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処士策論

「処士」(しょし)とは、仕官していない人、民間の人、在野の人のこと

G7の温暖化対策と原発の再稼働について。オマケでNW9の伊勢谷松陰もちょっと

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本来このブログでは、4年前の原発事故以降、一番重視して取り上げてきたNHK関連の話題というのは、
NHK反原発・放射能(脳)プロパガンダについて
だったのです。

それらの記事は、この「反原発騒動カテゴリ」にまとめてあります。

原発事故後の3年間は、NHKによる猛烈な反原発プロパガンダが連日連夜、日本国民に浴びせられていましたが、3年目の区切りの時に書いた記事でも指摘しました通り、それ以降、「露骨なプロパガンダ」路線は抑えられるようになり、「定期的に小出しする形のプロパガンダ」路線に切り替えられるようになりました。

要するに、以前のような連日連夜「反原発」を喧伝するのは、3年目の区切りで終了して、それ以降は、国民が忘れそうになった頃に定期的に(目立たない程度の)「反原発」を繰り返すパターンになったという事です。


さて、「G7における温暖化対策と、日本の原発再稼働」の話をする前に、前回の記事で紹介したNHKスペシャルについて、少し触れておきたいと思います。
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NHKスペシャル 戦後70年 ニッポンの肖像 豊かさを求めて
第1回 "高度成長" 何が奇跡だったのか

2015年5月30日(土) 午後9時00分~9時49分
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2015/0530/index.html

NHKスペシャル 戦後70年 ニッポンの肖像 豊かさを求めて
第2回 "バブル"と"失われた20年" 何が起きていたのか

2015年5月31日(日) 午後9時00分~10時25分
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2015/0531/index.html
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結論から先に言えば、前回の記事で予想した内容と、それほどギャップは感じませんでした。概ね予想通りで、実際大した内容ではありませんでした。

しかし『思っていた程、酷くはなかった』とは言えるでしょう。
まあ、そこそこスタンダードな内容でしたからね。毒にも薬にもならない程度の。

第1回の"高度成長"の回は、どうしたってポジティブな話になるのは当然の事です。
ただこの中で、"高度成長"には「戦前に培われた知恵や技術が活かされていた」といったような話があった。これは最近のNHKにしては珍しく「まともな着眼点」だったと言えます。
まあこの第1回の"高度成長"の回は放送時間も50分しかなく、しかもどうしたってポジティブな話になる"高度成長"の話でしたから、ほとんど参考外と言っても良いでしょう。


第2回 "バブル"と"失われた20年"の回も、特に目新しい内容のものではありませんでした。まあスタンダードな内容だったとは言えると思います。

ちなみに、この第2回の番組にゲストとして呼ばれていたのは堺屋太一と野口悠紀雄です。

堺屋はともかくとして、野口悠紀雄NHK御用達の経済学者で、しかも「日本ダメだ論」の経済学者である事は、このブログでも過去に書いた事があります。

NHKの番組における左翼・サヨク識者の出演傾向 その3(2014/05/01)
日銀の金融政策決定会合と共同声明(2013/01/22)
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(※このピクチャは過去記事から転用しました)

この野口が出ている時点で、どういう番組内容であったか?というのは「推して知るべし」といった所でしょう。詳しくは解説致しません。


そして、これらの経済関係の番組内で、
「原発再稼働」と日本の資源問題
について語られるという事は一切ありませんでした。

確かに「金融」という分野に限って言及するのであれば、「原発」の話などは別扱いになって当然ですが、このNHKの番組では決して「金融一本槍」という番組の作り方ではなかったし、実体経済の面も重視して話をするのであれば、「原発」や資源の話を見過ごすというのはおかしな話だと思います。

しかしこれはNHKに限った話ではなくて、経済の専門家と呼ばれている連中の多くが、この(原発の再稼働が経済にとってプラスであるのは確実なのに「口に出せない」という)「厄介な問題」にはなるべく手を出さないようにしています。
あれから4年も経っているというに、「日本の現状」はこの有り様です。
(※その原因の大半は、NHKによる反原発・放射能(脳)プロパガンダにあるんですけどね)


話を本題に戻します。
現在ドイツでG7が開かれていて、そこに安倍首相も参加している事は、既に各ニュースで伝えられている通りです。

NHKのニュースウォッチ9では、先週の段階で「G7と温暖化対策」について取り上げていました。
それは6月2日(火)の事でした。
http://www9.nhk.or.jp/nw9/marugoto/index.html
(※なぜかNHKの公式サイトでは、その日に放送された「G7と温暖化対策」のニュースはアップされておらず、それよりも短い内容だった「太陽光発電のプロペラ機」のニュースがアップされていますので、自分で撮ったピクチャを掲載するとしましょう)
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詳しくは解説致しませんが、今回のG7で取り上げられる「温暖化対策」に関する日本の取組みについて解説するニュースでした。

しかし驚くべき事に、このニュースの中で「日本の原発の再稼働」について触れられる事は一切ありませんでした。

少し考えてみれば、それがどれ程異常な事であるのか?すぐに分かると思いますが、その事を一番明確に証明しているのは、本日のニュース7によるG7の報道です。

以下、本日のニュース7より、G7の「温暖化対策」に関係する部分を紹介します。
首相 サミットで温室効果ガス削減目標説明(6月8日 19時13分)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150608/k10010107371000.html
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(以下、NHK公式サイトより一部抜粋して引用)
G7サミットの2日目は、気候変動などをテーマにした討議から始まりました。
この中で、安倍総理大臣はまず、「気候変動は、世界全体で取り組む重要な課題であり、国際社会の取り組みが急務だ。東日本大震災以降、エネルギーを巡る大きな環境変化に直面したが、日本国民は省エネルギーに取り組み、エネルギー消費量は震災後、減少している。しかし、日本は立ち止まらない」と述べました。
そのうえで安倍総理大臣は、地球温暖化対策を巡って、2030年までに温室効果ガスを、2013年と比べて26%削減する目標をまとめたことを説明しました。
政府関係者によりますと、これについて各国の首脳からは、「G7各国の中でも、野心的な目標だ」などと評価する意見が出されたということです。(以下略)
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上記の公式サイトのニュースでは触れられていませんが、実際のニュース7の放送では「日本の原発再稼働」に関する解説はちゃんとあったのです。

