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処士策論

「処士」(しょし)とは、仕官していない人、民間の人、在野の人のこと

朝日新聞社長の謝罪会見とNHKのスタンス。その他雑感など

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世間では今、三連休らしいのですが、私はこの土日に休日出勤を強いられる事となりまして、本日ようやく休暇が取れました。先週も休日出勤だったし、平日は平日で連日遅くまで残業続きで、あ、そう言えば私、お盆休みも無かったわ。
『ウチの会社は「ワ○ミ」か!「す○家」か!』
というぐらいの忙しさで、全然ブログの更新が出来ていません(『お前はいつもいつも同じ言い訳ばかりしやがって!』と思われるかも知れませんが、このブログはそういった私の個人的な愚痴を書くのも一つの動機として続けていますので、ご了承願いたいと思いますw)。


いやはや、しかし。つらいのは仕事の忙しさ、という事だけに限りませんで、せっかく「朝日新聞の社長が謝罪会見を開く」、即ちネット(主に2ch)的には「いわゆる祭り」という状況が招来しているというのに、たまたま仕事が忙しい時期と重なってしまいまして、全くその祭りに合流する事が出来ていないのが、実につらい。

と言ってもNHKウォッチャーである私としましては、実は特にこれと言って指摘する程の事は無いんですけどね。「例の朝日新聞の問題」について、NHKは特別何か目新しいコメントなど打ち出してはいませんから。

そんな訳で最近の様々なメディアの動きについて、つれづれなるままに書き残しておく事とします。
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●「例の朝日新聞の問題」に対するNHKのスタンスは明確である。少しでもNHKの報道に関心のある方でしたら皆既に承知していると思いますが、ことごとく『ノーコメント』というスタンスです。

「触らぬ神に祟りなし」「君子危うきに近寄らず」というのがNHKのモットーですから。「報道の使命」とか、「国民の知る権利」とか、そんな意識はNHK職員には微塵もありませんのでスルーして当たり前です。テレ朝の報道ステーションとスタンスは全く同じで、さすがに「社長の謝罪会見」はスルーはできませんでしたが、その事があるまでは徹底的にスルーしまくっていました。しかも取り上げたのはその当日限りの話で、今はまた再びスルーモードに舞い戻っています。
(これは当日のNHKニュースウォッチ9より撮ったもの)
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『多分NHKは国会で取り上げられるまでは完全にスルーし続けるつもりなんだろう』
などと私は考えていました(※まあNHKの場合は国会で取り上げられたとしても、しかもそれをNHKの国会中継で放送していたとしても、過去に西田昌司先生の国会質疑などを当たり前のように夜のニュース番組では黙殺していましたから、「例の朝日新聞の問題」が国会で取り上げられてもニュース番組ではスルーする可能性は高かったと思いますけどw)。
しかし突然の「社長の謝罪会見」が行なわれた事により、そのスルー状態も打ち破られる事になった。

あと、先程「反日勢力を斬る」さんのblogを見て知りましたが、昨日のNHK日曜討論に安倍首相が出演して朝日の慰安婦問題について言及されたようですね。そりゃ首相が出演するとなれば、NHKもスルー出来る訳がありませんわなw


●そう言えば、少し前に放送されたNHKの「歴史秘話ヒストリア」の沖縄報道が酷かったとの話をcoffeeさんのブログで目にしました。私は番組内容を全部見た訳ではないので詳細を理解している訳ではないのですが、本土と沖縄の関係を離間させるためのプロパガンダ放送媚中報道などは、NHKでは過去にも度々見せつけられてきましたから、今回の番組もその一連の偏向番組と似たようなものだったのでしょう。

これは少し深読みし過ぎなのかも知れませんが、私はその「歴史秘話ヒストリア」沖縄偏向番組というのは『NHKがわざと炎上させる為に作った番組なのではないのか?』と少し思いました。今現在は糾弾の鉾先がこぞって「朝日の慰安婦問題(もしくは福島原発の吉田所長発言)」に向けられているので、敢えてNHKの側で「ボヤ程度の炎上騒ぎ」を起こす事によって糾弾の鉾先を分断させる意図なのかなあ?と。なんせNHKは「ボヤ程度の炎上」ではビクともしませんから。受信料などの金銭的な面から考えても。落城(倒産)の懸念さえも囁かれている朝日とは違ってw

