本人の精神面を重視して考えるならば、心優しき日本人にとって「反原発」は自然な流れと言っても良いのかも知れません。


しかし、それはあくまで「精神面」(宗教)についての話です。

精神(宗教)は精神、政治は政治。
精神が重要な事は重々承知していますが、だからといって現実の政治を無視して良い訳はありません。

宗教的な立場にある人間が「日本の自主独立(自主防衛)「日本の外交・安全保障」に言及する事が不自然であるのと同様に、「日本全体のエネルギー問題に言及する事自体、本来あってはならない事のはずです。

デモや宣伝活動までやってはいけない、とまでは言いません。
しかし、福井の裁判のように訴訟原告団の団長という立場に身を置くというのは、宗教者として、あまりにもやりすぎなのではないでしょうか?と私は思います。


私は宗教者に対して『原発再稼働を支持して下さい』とか、『日本の自主独立(自主防衛)を支持して下さい』などとお願いする気は毛頭ありません。宗教者が「他者に対する慈悲・慈愛の心」を説く、という事に対して異論を差し挟むつもりもありません。原発問題はすこぶる政治的な問題でありますので、過剰な口出しさえ控えてもらえばそれで何も問題はありません。


しかし、私は「宗教」については不勉強なのでよく分かりませんが、日本の宗教というものは、特に仏教というものは、「ひたすら他者への慈悲・慈愛を呼びかけるだけ」という、単純な物だったのでしょうか?
私の個人的な感覚からすると、もっと「人生の哲学」や「人間及び、この世界全体の矛盾」などを考えさせられる、そういった歴史的な積み重ねがあるものこそが「宗教」だと思っていたのですが。

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やっぱり雨が降るとダメなのよね

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昔からずっと感じている事なのだけれど、雨が降ると日本チームはダメなんですよね。
そういうチーム作り(=悪天候にも対応できるチーム作り)をしてきている訳ではないです
から。単純に力(パワー)負けですわな。日本の良い所がほとんど出せてませんでした。

ミスを少なくして、小技を巧みに使って決める日本のサッカーは、雨ではボールタッチが
難しいのでほとんど上手く行ったタメシがない。逆に身体能力の差がモロに出てしまう。
競馬で言う所の“重馬場・不良馬場”と同じ理屈で、単純な筋力(パワー)勝負、足元の
踏ん張り勝負の世界になってしまう。

ちなみにW杯の舞台で雨が降った日本の試合というと、12年前のトルコ戦以来かな。
あの時も1点リードされた後は、日本はほとんど良い所が出せずに負けてしまった。


4年前は守備的な日本チームだったが、今回は攻撃的な日本チームである。
しかしこの雨では日本の攻撃の良さはほとんど出せなかった。
コートジボワールの逆転を阻止できる程の守備力は、今回の日本チームにはそもそもない。
だから今回の逆転負けには、私はそれほどの衝撃は受けなかった。

2年前のロンドン五輪の悪夢もあったので、ここで「我らのサッカー代表」の事を書くと嫌な
予感が的中してしまう気がして、今までは敢えて触れないようにしていました。

「初戦を落とす」という意味の大きさは重々承知しているし、今回は2年前の「五輪の舞台」
とは違って「言い訳の効かない“A代表”の舞台」での窮地である事も重々承知している。

8年前のドイツW杯での“ジーコジャパン”も今回同様、攻撃重視のチームだった。
あの時も今日と同じように、初戦で逆転負けをくらった。結果、大会は予選落ちだった。
あの時は「3戦目がブラジル戦」という絶望的な状況もあった。
今回の3戦目はコロンビア戦である。

ブラジルほどではないにしても、コロンビアも相当強い。しかも南米での大会なのだから
余計(地元である)コロンビアの勢いは増してくるはずだろう。

次のギリシャ戦は勝つしかない。
次こそは、雨が降ろうとどうなろうと、日本の攻撃力を100%出し切った試合を期待する。


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まだこんなマスゴミによる「言葉狩り」を許している日本は平和だよな

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今日はW杯サッカーの事には一切触れません。W杯の事は後日に回します。


東京都議会のヤジがどーのこーのと、またしょーもない話で公共の電波を使って「公開リンチ」をやっているという、大の大人がこんな事やってて恥ずかしくないんですか?マスゴミさん達は。

何が恥ずかしいって、「言葉狩り」の対象がヤジって言うんだから、どんだけ暇なんだよ?お前ら(マスゴミ)は、って所ですわなあ。

しかもNHK。今回もやってくれましたよ。
coffeeさんが既に指摘しているように、『自分が早く』なんて言っていないのに、しっかりと字幕スーパーに『自分が早く(結婚すればいいじゃないか)』と明記して、強引に「言葉狩り」を完遂しましたからねwデッチあげによって。