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(以下、ニュース7の中で、経済部の田中健太郎によって語られた解説を書き起こします)
田中『安倍総理大臣は以前からこのG7の場で、国際的に見劣りしない削減目標を表明する事に強い意欲を持っていたと言います。環境技術で世界をリードする日本が、温室効果ガスの削減に消極的と受け取られるような数字は出せないという危機感からです。各国の首脳からは日本の目標について、一定の評価を受けたという事で、G7サミットの場で日本の本気度を伝える事について、無事乗り切ったという印象です。
しかし、この26%の削減目標を実現するのは、たやすい事ではありません。
前提になっているのは、国民の間で根強い反発がある原子力発電の比率を20~22%とし
、発電コストの高い再生可能エネルギーも、昨年度の2倍以上に増やす事です。さらに国内全ての電球がLEDにとって変わるなど、徹底した省エネも計算に含まれています。高すぎる目標は、企業の競争力を削いでしまうという懸念も産業界からはくすぶり、26%という目標の本当の評価は難しい印象を持ちました(以下略)』
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もうね。
NHKの報道姿勢は、本当に突っ込み所満載ですよねw

まずは、先に紹介した先週のニュースウォッチ9について。

なぜ先週のニュースウォッチ9では、「原発の再稼働」について一言も触れなかったのか?
本日のニュース7を見れば明らかなように、「温室効果ガスの削減」の話をするのであれば、「原発の再稼働」の話は出て当然のはずなのです。

しかし、NHKがなるべく触れたくない話題は、意識的に隠蔽する。


そして本日のニュース7

もはや避けられない状態になったので、取りあえず「本当の事」を放送するにはするが、NHKは「原子力発電」という単語に勝手に形容詞を付けて放送する。

国民の間で根強い反発がある原子力発電

これですよ。

更にもう一つ付け加えれば、経済部の田中の解説では、
『高すぎる目標は、企業の競争力を削いでしまうという懸念も産業界からはくすぶり』
などともっともらしいセリフを用いているが、4年以上も原発を停止したせいで、高コストの電気代の直撃を受けている産業界はとっくに競争力が削がれてるっつーの!

まったく、小学生レベルの脳みそで経済部の記者が出来るんだから、NHKは楽なもんだよなあw




原発の稼働停止による国富の流出がどれ程の額になるのか?
NHKは当然、全く報道しません。
私はこれまで何度となく、このブログで書いてきました。
3月9日Nスペ「どう使われる3.3兆円・検証復興計画」と、資源問題(2014/03/21)

近い所では、青山繁晴さんの解説を引用させてもらった時もあります。
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(以下、過去記事より抜粋して引用)
ちなみに余談ですが、先週の青山さんは「ザ・ボイス」その他のメディアで
原発停止している事によって、我々国民の富が4年間で16兆円も海外の資源メジャーに吸い取られているんですよ?16兆円もあれば消費税増税なんて必要ないじゃないですか?なぜ、このような問題について、メディアは議論の俎上に上げようともしないのか!?
みたいな事を仰っていました。
このブログで再三再四主張してきた私の意見と全く同じです。
本当に嬉しかったです。
【ニコニコ動画】【青山繁晴】ザ・ボイス そこまで言うか!H27/02/12【客観的な原発議論】
(youtube)https://www.youtube.com/watch?v=wTLIE_n5HVg
(以下略)
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ここ半年くらいはWTI(原油の国際レート)が低く抑えられていたので、日本の資源依存率(ぶっちゃけて言えば資源の輸入代金)もある程度抑えられていました。
そういう面もあって私も以前程うるさくは「原発再稼働」について、ここでは書いていませんでしたが、原油価格の低下など所詮は「神風」「神頼み」みたいなものです。いつまで続くか?なんて誰にも分かりません。最近は円安も徐々に進んでますからね。

なぜ楽観視などできましょうか?日本の資源問題について。
本当に日本の社会は、危機感が不足していると思います。



さて、最後の余談です。

この記事を書いている最中に、今夜のニュースウォッチ9で「花燃ゆ」「伊勢谷松陰」に関係する報道がありました。
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この件については、私としては少し書きたい事がありますので、後日、ちょっと触れたいと思います。

本日は以上です。

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(以下、毎回このブログに貼られるテンプレートになります)

「NHK解体」に関するまとめ(十例)

(1) 日本の公共放送であるにもかかわらず、「自立国家・日本」が主張すべき意見を封殺し、しかも運営資金のほとんどを日本人が負担しているのに、中国・朝鮮、又は旧GHQ(特に米国の立場を優先するような番組しか制作しない。 リンク1リンク2

(2) 受信料制度に様々な不備があり、甚だ公平性を欠いている。また「国営なのか?非国営なのか?」という点も不明瞭である。「国営放送局の新規創設」「民営化」「スクランブル化及びペイパービュー」などが検討されて然るべきである。 リンク1リンク2

(3) 局の政治的及び思想的スタンスが左側の言論に偏っている。「いわゆる保守系」の言論人はほとんどNHKの番組から排除されている。 リンク1リンク2

(4) 昔はともかく、現在では朝日新聞よりもNHKのほうが害が大きい。朝日は儲からなくなれば方針転換を余儀なくされ、また新聞業界自体が斜陽産業である。一方NHKには「映像や音声で感覚に直接訴える」という高いプロパガンダ能力もある。 リンク1リンク2

(5) 「弱者・被害者」報道は公共放送として、もちろんあって然るべきだが、<言葉狩り><論点ずらし><自己保身><イデオロギー闘争>に利用する為にNHKの場合は、それが至上命令となっており、やり過ぎである。 リンク1リンク2

(6) NHKの原発報道は「反原発」一色で、「原発再稼働」側の意見は皆無に等しい。現在多くの国民が患っている「原発アレルギー」は、NHKが数年に渡って垂れ流してきた“音声”と“映像”によって作り上げられた、と言っても過言ではない。 リンク1リンク2リンク3拙ブログの「反原発」関連カテゴリへのリンク

(7) 外部の識者による「討論番組」が異常に少ない。「国民にオープンな討論番組を見せる」という姿勢が甚だ欠如しており公共放送として失格であり、また民主主義(選挙制度)の観点から見ても失格である。 リンク1リンク2