まあ実際そんな意図がNHKにあったかどうかは不明です。しかしどのみちあの「社長の謝罪会見」が行なわれる事によって、朝日に対する糾弾の声は以前にも増して厳しいものとなったのだから、「歴史秘話ヒストリア」沖縄偏向番組は「単なる一つの偏向番組」としての価値しか残らない事になったw


「いわゆる保守系」と呼ばれる人達の対応も、相変わらず拙い。チャンネル桜が100万人訴訟だか1000万人訴訟だかを計画しているらしい。多分不発に終わるだろう。この前の都知事選の時と同じ様に。
(※都知事選とCh桜の事について書いた過去記事のリンク

いや、私は不発に終わる事を願っている訳では決してありません。上手く行くに越した事はないと思っています。しかし、私は
水島社長が前面に立って行なう政治運動が成功する事など絶対にあり得ない』
という確信を持っているので、多分無理だろうと思ってます。

桜が先頭に立つのではなくて、桜がサポートの側に回って櫻井よしこさん達を手助けするような形になるのであれば話は別だが、あの桜の人達にそういった分別があるとはとても思えないので、まあ今回も不発に終わるんでしょう。
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私が過去に散々訴え続けてきた「保守合同」千載一遇のチャンスだというのに、あの人達は真っ先に『俺が、俺が』『自分が、自分が』列の一番前に割り込んで来ましたからね。どうしようもない連中ですよ。


●今回の朝日騒動における「池上彰問題」について、いわゆる保守系内では色々と池上彰の日和見的な姿勢に文句を付けているらしい。なるほど確かに私も池上彰の日和見的な姿勢はオカシイと思うし、毎日系(毎日新聞やTBSのサンモニ)の日和見的な態度もオカシイと思う。

でもそれを言うなら『三橋貴明や上念・倉山も似たようなものだったよなあ』と私は思う。以前記事でも書いたけれども。特に今の三橋の態度は酷い。

いわゆる従軍慰安婦問題は、マニュアル通り適切に反撃すれば負ける訳がない(2014/02/04)

(以下、過去記事より一部引用)
上念・倉山の両氏については、これは以前から同様のスタンスであった訳で、
またチャンネル桜【メディアの嘘を見抜け】で上念氏が主張していた「反論の仕方」
しても、随分と杜撰な「反論の仕方」で、この両氏が「いわゆる従軍慰安婦」にほとん
ど関心がないのは分かりきった話である。

まあ『歴史問題は解決しない』と自ら言っているように、『労多くして、実りが薄い』
言論戦なのだからあまり乗り気がしないのも『むべなるかな』と言った所ではある。
(中略)
それにしても日本国内で「いわゆる保守派」がまとまって動き出せば少しは事が動
き出そうというものだが、チャンネル桜にそれを求めて挫折した過去もあり、上念・
倉山は「歴史認識問題」には関心は薄いし、三橋貴明なんぞはもっと関心が薄い。
あとは(私も含めて)烏合の衆が好き勝手にやっているだけ、という体たらく。
一番効果的に動いているのが「米国人であるテキサス親父さん」とは、全くもって
笑えない笑い話である。(以下略)


上念・倉山が慰安婦問題についてさほど熱心ではなかったのは確かだが、上念・倉山は「河野談合」とか言い出した辺りから、多少この問題について踏み込んだ発言をするようになってはいた。

しかし三橋は論外だ。
三橋が朝日の慰安婦問題を糾弾するようになったのは(まあ私は三橋のブログはサブタイトル以外何も読んでいないので、三橋がこの事について何を述べているのか全然知らないけれども、大体の見当はつきます)8月5日の朝日の訂正記事が出てからの話である。それ以前に、三橋がこの朝日の慰安婦問題を世間に喚起するような発言をした事があっただろうか?
池上彰と同じではないか。三橋貴明も。朝日叩きの「尻馬に乗った」という事を言うのであれば。


●朝日新聞は慰安婦問題については「広義の強制性」というロジックに切り替えて、これからも同じスタンス(慰安婦問題における日本の不法行為はあった、というスタンス)を取り続けるらしい。
なるほど、朝日のその気持ちは分からんでもない。
サヨクお得意の「可哀想な被害者がいるのは事実」「感情論」を盾にして、これから先も乗り切っていこうと考えているのだろう。
そう判断した朝日の気持ちは、NHKウォッチャーである私には痛い程よく分かる。