この強引さは以前、埼玉スタジアムのJリーグの試合で「ジャパニーズオンリー」と掲げた横断幕を槍玉にあげた時以上のゴリ押しぶりだった。
あの時もNHKはかなり強烈にバッシング報道を繰り返していた。公共の電波を濫用して。
たかが横断幕一つを取り上げて大袈裟に。

その批判の理屈が真っ当であるかどうか?の話はさておき、「言葉狩り」の対象がヤジとか横断幕という時点で、
『お前ら(マスゴミ)のイジメ(「言葉狩り」)のレベルは
 小学生レベルかよw』

といった所なのだが、大の大人がバカ高い(年収1千万超という)給料を受け取ってこんな仕事しかしていないというのだから、日本国中至る所で「マスゴミ」って呼ばれるんだよ。

佐村河内はデッチあげるわ、小保方の割烹着姿を持ち上げたその直後に掌を返したように叩きまくるわ、反原発・放射能(放射脳)プロパガンダはやりまくるわ、これら全て、“報道”という名の下にNHKが行なってきた“扇動行為”である。

私は何年も繰り返し述べてきました。
『日本にとって一番害悪をもたらす存在はNHKである、と』
(※特に今一番酷いのは“ニュース7”)

今回の「言葉狩り」事件で、その事が更に広く認識される事を願うばかりです。

一番悪いのは、なんと言っても影響力の強いNHKです。

(※ただでさえストレス溜りまくりのここ数日だというのに、クダらない事で騒いで余計なストレスかけてんじゃねーよ!って所ですわ、まったく)

(※6/24/0:30追記:これ書く前は知らなかったのですが、ヤジ飛ばした本人が認めてたんですね。じゃあ意図的という事でアウトかな。あのセリフをよく拾って聞く限り、そうは聞こえない感じもするので、開き直ってマスゴミに反撃してやれば良かったのに。しかも「あの尖閣上陸組」という関係の都議であれば、なおの事。ここでヘタレた所で再起できる見込みなんか無いだろーに。これじゃどうしようもないね)

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東京五輪のサッカーでは是非ともメダルを目指して欲しい

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(※今回の記事は前々回の記事、あの今大会初戦のコートジボワール戦の直後に書いた記事の続編、というか完結編という事になります。政治やメディア関連の話はほとんどありませんので予めご了承下さい)

W杯はまだグループリーグが終わったばかりだというのに、日本チームはその舞台から既に去ってしまった。

さすがにサッカーのW杯は五輪にも劣らない程の人気を世界中で獲得してますので、日本国内もその例に漏れず、各メディアが大きく取り上げて大会を盛り上げています。

今回のW杯における「我らが日本代表チーム」の戦いぶりについては、サッカー関係者は元より、普段スポーツやサッカーに関する発言などあまりする機会がない識者達までもが至る所で発信していますので、大体の意見は既に出尽くしてしまっていると思われます。



もう皆さん、既に「耳にタコ」の状態だとは思われますが、とりあえず私の意見も付け加えておくと致しましょう。

正直な所を言えば、『やっぱりダメだったか』の一言に尽きます。

事前に報道されたメディアなどの論調では「かなりの好成績」を煽っていましたので、普段サッカーに触れる機会が少ない人達にとっては今回の代表チームに過大な期待を寄せていた人もいるかも知れません。

まあ前回(2010年)の南アでの大会では初めて(地元開催以外で)グループリーグ突破(ベスト16)を成し遂げましたし、2年前のロンドン五輪ではベスト4まで進出した訳ですから、近年の実績から考えれば今回も『きっとある程度はやれるのだろう』と考えてしまってもムリはありません。

私自身も、別に日本が今回のように惨敗する事をあらかじめ予想していた訳ではありません。ある程度自分達の流れに引き込む事が出来ればグループリーグ突破も可能かも知れないけれども、少しでも歯車が狂えば今回のような惨敗に終わるだろう、とも思っていました。

W杯は怖ろしいものです。
4年間の積み重ねの結果が、グループリーグにおけるたったの3試合に凝縮されてしまう訳ですし、実際スペイン・イタリア・イングランド・ポルトガルでさえ、我々と同じようにあさっりとグループリーグで敗退してしまっているのですから。

ただし我々日本チームの「敗退」は、決して彼らと同じ類いの「敗退」ではない所に、我々日本サッカーの悩ましい現状があるのです。

彼らの「敗退」は、それこそ『たまたま今回はツキが無かっただけ』の一言で済む話であり、次回以降の大会では、順当に行けば彼らは相変わらず「優勝候補」に名を連ねる事が出来るはずなのです。