(8) 「表現の自由」を盾に一切の干渉を排除し、リベラル知識人特有の「上から目線(=「国民は愚民」という意識)」も強烈で、公共放送の在り方や番組の内容について「国民にアンケートを採る」という事を一切しようともせず、非常に独善的であるリンク

(9) 「JAPANデビュー反日台湾番組」や「佐村河内のヤラセ番組」等、非常に問題のある番組を数多く放送してきたが、責任を全く感じていない。 リンク

(10) 一般のマスメディアで取り上げられる事はほとんどないが、NHK職員の不祥事は異常に多い。また公共の受信料で成り立つ放送局としては職員の待遇がお手盛り過ぎるという問題もある。 リンク1リンク2


その他にも、NHKが制作してきた数多くの「媚中番組」「韓国・朝鮮人擁護番組(ヘイト関連含む)」「民主党擁護番組」等の問題、また近年急速に内容が劣化している「NHK大河ドラマ」の問題などもありますが、それらは上記から割愛しました。

【結論】NHKを解体して、国民にとって必要最低限の事を放送する国営放送局を立ち上げ、残りは民営化すべし。(終)

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テーマ:報道・マスコミ - ジャンル:政治・経済

「花燃ゆ」批評に関するまとめ(十例)

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前回の記事の最後で、6月8日(月)のニュースウォッチ9で放送された伊勢谷友介の「“現代の松下村塾”主宰 その思いは」の内容について、『少し書きたい事がありますので、後日、ちょっと触れたいと思います』と書きました。
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しかしながら、このニュースウォッチ9で放送された内容に関して言うと、実は私にとってはどうでもいい事なのです。俳優である伊勢谷友介が現実の社会の中で何をやろうと、私は別に何の興味もありません。

そうは言っても、前回の記事のヒキであのように書いてしまいましたので、それがどういった内容の放送だったのか?一応それだけは少々解説しておく事と致しましょう。
(※まあググッて見つけた記事のコピペと、動画のリンクを貼るだけの事なんですけどね)

(以下、放送内容の紹介。文章はネットで拾った「番組内容の紹介」よりコピペ)
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大河ドラマ花燃ゆで、伊勢谷友介が幕末の思想家・吉田松陰を演じた。松蔭が主宰したのが、明治維新を推進した人材を育てる松下村塾。その伊勢谷自らが先頭に立ち、社会を動かす若者を育てようと、現代の松下村塾を立ち上げた。その初日の対話集会を取材した。東京都市大学で行われた対話は、最低10人とハグすることから始まった。参加したのは、伊勢谷の呼びかけに応じて全国から集った44人。みな、社会に貢献したいと考えている。伊勢谷は、立ち上げた松下村塾で議論を重ね、社会をけん引する人材を育てたいと考えている。
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伊勢谷友介は俳優の傍ら、6年前から社会貢献活動にも取り組んできた。コメ離れを食い止めるために生産者と消費者をつなぐ取り組みや、被災地の学校を支援する活動も行ってきた。伊勢谷は、「ビジョンを共有できる人たちと一緒にムーブメントをつくって、本質的な社会変革を作りたい」と話した。大河ドラマ「花燃ゆ」で、伊勢谷が演じる吉田松陰が、門下生たちに志について徹底的に突き詰める場面がある。今回伊勢谷が大切にしているのも、「志」の意味を考えること。伊勢谷は、「自分の目的をはっきりさせて、手段の精度を上げていくことにつながっていくようなプロセスになればいい」と話した。
議論の後半で、伊勢谷友介は吉田松陰が使った「知行合一」という言葉を紹介し、志について話して仲間を作って一緒に歩み出すことが松下村塾の一番の大義だと話した。今後は、志を形にするためのアイデアを出し、具体的な行動につなげていく計画。伊勢谷は、松下村塾の参加者が次の行動をどう形にしてくれるか期待していると話した。(終)

(youtubeで拾ったニュースウォッチ9の動画のリンク)
https://www.youtube.com/watch?v=KeK0QuOHG7s

(この件に関連するニュース記事のリンク)
松陰ばり!伊勢谷友介「松下村塾」開講に50人超(6月6日(土)16時43分配信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150606-00000045-nksports-ent

私が書こうと思っていたのは、伊勢谷の社会活動についてではなくて、「花燃ゆ」の中で演じていた吉田松陰について、それが実際どのような人物として描かれていたのか?その事について、ちょっと書きたい事があると思っていたのです。

『そうは言っても、お前(SyoshiU)は「花燃ゆ」をちゃんと見てないじゃないか。それでどうやって伊勢谷松陰について意見が言えるというのだ?』

まあ、私が過去に書いた「花燃ゆ」に関する記事を読めば、そう思われても仕方がありません。

実は私、先週の土日に、これまで撮り溜めしてあった「花燃ゆ」の録画分を全話見てしまったのですよ。
(※ついでに、日曜の夜に放送された「第23回 夫の告白」も含めて)

もうね。
最初の数話を見た時から既に確信しておりましたが、全編通じて「前代未聞な糞ドラマ」でした。

いや。すみません。
「全編通じて」というのは誤りです。
こんなキチガイじみた内容の幕末ドラマを、40分以上も座して眺めていられる程、私の神経は強靱ではありませんので、基本倍速早送りで、しかも重要でなさそうな場面は(と言うか「重要な場面」自体が、滅多に見当たらないのだが)ほとんどスキップして、一応全話、ざっと内容を確認しました。
(※私の場合、過去記事で繰り返し書いております通り、ネットの論評記事を毎回いくつかチェックして読んでおりましたので、大体の内容を把握していた、という事もあって、大雑把なチェックで内容の確認が出来たのだと思います)

私はここで、具体的な内容について一つ一つ論評するつもりはありません。
そういった論評は既に(私もずっと参考にしてきた)他の「花燃ゆ論評ブログ」でやり尽くされている事です。

「花燃ゆ」という番組が、歴代のNHK大河の中で「最悪」、特に幕末作品というくくりで見れば「救いがたいレベルのゴミ作品」である事は間違いありません。



ただし一点だけ、特に吉田松陰に関して言うと、『一点だけ、意外な描写があった』と、私は指摘しておきたいと思います。

いや。この一点をもってして、「花燃ゆ」における吉田松陰の描き方が肯定される、という事は決してありません。
全体的に見れば「ダメな松陰の描き方」という事で、その認識が変わる事は全くありません。
まあ「マイナス100点の松陰」が、「マイナス70点の松陰」ぐらいに若干フォローされている、とは言えるかも知れませんが。