しかし残念ながら、そのロジック(=広義の強制性)が通用するのは視聴料(=税金)で喰ってるNHKだけなんですよねえ。

視聴料(=税金)で喰ってるNHKであれば、
『命は大事です』『被害者は可哀想です』『お金は大切です』
などという「小学生でも分かる当たり前の理屈」を延々と垂れ流すだけで、別にそれ以外何も言わないとしても、まあ後は気象情報とか適当に放送してれば「視聴者にとってなんとなく存在意義があるように感じられて」、局として存続していけるのかも知れないけれども、新聞社=民間企業はそんな甘いものではないでしょう?

「小学生でも分かる当たり前の理屈」を聞かされる為に、金を出して新聞を買う大人がどこにいますか?

「知性を売りにする朝日新聞様」が、「広義の強制性」とやらの理屈で「感情論」に訴えた所で、果たして共鳴してくれる読者が世間にどれ程いるんでしょうかね?

まあ確かにサヨク・左翼全盛の時代は終わったとはいえども、まだまだ日本においてはサヨク・左翼が主流である事に変わりはない。私自身が患っている「反サヨク病」もまだまだ完治するには程遠い。「反原発・放射脳」問題もまだまだ酷い有り様だ。だから朝日がその路線に固執する気持ちは分からないでもないが、果たしてその経営判断が上手く行くかどうか…。


●最後に余談ですが、最近のNHKの放送では「NHKらしからぬ」出演者を時々見かけます。
青山繁晴さんや埼玉県議の鈴木正人氏などです。
いや、NHKが保守系の思想を番組内で紹介している、などという訳では決してありません。そういった思想性とは全く関係のない話題を取り上げた番組内で、たまたま青山さんや鈴木氏が出演していたという、ただそれだけの話です。

ザ・プレミアム 幻解!超常ファイルSP「アメリカUFO神話に迫る!」
放送日時: 2014年8月16日(土)午後9:00~午後10:30(90分)
【ゲスト】皆神龍太郎,青山繁晴,【司会】栗山千明,【語り】中田譲治,矢島正明
http://www4.nhk.or.jp/darkside/x/2014-08-16/10/2584/
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9月10日(水)のニュースウォッチ9内で放送された「地方議員の政務活動費」についての報道。埼玉県議の鈴木正人氏(桜の大高美貴女史の旦那)の政務活動費が一例として紹介されていた。
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まさかこれ、NHKはガス抜きのつもりなんでしょうか?この程度の「路線変更」でw
しかも当人の真の思想性(政治性)とは全く関係の無い番組に限っての起用であるにもかかわらずw

相変わらず視聴者(国民)をナメとるよなあ。NHKは。

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「朝日炎上」の火を、NHKに飛び火させる為には

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ここ最近はネタ不足である。

今の時期、なんと言っても「朝日の一連の誤報(=捏造)問題」について書く以外に、他にめぼしい話題は見当たりません。

しかしながら、私自身もここ最近のブログ記事で何度も指摘していますように、私のウォッチングの対象であるNHKは「朝日の一連の誤報(=捏造)問題」については全く無関心な姿勢を貫いています。

そんな訳ですから、NHKがこの問題に対して一体どのような見解を抱いているのか?その姿勢が全く打ち出されていない現状では、私としても何とも指摘のしようがありません。

結局の所、やはり
『NHKはなぜ、朝日の一連の問題について(例えばNスペクロ現など)特集番組で取り上げないのか?』
といったパターンでNHKを追及する以外に方法はない訳です。


昔、私が2chのNHK板でスレッドを立てていた時につかっていたテンプレートで、以下のようなものがありました。

23 名無しさんといっしょ 2007/12/29(土) 22:03:10 ID:gsH+Qe1s
『検証 旧日本軍の「悪行」 -歪められた歴史像を見直す-』
平成15年1月20日、自由社より発行 著者・田辺敏雄
http://item.rakuten.co.jp/book/1517918/