しかし我々日本チームの「敗退」は違う。現状のままでは(=今のレベルのままでは)、この先の展望が全く見えてこない。今回の我々日本チームの「惨敗」は、その事をハッキリと我々に突きつけてくる程の惨敗ぶりでした。

私は別に選手を非難するつもりで言っている訳ではありません。
日本国内にいる我々日本国民の失望感などは、わざわざ現地まで行って応援をしていた人達の喪失感に比べれば、たかが知れたものです。
また選手や監督及びチームスタッフのみんなが抱いている屈辱感も、私達などとは比べものにならないはずでしょう。

と言いますか、私も年齢のせいか10数年前と比べると「サッカー代表」に対する思い入れも、やや衰えてきています。そういった部分も含めて、私は事前に今回の「代表」がそれ程強いとは思っていませんでしたし、思い入れもそれ程強くはありませんでした。ですから気持ちの落ち込みも、それ程大きなものではありません。

正直な所、気持ちの落ち込みで比べるのなら、2006年のドイツでの「惨敗」のほうが余程ショックは大きかったです。実際当時はしばらくサッカーに関しては放心状態が続きましたから。
あの時の代表にはかなりの期待を寄せていただけに(言っては悪いけれども、宮本だけは例外としてw)、あの時の惨敗ぶりはかなりのショックでした。

私が知る限りでは、今までで一番可能性を感じさせてくれた「代表の世代」と言いますと、1999年のナイジェリア世界ユースで2位になったあの高原・小野の世代、彼らにとっての最後のチャレンジとなる大会が、あの2006年のドイツ大会でしたので、あの時の期待は大きかったです。

しかしサッカーというのは本当に何が起こるか分からないもので、期待していたあの2006年の大会では全く流れをつかめなかった「我らが代表」が、世代が入れ替わった2010年の南ア大会では、私の予想に反してベスト16に進出してしまうのだから、本当にサッカーは面白い。

守備的と言われようと、サッカーとして面白くないと言われようと、2010年の南ア大会でのベスト16の実績は大きかったと思います。しかし彼らは今回あの時の「守備的サッカー」を捨てて「攻撃的サッカー」を掲げてブラジルに乗り込んできて、結果としてそれは不発に終わった。



今回のブラジルでの惨敗を見て、「日本人(選手)のサッカーに対する限界」を感じた人も少なくないと思います。
実はそれは、かなり以前から多くの日本人の深層心理にあったもの、と言えるのかも知れませんけど。

『やっぱり日本人にはサッカーは向いてないんじゃないのか?』と。

確かにそれも「一つの見識」として、そういう見方も出来るでしょう。今の日本サッカーの現状からして、それを完全に否定できる人間も誰もいないでしょう。


体格的な面から言うと、私も2年前のロンドン五輪の時に書きましたが、
メキシコ代表がやれて、同じような体格の我々日本代表にやれない事はない』
と、たまたま玉木正之が先日ブログで同じような事を言ってましたけれども、それに近い事を当時このブログで既に述べました。メキシコサッカーを目標にすべし、と。
(※ちなみに私は五輪とW杯の時だけ玉木のブログを覗くクセがついてますw)

問題はむしろそれ以外の所にあると思います。
玉木はハングリー精神がどーのこーのという事を書いてましたけど、それはちょっとありきたりな見方にすぎますね。国の豊かさを尺度にするならば、ハングリー精神などという単語にはいくらでも反論をする事が可能でしょう。ドイツや米国のチームも決して弱くはないですからね。

日本人の国民性という面から見ますと、一つ確実に言える事があると思います。

サッカーというものは、誰一人として文句がつけられないぐらい「実力主義」の世界である。そしてまた一方では、冷酷なまでの「結果主義」の世界という一面もある。

この感覚「日本人の国民性にはそぐわない」という事は言えると思います。

『サッカーってそういうスポーツじゃねえから』と、日本のスポーツ番組などを見ていて私はよく違和感を感じる事があります。

『サッカーというのは、チャンスを数多く作るためにやってるんじゃなくて、少ないチャンスを「如何に決めるか?」というゲームであるはずなのになあ』と。

送りバントを決めて、得点するパーセント(可能性)をあげる事に血道を上げるような野球というスポーツとは、全く異なる観念が必要なのですよ。少なくとも世界で戦う時のサッカーの試合では。
(※ちなみに私は野球が嫌いな訳ではありません。野球もサッカーと同じくらいに語り倒す自信はある、長年の野球ファンです)