その「意外な描写」というのは、この場面の事です。
以下、4月12日放送 第15話「塾を守れ!」の一番最後の場面より抜粋
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松陰の妹・文と、松陰の友人・小田村伊之助が、獄中にいる松陰の「狂気」を諫めて、元に戻るように説得をしに来る場面。

文と伊之助に対して、松陰は次のように応える。

松陰(伊勢谷)『それは僕の人生ではない。文、兄は死にたいんじゃ。こねえな僕でも、死んでみせれば、心を動かして立ち上がる人間もおるじゃろう。僕がそうして見せなければ、どれだけ待った所で志を持った者達が蹶起する事は永遠にこん。僕はもう、死ぬ事でしか生きられん』

伊之助『お前の死に場所は、こねえな所じゃない。顔を上げろ、寅次郎!』
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松陰『いつんなろうと君は、僕を止める事しかできん。死ねん人間だからじゃ。君も、久坂達も『死ぬ覚悟がある。じゃが無駄死にはせん』、そねな事は嘘じゃ。時が来る。今ではない。そう言い続けて何を為す事もなく、人生が終わるんじゃ。声を上げんもんに、声が届かんもんの気持ちは分からん。事を為さんもんに、失敗したもんの気持ちは分からん』
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『伊之助、いつだってお前は端で見物するだけじゃ。お前など友ではない。藩の犬に。お前など友ではない!』
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『口先だけは立派な事を言うて、何の行動も為さず、そういう人間を僕は最も憎む…。僕も同じじゃ。僕は僕を憎む!何の役にも立たん』
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『僕には真心が足りんのじゃ。僕の至誠は伝わらん。その証拠に、僕はいっつも間違うた。僕は何を為した!?全て失敗した。猛々しい事をすると口では言うといて、何を為す事もできん。何も為せずに生きる事が恐ろしいんじゃ…』
(後は文が泣いて、この場面は終了)
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上記の場面は「意外とまともな松陰描写」だったと思います。

そして上記のこの場面は、次回(第16話)の以下の場面に繋がる訳です。

以下、4月19日放送 第16話「最後の食卓」の途中より一部を抜粋
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松陰の江戸送致の直前に、伊之助が再度、野山獄の松陰を訪ねる場面。
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伊之助『もはやこねな言葉でお前が動かぬは事は百も承知じゃが、お前が死ぬべきは今ではない。長井雅楽(うた)様は優れたお方じゃが、藩を守る為なら、お前一人に逆賊の汚名を着せる事も厭わんじゃろう。お前が志に殉じるんは、もう止めん。じゃが、お前の死に泥を塗られるのは我慢ができん!』
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松陰『伊之助。後を頼む』(以下略)
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これらのシーンに限って言えば、「意外とまともな松陰描写」だったと思います。

いや。返す返す言うようでなんなんですけど、褒めている訳ではありません。
「私が想像していたよりは、酷くなかった」という程度の事です。

上記の場面を除いた、他のほとんどの場面が、あまりにも出来が悪過ぎるので「この程度の描写」ですら良く見えてしまうという、ただの錯覚に過ぎません。

普段素行が悪い人が、たまに良い事をすると、周囲の人達から格別に持ち上げられる事があるじゃないですか?
アレです。アレと同じです。

もしも上記のような場面が、従来のまともな幕末大河の中で描かれていたとしたら、きっとそれ程評価はされていなかったでしょう。通常の演出の範囲内ですから。


しかも上記の場面に関しても、いろいろとツッコミを入れようと思えば入れられます。

江戸送致を前にした松陰が、あまりにも死ぬ事にこだわり過ぎている、ですとか(松陰の有名な言葉として『死して不朽の見込みあらばいつでも死ぬべし。生きて大業の見込みあらばいつでも生くべし』がありますが、なんだかよく分からんけど、先々週の高杉と久坂のやりとりで唐突にこの言葉が取り上げられていたような気がします)。

松陰が伊之助に対して嫌味を言うような形で「正論」を述べ、しかもその上、自分個人が「事を為す事」にあまりにも執着し過ぎている、ですとか(このドラマでは、上記の場面を除いて、普段はあまりにも「伊之助無双」が過ぎるので、ある意味伊之助に対する強烈な「正論」であるのは確かなのだが、まあそれはともかくとして、「自分個人の失敗(=「事を為さない事」)を恐れて怯えるような松陰先生」というのは、ちょっと「らしくない」描写かと)。

まあ根本的な問題として、「吉田松陰の思想」をちゃんと描いてこなかったという事が最大の問題点で、当時の周囲の状況(=時代背景)を全く描いていないのだから、上記の場面をもってしても全く補えきれていないのは当たり前の話です。



私自身の吉田松陰に対する見方は、過去記事で書きました。
花燃ゆ、幕末長州、吉田松陰 その1(2015/04/25)
花燃ゆ、幕末長州、吉田松陰 その2(2015/04/29)
花燃ゆ、幕末長州、吉田松陰 その3(2015/05/01)
花燃ゆ、幕末長州、吉田松陰 その4(2015/05/03)

これらの記事の中で、私は「吉田松陰の最期」という点にこだわって記事を書いたつもりです。

ですから、今回取り上げた「花燃ゆ」の第15話、第16話の上記の場面だけは、「まともな描写だった」と一応評価をしているのです。それは松陰が死んだ後、「その死が一体どのように扱われる可能性があったのか?」その事に対して言及する場面があった、という事も含めての評価です。
(※その事は、特にその3の回で詳しく言及しました)


余談ですが、上記の過去記事のその1の回で、私がいつも参考にしていた「花燃ゆ」論評サイトを紹介していました。

私が参考にしていたこれらの「花燃ゆ」論評サイトでは、今回私が取り上げた「吉田松陰の最期」について、まともに取り上げているサイトは一つもありませんでした(一坂太郎の「歴史REAL WEB」も含めて)。
だからこそ、私自身、今回実際に内容を見る事によって、初めて上記の内容を知る事になったのです。