「中帰連」の誰がどのような証言を(朝日やNHK、その他のメディアで)して、
また中国の撫順戦犯管理所でどのような供述書を残しているか等について
詳しく報告してある。またそれら「中帰連」発のプロパガンダ以外の、当時中国
にいた人達への取材なども多数報告してある。

参考動画
中帰連・撫順戦犯管理所洗脳プロセス(南京関連)
http://jp.youtube.com/watch?v=RAdq0kAn24o

(以下、上記の本よりの抜粋部分)
<不誠実>
NHKについても書き加えておきたい。NHKの偏向はしばしば指摘されるが、
NHKの偏向の特徴は、個々の放送内容の問題もあるが、「何を放送しなか
ったか」という点に問題がある
と思う。日本軍の悪行や欠陥となると熱心に
取り組む反面、それらが疑わしく、冤罪ではないかという問題となると、まっ
たく手を出さない
ことである。だから、NHKの手で、日本軍の冤罪なり疑惑
が晴らされた例が皆無なのは当然で、冤罪という事実があったことさえ報じ
ようとしないのである。視聴料を取る日本の放送局ならば、なにより取り組
むべき優先課題であったはずである


吉田証言を例にとれば、NHKは吉田の強制連行発言を直接取り上げたこ
とはないと言うかもしれない。だが、吉田証言の重みを考えれば、虚偽証言
に至った理由、事実関係などを国民に知らせる義務があったはずである
「中帰連」についても、「良心的な団体」であるかのごとく好意的な報道に終
始したし、彼らの偽証について報じることはなかったのである。(以下略)

もう10数年も前に書かれた本によって指摘されている内容が、今現在でも完全に通用するというのが怖ろしい
要するにNHKの体質は10数年前と全く変わっていないという事です。今は朝日新聞ですら、あのように凋落してしまっているというのに。


朝日新聞の問題については、最近様々な雑誌で取り上げられるようにはなりました。雑誌だけに限らず、TVでも(もちろんNHKは除く)、一部の番組では取り上げられるようになっています。
しかしその内容に関して言えば、やはり、これもかなり昔から(特に我々いわゆる保守派と言われる人間にとっては)言い続けられてきた内容をそのまま聞かされているだけに過ぎません。

変わった事と言えば、朝日がその虚偽を認めた」というだけの事。
更には「世間がその事を、少しずつではあるけれども知り始めた」という事。

慰安婦問題の件で朝日新聞を追及する事、例えばCh桜がやっている「団体訴訟」のような形も、それはそれで無駄な事ではないと思うけれども、私の個人的な意見としては、今こそNHKに対しても、
『なぜ朝日の慰安婦報道について、公共放送であるNHKが特集番組を組もうとしないのか?』
といった意見をぶつけるべきだと思っています。

朝日新聞に対する「団体訴訟」の申し出を集めるのも結構だけれども、同時にNHKに対しても上記のような形で追及する事は可能だと思うんですけどねえ。我々の「公共放送」である訳ですから、多くの声が集まればNHKも無視できないはずですし。


朝日新聞についてはそんなに慌てなくても、今回の件で当分は「朝日バッシング」を継続する事は出来るでしょう。朝日自身も、当分は今回の件で足を引っ張られる事は覚悟しているはずでしょう。我々はじっくりと、様々な手法でもって「朝日包囲網」を強化していけば良いだけの事です。急ぐ必要などありません。

しかしNHKは違います。NHKは全くの無傷です。
この慰安婦問題を、なんとかしてNHKに「飛び火」させるためにも、多くの声を集めてNHKの言質を引き出したいものです。


多くの国民の声をNHK(公共放送)にぶつける事によって、慰安婦問題もしくは朝日新聞問題についてNHKに特集番組を組ませるか、または討論番組を放送させるか、それらを達成する事が出来れば
「NHK(公共放送)を我々国民の手に取り戻す」
ための大きな一歩に繋がるはずだと思います。


感情的になって「朝日バッシング」を行なうよりも、こういったやり方のほうが一般国民にとっては余程分かり易く、また受け容れ易い「既存メディアの変革」になると思うのですが…。

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NHKを批判する本はいくつか読んだけれども

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ようやく最近、少し時間がとれるようになってきたので、本日は会社帰りに本屋なんぞに寄ってみました。
ちょっと気になっていた本もあったもんで。
これです。
NHK亡国論NHK亡国論
(2014/09/26)
西村 幸祐