「耳にタコ」が出来るセリフではありますが、一番大切なのは“決定力”、この3文字に尽きます。

決定力”が無いにもかかわらず、守備の意識を薄くして「攻撃的サッカー」を掲げれば、今回のように次々と敵のカウンター攻撃の餌食になるのは必然の結果と言えるでしょう。

もっとエゴイスティックで貪欲なFWを育てあげなければなりません。


私は2年前のロンドン五輪の時に以下のように書きました。

(以下、途中より抜粋)
話は全然逸れますが、日本代表サッカーは個人技の高い南米勢ブラックアフリカ
に結構弱い。

今回の五輪代表が予選、準々決勝と通じて良い結果を残せているのは、南米アフリカ勢
(北部の地中海沿岸のアフリカ勢以外)とは当たっていない、という事も影響していると
思われる。

これまで国際試合で南米、アフリカ勢に苦杯を嘗めさせられてきた事は多々ある。
(中略)
日本代表のサッカーは「個人技」というよりも、「チームプレー」に重きを置いている。
そのせいか、欧州勢とやる時は結構、試合展開が「カッチリと噛み合う」事もあり、
今回のスペイン戦のように「上手く試合展開を運べる」という事も時々ある。
(中略)
「心技体が重要」とは、昔の人は上手く言ったものだと思う。
日本人競技者は“”に重きを置きすぎる向きがあると思われる。
その点、韓国人は“”に重きを置く傾向があるように思われる。その上、韓国人は
一番重要な“”の部分もかなり強いが、これは“個人”としての強さに磨きを
かけているからだろうか。

一方、日本人はその“”の部分を「チームプレー」「チームワーク」で補おうと
する向きがあるように思われてならない。
それは「美しく」もあり、「美徳」と見えるのかも知れないが、一番最後の「決め手」
の部分で重要になってくるのは、やはり「個々の能力」である。

ここが日本人競技者の弱点なのかなあ?と、ちょっと思ってもみたり…。(以下略)

(※これはあの五輪の準決勝メキシコ戦を前にして書いた文章です。また私は韓国に媚びるつもりで書いた訳ではありません。これは客観的な彼我の実力の差を考慮して書いた文章です。実際その後、私の悪い予感は的中する羽目になってしまったのは、皆さんご承知の通りです)
(※余談ですが、今回のブラジルでの韓国の弱さには助かりました。日本があのグループHに入っていたら、(相性の面から見ても)かなり突破の可能性は高い、と思えるぐらいの恵まれたグループに入っていたのにねえ(と言うか、2002年に日本が入って突破する事が出来たグループHにそっくりだった)。まあ不幸中の幸いと言った程度の出来事でしたけど、W杯での韓国の結果が気にならないと言えば、やっぱりウソになりますからね)


個人技の重要性については、まさに今回のブラジルW杯でまざまざと思い知らされる事になりました。
「地元である」というプラス要素も加味して、今回は「個人技の強い」南米勢が快進撃を続けている。

そして日本のサッカー代表は昔から南米勢を一番苦手にしている。というか我々はこれまで一度もW杯で南米勢に勝った事はない(と言うか引き分けすらない)。
98年はアルゼンチンに敗れ、2006年はブラジルに敗れ、2010年はパラグアイに敗れ、今回はコロンビアに敗れた。

南米大陸でやる時の南米勢の強さは、上記で挙げた1999年のナイジェリア世界ユースと同じ年に、当時発足したばかりのトルシエジャパンがコパ・アメリカ1999にチャレンジした時に、その映像をテレビ画面で観て痛感したものでした。
『日本人選手のサッカーとは明らかにレベルが違う』と。




取り留めのない事をグダグダと書いてきてしまいました。

何をやるにしても、とりあえず「当面の目標」というものが必要です。
それはやはり、今の所は「東京五輪」目標にするのが、我々の日本代表サッカーにとって重要な目標となるのではないでしょうか。
私が産まれるかなり前の話ですから、もちろん当時の事は詳しくは知りませんが、前の「東京五輪」の時も、それをきっかけにして次のメキシコ五輪での銅メダル(3位)に繋げたんじゃなかったでしたっけ?

最近は「ユース世代が世界ユースにすら出場できない」という事態も続いているみたいですしね。アジアユースで韓国を完全に撃破できるぐらいにならないとお話しにならないでしょう。世界で上位を目指すでのあれば。まずは若手の育成が肝要です。


今回のブラジルでの惨敗という出来事によって
「サッカーに関する日本人のかすかな望み」
もかなりグラついてきていると、私には感じられます。

日本にしっかりとしたサッカー文化が根付くのかどうか?
今が日本サッカーの正念場です。

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