私が参考にしてきたこれらのサイトを書いている人達は、基本的に全員「思想がやや左寄り」の人達です(もちろん一坂太郎も含めて。一番中立な「ミヤモトのモト!」の人は「思想色を一切表に出さない人」ですので、まあ例外的とは言えますが、「思想色を一切表に出さない人」が「吉田松陰の最期」について深く触れられるわけもありません)。

こういった左サイドの人達「先駆けて死んだ吉田松陰」の事について、それを詳しく論評できる訳がありませんわな。


話を元に戻します。
くどいようですが、繰り返します。
私は「花燃ゆ」を褒めるつもりは毛頭ありません。

確かに内容を見ないままで論評をしていた事については、私にも多少の非はあるのかも知れませんが、ハッキリ言ってそんな事は「どうでもいいくらい瑣末な事」であって、「花燃ゆ」というドラマの残りの大部分に関して言えば「救いがたいレベルのゴミ作品」という評価で全く揺るぎません。

今回、番組内容を自分の目で確認する事によって、私なりに新しい認識を持つ事が出来ました。また、私が過去に書いてきた認識、それは特に「NHKのやり方」という点について重視して書いてきたものなのですが、その認識に間違いがなかった事も確認できました。

そしてこれを機会に、今一度「花燃ゆ」に関する私なりの要点整理をしておきたいと思いますので、以下に
「花燃ゆ」批評に関するまとめ(十例)
を書いておく事と致します。

いつもはブログ記事の文末に、テンプレートとして、
「NHK解体」に関するまとめ(十例)
を掲載しているのですが、今回だけ特別に、この
「花燃ゆ」批評に関するまとめ(十例)
を代わりに掲載したいと思います。

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(以下、今回特別に作った「花燃ゆ」用のテンプレートになります)

「花燃ゆ」批評に関するまとめ(十例)

NHK大河「花燃ゆ」カテゴリ記事リンク
(1) 反日サヨクおよびチャイナ・朝鮮シンパの連中が幕末の長州を嫌うのは当たり前の話である。なぜなら、かつての大日本帝国による大陸進出は、幕末・明治の長州人と深い関わりがあるからだ。また吉田松陰も、戦前「忠君愛国」の理想像として宣伝された事もあったので、「戦前の日本=悪」といった思想が根本に備わっている反日サヨクおよびチャイナ・朝鮮シンパの連中が、長州を嫌うのは当たり前である。
※ここで言う「サヨク」というのは、西洋で生まれた「左翼主義」とは異なるもので、言ってみれば「戦後日本的な(憲法9条的な)サヨク」といった程度の代物の事を指す。
リンク1リンク2
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(2) また、サヨクが長州を嫌う理由は他にもある。実は近年のサヨクは幕府や会津の側に対するシンパシーのほうが強く、薩長(新政府側)をネガティブな形で取り扱う傾向が強い。「戦前の日本=悪」=「明治以降の日本の近代史は悪」という思想のサヨクがそのような姿勢を取るのは自然な事であって、1990年(平成2年)の「翔ぶが如く」を最後に、NHKの大河でまともな薩長(新政府側)の大河が制作される事はなくなった。7年前の「篤姫」も、今年の「花燃ゆ」も、お花畑思想の女性が主人公を務める朝ドラチック少女マンガ風)な内容の物で、両者共、まともな薩長(新政府側)の大河と呼べるような代物ではなかった。

更に言えば、「篤姫」は、同じ幕末薩摩の大河である「翔ぶが如く」に対するアンチテーゼとして作られた作品であり、今回の「花燃ゆ」は、38年前に放送された同じ幕末長州の大河である「花神」に対するアンチテーゼとして作られた作品である。「翔ぶが如く」と「花神」の原作者である司馬遼太郎は「サヨクからは右翼と呼ばれ、保守派からは左翼と呼ばれる」人間ではあるが、少なくとも歴史上の人物を左右のプロパガンダに利用するような作家ではなかった近年のNHKの制作者とは違って)。
リンク1リンク2リンク3
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(3) サヨクが長州を嫌うのは、上記のような歴史的な経緯だけが理由なのではなく、現在の安倍首相が山口(長州)出身という事も大きな理由である。サヨク勢力と関係が深いサヨクマスゴミの連中(もちろんNHK含む)が、安倍首相を非常に嫌っているという事は、今さら説明する必要もないであろう。

今年の大河に「花燃ゆ」が選ばれた経緯について、本来なら3年後の2018年(平成30年)が明治維新150周年であり、「幕末長州の大河」は3年後の明治維新150周年に合わせてやるべき作品だったのに、それを今年、戦後70年に敢えて持ってきたというのは、安倍首相が予定している「戦後70年談話」にも関係している。それは「花燃ゆ」に対する悪しき評判が浮上してくる度に、「安倍と地元山口との癒着」「安倍とNHK籾井会長との癒着」といった風評を垂れ流し、安倍首相に対するプレッシャー(戦後70年談話に「謝罪や反省の言葉を入れろ」というプレッシャー)に利用する、といったサヨク勢力の思惑も関係している。
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(4) 上記の(3)とも関連するが、要するに、今年の大河に「花燃ゆ」が選ばれた最大の理由は「NHKの内部の人間による政治的な思惑」によるものであり、巷間マスゴミなどが騒いでいる「安倍と地元山口との癒着」「安倍とNHK籾井会長との癒着」などというものは全くのデタラメである。と言うよりもむしろ逆で、「NHKを改革する為に送り込まれた籾井会長」を引きずり下ろす為に、NHKの内部の人間が仕組んだ自作自演の「罠」である。
(※その事はこの時の記事でも指摘したように、時系列的に見ても明らかであり、そもそも「安倍首相が無理矢理NHKに作らせた長州大河」なのであれば、なぜそのドラマの内容がこれ程までに酷い内容(長州をバカにしたような内容)になるのか?説明がつかないではないか)
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(5) 上記の(3)および(4)の通り、そもそも今回の「花燃ゆ」は「NHKの内部の人間による政治的な思惑」が最大の制作理由であり、『素晴らしい歴史ドラマを作ろう!』などという意気込みは、元よりNHKには全く無い。そして視聴率的にも、最初から取るつもりなど全く無かった。だからドラマの内容が壊滅的にお粗末な出来になるのは当たり前の事なのである。今回の主人公に、視聴率を全く取れそうにもなく、ストーリーを盛り上げられる要素もほとんどない松陰の妹・文を選んだのも、『なるほど。最初から失敗作を作る事しか考えていなかったんだな』と、うなずける話である。