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NHKウォッチングNHK批評にかけては多少自負する所もある私としましては、この手のNHK批評本には大いに興味はあります。

と言いましても、実はこれまでこういった「活字の本」で私の「NHKウォッチング」の参考になるような本にはほとんどお目にかかった事はないんですけどね。

そりゃまあ、そうです。
私のような「マニア化したNHKウォッチャー(=NHK監視人)」が満足できるような内容の本が、一般人向けとして販売されるはずはありません。ちゃんとした出版社から発売される本なのですから、多くの人に読まれて、多くの人に理解されてこそ意義がある訳です。

(一応過去にこの手のNHK本について批評した記事のリンクを貼っておきます)
別冊正論NHK本、読みました(2013/12/23)
(この時の記事で、昔、西村幸祐氏が出した撃論ムック「NHKの正体」等についても少し論評しました)
NHKの番組における左翼・サヨク識者の出演傾向 その1(2014/04/22)
(小山和伸氏の著書「これでも公共放送かNHK!」について論評した時の記事)


ちなみに私は今回の西村幸祐氏の「NHK亡国論」は、申し訳ありませんが買ってはいません。

「マスゴミ監視マニア」、中でも「NHKを監視する事にかけては筋金入り」を自負している私からすれば、西村氏の言わんとする内容は大体予想できましたので、立ち読みで中身を全て確認するのに、さほどの時間はかかりませんでした。

私は西村氏の本の内容を批判する気は毛頭ありません。
逆に他人に薦めるつもりもそれ程ありませんが、気になる人は是非買って読んでみれば良いのではないでしょうか。

一言だけ付け加えるとするならば、やはり「中途半端な感じ」はしました。

と言いますのも、西村氏の今回の「NHK亡国論」は「いわゆる保守系のコア層」を狙ったようなレベルの高い内容ではなく、その手の「いわゆる保守系」とはあまり縁の無かった一般人でも、一応読んで理解できるような内容になってはいます。

しかし、これはやはり、普段からチャンネル桜や、そういった「いわゆる保守系」の空気に触れる機会が多い人達、こういう人達の「内輪の空気」を共有する人間向け、といった内容の本である事は間違いありません。
ただし、そういった「いわゆる保守系」の人達がこの本の内容に満足できるか?と言うと、それほど目新しい内容が盛り込まれているようには感じられませんでした。

購買者層の取捨選択が中途半端だと思います。

敷居を下げるのであれば、(ネットで人気のある)KAZUYA君並みに敷居を下げて「一般人受け」を狙うべきだし(そういう意味では西村氏が数年前に出版した撃論ムック「NHKの正体」のような本のほうが良かったと思う)、逆に本当に「いわゆる保守系のコア層」を狙って本を作るのであれば、もっと核心をついた突っ込んだ内容の本にすべきだと思う。

少なくとも、私個人にとってみれば中途半端な内容に感じられたので、今回の購入は見送りました。

まあ、あくまで個人的な感覚の問題だと思います。この辺のニュアンスは。
西村幸祐氏の本が好きだとか、西村幸祐氏の言説にシンパシーを感じる人間であれば(例えば「ジャパニズム」とかの愛読者なのであれば)、是非買ってみれば良いんじゃないでしょうか。
私は逆に、西村幸祐氏はちょっと苦手なので敬遠している、という面もあるのだと思います。

思想の方向性にそれほど大きな違いがあるとは思いませんが、センスや価値観が時々(質の上下や物事の善悪を問うている訳ではなくて)私とは大きくズレているように感じられまして、なんとなく取っ付きにくいんですよね。西村氏の言論は。
ホント、私の個人的な感覚に過ぎない話ですけど。



それにしても、辛い。
私が参考に出来るようなNHK論評が世の中に見当たらないのが、実に辛い。
(なんだか聞きようによってはエラく傲慢な風に聞こえてしまうかも知れませんが)

元NHK職員だけあって池田信夫の言説は時々参考になる事もあるけど、あの人は「いわゆる保守系」とか「日本派」といった思想の人間を毛嫌いしている人物だしなあ(特に原発問題と慰安婦問題に限って言えば、結構良い感じなんだけどなあ)。

私が土下座して謝りたくなるような「NHK論評」の師匠が、どこかにいらっしゃるのであれば、是非どなたか教えて頂きたいものです。

(※追伸 たまたまこの日のCh桜に西村幸祐氏が出演して、今回取り上げた「NHK亡国論」を紹介してましたので、その動画のリンクを貼っておきます)
【ニコニコ動画】【ニュースの読み方】朝日とNHKは双子の兄弟[桜H26/9/26]
【youtube】【ニュースの読み方】朝日とNHKは双子の兄弟[桜H26/9/26]

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「いわゆるヘイトスピーチ」と在特会とNHK。ついでに橋下市長も

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最近では「朝日の一連の誤報(=捏造)問題」を除けば、私にとってそれほど興味を引かれる話題はあまりありませんが、やはり特筆すべき話題としては
「(いわゆる)ヘイトスピーチ問題」、
特にマスゴミ的には、
ヘイトスピーチ=在特会」
という印象操作、と言うかレッテル貼りが徹底しており、私も過去に何度か指摘(予告)してきましたように、中でもNHKの「ヘイトスピーチ」叩き、在特会へのネガキャンは今現在も継続中であり、その徹底した姿勢は全くもってブレる事はありません。

先日(9月23日、秋分の日)、NHKのニュース7「そういった内容」のニュース報道が垂れ流されていましたが、その報道の中身については、例によってcoffeeさんが既にブログ記事としてアップされてましたので、内容を知りたい方はそちらのほうでご確認頂きたいと思います。
手塚空また逮捕!全国一斉!日韓断交アクション!NHKに電凸!またヘイトスピーチに係る偏向報道

また、私が普段から抱いている「いわゆるヘイトスピーチ」や「在特会」に関する考え方は、以下の過去記事で既に表明しています。
5月31日NHKおはよう日本、ヘイトスピーチ特集、在特会潰し(2013/06/01)
NHKニュース7で差別・ヘイトスピーチの酷い偏向報道(2013/09/23)
集団的自衛権の問題にヘイトスピーチを絡めるというNHKのシナリオ(2014/07/13)

あらためて解説すると、私の考え方は以下の通りです。
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一部の「いわゆる保守系」言論人は、
『在特会はやりすぎだ』
『敵
(=左翼・サヨク)の反撃に、格好の口実を与えている』
『感情的になって朝鮮人をバッシングするのは伝統的な日本の保守、例えば戦前の国粋主義や大アジア主義とは完全に異質のものである』

などという理屈で在特会を非難しているが、私はその理屈には異議を唱えたい。

そのように言っている「いわゆる保守系」の言論人は、私から見れば結局、
「在特会の主張の内容が仮に正しい理屈であったとしても、今の日本の世論では(マスメディアが作り上げた世論では)在特会を少しでも擁護するような発言をすれば、マスメディアから袋だたきにされてしまうから、そういった世論(空気)に迎合しているだけ」のように見える。

まあ確かにある程度名前の売れている言論人であれば、そのように予防線を張ってしまいたくなる気持ちも分からないではない。私のような匿名のブロガーとは立場が全然違うのだから。

私自身の考えは「50-50」「是々非々」です。
特別応援している訳でもなければ、非難している訳でもありません。

ただし私は在特会の存在について、
『もっと世間にその存在を知ってもらいたい(世間の人々に考えるきっかけを与えたい)
と思っているので、在特会の存在そのものは、今の所やや肯定的に捉えています。

ですから、左翼・サヨクが法律戦によって在特会を金銭的に破滅させようと仕掛けてきている例の「朝鮮学校の裁判」については、微力ながら寄付をしました。
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NHKの在特会に対する報道姿勢は、先にも挙げた先日のニュース7の報道を見ても明らかなように、全く変わっていません。
ヘイトスピーチ」=「極悪非道」=「在特会」
NHKの報道姿勢は全くもって、これのみです。
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ハッキリとした報道姿勢(政治的な思想)を国民に晒す事を嫌う「お役人気質の権化」であるNHKが(例えば慰安婦問題などには一言も言及しないNHKが)この問題に限っては、あまりにも分かりやすい、ハッキリとした報道姿勢を貫いている。