そこには『手を抜いたほうが仕事が楽』(=大河ドラマの出来によって「受信料収入が増えたり減ったりする訳じゃない」)といったNHKが抱える根本的な体質の問題もあるが、一番大きな理由は『敢えて幕末長州の駄作を作って、各メディアに「花燃ゆ」の悪い評判を立てさせるように仕向ければ、(なぜ、こんなにもお粗末なドラマ制作の姿勢が許されているのか?といった根本的な部分はウヤムヤにしたままで)安倍首相や長州に対するネガキャンとして利用できる。更に、もし安倍首相や山口県民からNHKに対してクレームが出てくれば、(「表現の自由への侵害だ!」という理由で)更に安倍首相や長州をバッシングする材料として使える』といった思惑からきている。
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(6) NHKの長州(山口県)に対する差別意識は明白である。2年前の「八重の桜」では、震災復興関連という事もあって、幕末会津の歴史について丁重に取り扱うようにしていた。また登場人物の造形についても、それなりに作り込んでドラマを制作していた。もし2年前の「八重の桜」の時に、今回のようなバカげた作品(歴史背景の描写と登場人物の描写、その両方がデタラメな作品)を作っていたとしたら、NHKは(避難民も含めた)福島県民から猛烈な抗議を受けていたに違いない。

しかし長州(山口県)に対してであれば、NHKは全然平気なのである。なぜなら上記の(5)でも述べたように、「花燃ゆ」に関しては仮に抗議を受けたとしても、それはそのまま(安倍首相による「表現の自由への侵害」といった名目で)マスゴミによる安倍首相へのバッシングとして利用する事が出来るので、NHKは平気で長州(山口県)を差別するのである。と言うか、むしろ挑発している、と言ったほうが良いだろう(特に久坂に対する酷い扱いは、前代未聞である)。
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(7) 文と小田村を過剰に持ち上げるシーンが多く、ご都合主義的なストーリー展開が目立つ。こういった脚本の狙いは、従来は勇ましいイメージが強かった「長州の志士達」のイメージを矮小化する、といった所にある。具体的には、「長州の志士達」が激しく暴れ回っているその裏では、図らずもその騒ぎに巻きこまれた家族や親類・友人らの葛藤があり、その様子を露骨にドロドロとした(生々しい)ドラマとして描き、「長州の志士達」の正当性を打ち消すイメージを視聴者に刷り込む事ができる。

また、ドラマに出て来る「長州の志士達」は時折『この国を守るため!』等の勇ましいセリフを使う事もあるが、それは単なるノルマ的な(一応出しておきました的な)ものであって、一種のガス抜きである。実際は、その具体的な歴史背景などドラマでは全く描かれておらず、彼らが何の為に、そしてどのようにして「尊皇攘夷」を推し進めていたのか?一般の視聴者が理解できるようにはドラマを作っていないので、『この国を守るため!』等の勇ましいセリフも全く説得力を持たされておらず、空疎な形でしか一般の視聴者には伝わってこない。NHKは敢えて、そのように演出しているのである。
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(8) 登場人物が「現代の価値観」を基準として行動している事が多い。それは「戦後的な価値観」と言っても良く、その姿勢が一番顕著なのは主人公の文であり、とても「松陰の妹」とは思えないような「個人主義および平和主義」的な言動が目立つ。これはもはや歴史ドラマと呼べるような代物ではなく、このドラマの中で、それら以外の「価値観」としては、あとは「平等主義」が見受けられるぐらいのもので、「尊皇攘夷」も、「日本の自主独立」も、「長州人としての誇り」も、主人公の文にとっては全く関心が無い。また、文以外の長州人達を見ても、いつも空疎で薄っぺらなセリフを吐いているだけで、骨のある登場人物は一人としていない

更に多くの登場人物に共通している特徴として、「偽善的な言動」も目立つ。何か信念を持って行動している訳でもなく、その場面場面によってコロコロと言動が変節している事も珍しくない。これは複数の人間が脚本を書いている(=脚本家達の間で整合性が取れていない)という事が原因であり、更に、それら脚本家達全員が、登場人物に対してほとんど感情移入をせずに脚本を書いている(要するに「(脚本の仕事を)やる気が無い」)という事が原因であろう。
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(9) どういった視聴者層を狙って作っているのか?が全く見えてこない。コアな歴史ファンが完全に見捨てられているという事は(上記の解説を読めば)一目瞭然である。では逆に、歴史にあまり詳しくない一般の視聴者を狙って作っているのか?と言うと、決してそんな事はない。歴史背景の描写をスルーしまくっているので(特に孝明天皇や朝廷全体の動向、更には幕府首脳の動向などはロクに描かれていないので)、なぜ?何の為に?何がしたくて長州の人々がこんなにも大騒ぎをしているのか?一般の視聴者には全く理解が出来ないストーリー展開になっている。それ故に、コアな歴史ファンと一般の視聴者、その両者から全く共感を得られておらず、『一体誰が得をするんだ?』と言わざるを得ないドラマの出来になっている。

更に言えば、朝ドラチック(少女マンガ風)大河という事で「女性向けドラマ」として作られている、と一般的には受けとめられているのかも知れないが、主人公の文を筆頭にして、出てくる女性キャラのほとんどが「嫌な人間」ばかりで、どう考えても女性視聴者に共感を得られるようなドラマの作りにはなっていない。本当に、一体誰が得をするのだろうか?このドラマを見る事によって。(上記で述べたように、NHKの内部の人間は、思惑通りに事を運べるのだから、得をするのかも知れないが)
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(10) 吉田松陰や松下村塾の塾生達をテロリストとして叩く傾向が、ネットなどでは時々見受けられる。「間部詮勝要撃計画」や「攘夷実行による外国船砲撃」などを指して、『だから長州の連中はテロリストなんだよ。キチガイなんだよ』と(おそらく大半はサヨク系の連中と思われるが)そこかしこで煽っている。
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「尊皇攘夷」「開国」「佐幕」「倒幕」「公武合体」。
これらの用語は、幕末の歴史に疎い一般の視聴者にとっては、分かりにくいかも知れない。

しかし難しく考える必要など全く無い。
極論すれば、それらは全て「権力闘争の方便」に過ぎないのだから。
高らかに「尊皇攘夷」の旗を掲げている長州でさえ、裏では「長州ファイブ」を英国留学に送り出している。

話は少し横に逸れるが、ネットで『長州はキチガイでテロリストだ!』などと煽っている反長州の連中は、実は本音の所では「反米」「反沖縄米軍基地」「反TPP」等の反米思想に染まっている連中(=反米サヨク)のはずであり、本来であれば「長州による攘夷実行、外国船砲撃」のシーンを見て、彼らは快く思っているはずである。しかし連中はそういった本音を押し殺しながら、『長州はキチガイでテロリストだ!』などと扇動の為のネット工作を続けている。

そのやり方こそが、まさに「長州のやり方」と全く同じなのである。
長州は、表では「尊皇攘夷」を唱え、裏では「開国」の準備をしている。
ネットのサヨク工作員達は、表では「反米(沖縄基地反対)」を唱え、裏では「反米(攘夷実行)」をキチガイと罵る。
長州の真の狙いは「国内の権力闘争に勝ち残る」という所にあり、サヨク工作員の真の狙いは「日米離間のための扇動」と、更には「安倍・長州叩き」という2点にある。
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権力闘争の歴史などはシナ大陸こそが本場なのだから、「反米サヨク親中」の人達のほうがよほど詳しく把握しているはずだと思うのだが(笑)、日本の視聴者の方々も、それぐらい達観した歴史観で「大河ドラマ」に向き合ってもらいたいものだと思う。
そしてNHKについては、『いつもメソメソと泣いてるシーンばかりの(子供向けの)学芸会を放送するのは、いいかげんにヤメレ』と心底から文句を言いたい。


【結論】政治的な思惑で動いているNHKの煽り(挑発)に乗せられる事なく、「花燃ゆ」の話題はスルーするのが正解。そしてさっさと黒歴史として封印すべし。ネット工作員の煽りに対しては、この十例からコピペして対応してもらっても結構。うかつに関わると時間と労力を浪費させられるだけの事。もし仮に反撃をするのであれば、一撃必殺の構えで確実に論破すべし。(終)

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今年放送されるNHK恒例「夏の厭戦・反戦プロパガンダ番組」一覧表

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私は3回前の記事でこんな事を書きました。

今年もそろそろNHKが政治的主張を始める季節に突入か(2015/05/28)

この記事の一番最後で「NHK総局長会見資料」について触れておきましたが、先日その資料がリリースされていました。

(※以下、NHK公式HPより抜粋して転載)
2015年6月17日実施
NHKスペシャル 戦争と平和を考える番組 (PDF 614KB)
夏の特集 おすすめ番組 (PDF 899KB)

(※以下、私が編集したスケジュールの概略)
Nスペ スクープドキュメント 発掘された声~日本兵捕虜尋問所~(仮)
8月2日(日)総合 午後9:00~9:49

Nスペ キノコ雲の下で何が起きていたか(仮)
8月6日(木)総合 午後7:30~8:45

Nスペ 戦争とプロパガンダ ~アメリカの映像戦略~(仮)
8月7日(金)総合 午後10:00~10:49

BS1スペシャル 「ヒロシマ 世界を変えたあの日」
8月7日(金)BS1 午後8:00~9:50

Nスペ 特攻 ~なぜ拡大し続けたのか~(仮)
8月8日(土)総合 午後10:00~10:49

BS1スペシャル 「戦火のマエストロ・近衛秀麿~ユダヤ人演奏家たちの命を救った男~」
8月8日(土)BS1 午後8:00~9:50

Nスペ “あの子”を訪ねて ~長崎・山里小学校 被爆者の70年~(仮)
8月9日(日)総合 午後9:00~9:49

ドラマ 戦後70年「一番電車が走った」
8月10日(月)総合 午後7:30~8:43

Nスペ アニメドキュメント あの日、僕らは戦場で~少年兵の告白~(仮)
8月11日(火)総合 午後7:30~8:43

BS1スペシャル 「武士の娘 鉞子とフローレンス~日米をつないだ奇跡のベストセラー~」
8月11日(火)BS1 午後9:00~10:50

Nスペ 女たちの太平洋戦争 ~日赤報告書が語る戦場の現実~(仮)
8月13日(木)総合 午後10:00~10:49

Nスペ カラーで見る太平洋戦争(仮)
8月15日(土)総合 午後8:00~8:58

Nスペ “終戦” 知られざる7日間 ~“戦後”はこうして始まった~(仮)
8月16日(日)総合 午後9:00~9:58

放送90年ドラマ 経世済民の男「高橋是清」(前編・後編)
8月22日(土)・8月29日(土)総合 午後9:00~10:00

※例によって、ラジオの予定は割愛致します

とりあえず現段階での予定は、こんな感じのようです。

ただし、おそらく今後多少の追加はあると思います。
3回前の記事でも書きましたように、「最近のNHKが全くやる気の無い討論番組”」について、それは具体的にはNHKの討論番組「日本新生」の事を指しているのですが、昨年、一昨年と8月15日頃にやっていた戦争関連の討論番組を今年もやるのかどうか?そちらの予定は未だにリリースされておりません。



上記のスケジュール一覧を見る限り、さすがに今年は戦後70年という区切りの年だけあって「てんこ盛り」という感じです。

ドラマ番組とBSの番組で、少し「ガス抜き」を狙っているような感じも受けますね。まあBSの番組はあまり多くの人の目にとまるかどうか?多少疑問は残りますけど。

しかも「ドラマ番組」と言いますと、今年、この私のブログでも再三取り上げておりますように、NHKドラマのブランド価値的には「最高峰にあるはずだったNHK大河ドラマ」でさえ、あのような無様な惨状を晒している有り様ですから、果たして8月のドラマ番組がどんな出来になるのやら?元々(先の大戦関連でもあるだけに)何の期待もしておりませんが、きっとロクなもんじゃないんでしょう。



さて、NHK恒例「夏の厭戦・反戦・自虐プロパガンダ番組」に関して言いますと、3回前の記事でも書いておきましたように、先日「沖縄戦」関連のNスペが放送されました。

NHKスペシャル 沖縄戦 全記録
2015年6月14日(日) 午後9時00分~9時58分
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2015/0614/index.html