ここまでハッキリとしたNHKの報道姿勢が窺えるのは、原発事故以後、何ヶ月にも渡って徹底的に続けられた
「反原発・放射能(脳)プロパガンダ」
ぐらいのものだろう。

まあ「反原発・放射能(脳)プロパガンダ」については、さすがに事故から3年以上も経っているので、最近はそのトーンもやや低くなってきてはいるが、
「定期的に、継続して、繰り返し放送する」「視聴者が忘れかけていた頃に、改めて再度脳裏に刷り込む」
という手法(プロパガンダの基本的な手法)自体は、まあ原発も在特会も同じようなものと言えるだろう。

もちろん、今は「朝日の一連の誤報(=捏造)問題」があるので、NHKのお友達である朝日新聞へのバッシングを分散させる為にも「いわゆるヘイトスピーチ」の話題は格好のスケープゴートとして使える、という思惑もNHKにはあるのだろう。



さて、この「いわゆるヘイトスピーチと在特会」の問題については、大阪の橋下市長が参戦を表明して、ネット(特にニコ動)では話題になっている。
【ニコニコ動画】在特会に呆れる橋下市長。無知な在特会の為に中学1年公民の講義を始める
【ニコニコ動画】【桜井誠】橋下信者がうざいのですが…【嘘を言ってるのはどっち?】
【ニコニコ動画】【桜井誠】橋下市長との面談は一言一句カットなしの生放送で!【NHK】
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これは興味深い話題ですね。
橋下がどのように対応するのか?も興味深いが、更に興味深いのは、マスゴミ、特に『NHKが、その事をどのように報道するのか?』という点です。

もちろん、在特会の桜井会長がどのような会談成果を得られるか?という点が一番重要であるのは当然の事です。

ちなみに私の橋下に対する評価は、以下の過去記事の通りです。
橋下騒動と夏の参院選(2013/05/18)
NHK特報首都圏で姜尚中の書籍の広報宣伝を放送(2013/05/26)
くどいようですが再度、橋下「自爆」作戦についての追記(2013/05/28)

(以下、昨年5月26日の記事より一部を抜粋)
橋下騒動>
これは前々回の記事で、橋下発言を厳しく追及しました。
簡単に言うと、橋下による「保守派」潰しの自爆テロである、という事です。
今でも私は、そう確信しています。

ちょっと考えれば誰でもすぐに分かる事だと思うのですが、慰安婦騒ぎで橋下が本当にイニシアティブ
を握りたいのであれば、橋下は記者会見のその場で(私も何度も書いてますように)、
『慰安婦問題の諸悪の根源は、捏造記事を拡散した
 あなた朝日)でしょ?』

朝日新聞の人間に対して、公の場「宣告」してやれば、橋下は間違いなく「大勝利」できたはずだ。

しかし橋下はそれをやらなかった。

以前から何度となく、記者会見などで朝日や他の記者連中とケンカしてきた橋下でさえ、それをやら
なかった。

そりゃそうでしょう。なんせ橋下マスゴミのやり取りはプロレス(台本あり)なんですから。
目立ってナンボの人間である橋下としては、それが当たり前でしょう。

ガチで朝日とケンカする気なんて一切無い。(以下略)

まさか橋下も「この一年後に朝日が自爆する」とは夢にも思っていなかったのだろうが、本当にバカだよなあw
あの時「プロレス」じゃなくて、ガチで朝日とケンカしていれば、今頃「英雄」になっていたかも知れないのにw

まあ、あの男にそんな気概がある訳ないけど、弁護士だけあって詭弁だけは得意(クチだけは達者)だから、桜井会長はその辺を注意して対応すれば結構イイ線行くんじゃないでしょうか?


私は都民なのであって、大阪の市政や府政などの知識は全くありません。だから橋下に対して市長としての評価を下せる立場にはありません。
しかしまあ国政のほうに関して言えば、橋下はもはや「次世代」「太陽」とは無関係になったし、橋下自身も最近は左側に軸足を移してきているように見受けられる。

その「初陣を飾る」相手として、橋下は在特会を選んだのだろう。
『在特会が相手ならば(メディアも全面的に支援してくれるし)負ける訳がない
と見込んだ上で。

はてさて、結果はどうなりますやら。これは見物です。

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