番組内容について、何か具体的な事を書くつもりはありません。
いつも言っておりますように、
厭戦・反戦・自虐プロパガンダ
この一言に尽きますので、これ以上何も付け加えるつもりはありません。

それにしましても、近年の「NHKのやり方」というのは、本当に悪質です。

私はいつも、
NHK音声映像を存分に駆使できるだけに、プロパガンダ機関としては朝日新聞以上に)悪質である』
と主張しています。

その事については、近い所では昨年の8月13日に放送されたNスペ「狂気の戦場 ペリリュー・~"忘れられた島"の記録~」の記事を書いた時にも指摘しました。

昔は白黒映像で(戦時中の事を扱った映像が)放送されていましたから、まだ視聴者に及ぼす精神的影響は軽減されていましたが、最近のNHKは平気で、
「カラー映像での戦死者の映像」
をバンバン、一般の視聴者に対してぶつけてきますからねえ。

以下の映像は、NHKが毎年夏に放送する「厭戦・反戦・自虐プロパガンダ番組」では何度も繰り返し見せられている定番の「残酷描写のシーン」ですので、おそらく一度くらいはご覧になった方もおられるのではないでしょうか(やはり今回の沖縄戦番組でも使われていました)。
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まさかこの散華された方も、死後これほどまでに繰り返し「厭戦・反戦・反日プロパガンダ」に利用されるなどと、夢にも思わなかった事でしょう。
まさにNHKによる「死者に鞭打つ」鬼畜の所業と言わざるを得ません。

しかも今回の沖縄戦の番組では、NHKも「そういった手法」を多少は気にしたのか、珍しく番組の冒頭にこのような「警告メッセージ」が出されていました。
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(※以下、上記の映像を拡大したもの)
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NHK『戦争の実態を伝えるため、遺体の映像が映ります』

というか、NHKさんよ。
そこまで自覚しているのなら、毎回毎回、無理をしてまで出そうとすんなよ。
厭戦気分を視聴者に植えつける為の残酷描写を。
(これを“洗脳”と呼ばずして、一体何を“洗脳”と呼べばいいのだろうか?)

昔、NHKがアメリカのABCと共同で制作した「映像の世紀」という番組では、第一次世界大戦の話で、『戦死者の死体を映した者は死刑と定められた』とか何とか(『母親が見て涙を流すような映像を流してはならない』とか何とか)言ってたような気がするのだが、そこまでは極端としても、今の「NHKのやり方」は、逆の意味で「相当極端」なやり方だと思う。



この沖縄戦の番組では、ジェームズ・バーンズというアメリカ人の手記(陣中日誌)を紹介して沖縄戦の解説をしていた。
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後に「あらゆる“地獄”を集めた」と形容された程、凄惨な戦場となった沖縄。
ジェームズ・バーンズの手記の最後は、以下のように締めくくられていた。
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『戦場のすべてを見た。もう十分だ』と。

私もNHKに対して、同じように言いたいと思います。

『NHKの厭戦・反戦・自虐プロパガンダ番組は一杯見た。もう十分だ』と。



(※今晩この後、3回前の記事で予告しておきましたように、村山富市のインタビューが紹介される、外交問題を取り扱ったNスペの放送がありますね)
NHKスペシャル 戦後70年 ニッポンの肖像 世界の中で
第1回 信頼回復への道

2015年6月19日(金) 午後10時00分~10時49分
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2015/0619/index.html
(※明日、明後日の第2回、第3回と、三夜続けての放送となります)

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(以下、毎回このブログに貼られるテンプレートになります)

「NHK解体」に関するまとめ(十例)

(1) 日本の公共放送であるにもかかわらず、「自立国家・日本」が主張すべき意見を封殺し、しかも運営資金のほとんどを日本人が負担しているのに、中国・朝鮮、又は旧GHQ(特に米国の立場を優先するような番組しか制作しない。 リンク1リンク2

(2) 受信料制度に様々な不備があり、甚だ公平性を欠いている。また「国営なのか?非国営なのか?」という点も不明瞭である。「国営放送局の新規創設」「民営化」「スクランブル化及びペイパービュー」などが検討されて然るべきである。 リンク1リンク2

(3) 局の政治的及び思想的スタンスが左側の言論に偏っている。「いわゆる保守系」の言論人はほとんどNHKの番組から排除されている。 リンク1リンク2

(4) 昔はともかく、現在では朝日新聞よりもNHKのほうが害が大きい。朝日は儲からなくなれば方針転換を余儀なくされ、また新聞業界自体が斜陽産業である。一方NHKには「映像や音声で感覚に直接訴える」という高いプロパガンダ能力もある。 リンク1リンク2

(5) 「弱者・被害者」報道は公共放送として、もちろんあって然るべきだが、<言葉狩り><論点ずらし><自己保身><イデオロギー闘争>に利用する為にNHKの場合は、それが至上命令となっており、やり過ぎである。 リンク1リンク2

(6) NHKの原発報道は「反原発」一色で、「原発再稼働」側の意見は皆無に等しい。現在多くの国民が患っている「原発アレルギー」は、NHKが数年に渡って垂れ流してきた“音声”と“映像”によって作り上げられた、と言っても過言ではない。 リンク1リンク2リンク3拙ブログの「反原発」関連カテゴリへのリンク

(7) 外部の識者による「討論番組」が異常に少ない。「国民にオープンな討論番組を見せる」という姿勢が甚だ欠如しており公共放送として失格であり、また民主主義(選挙制度)の観点から見ても失格である。 リンク1リンク2

(8) 「表現の自由」を盾に一切の干渉を排除し、リベラル知識人特有の「上から目線(=「国民は愚民」という意識)」も強烈で、公共放送の在り方や番組の内容について「国民にアンケートを採る」という事を一切しようともせず、非常に独善的であるリンク

(9) 「JAPANデビュー反日台湾番組」や「佐村河内のヤラセ番組」等、非常に問題のある番組を数多く放送してきたが、責任を全く感じていない。 リンク

(10) 一般のマスメディアで取り上げられる事はほとんどないが、NHK職員の不祥事は異常に多い。また公共の受信料で成り立つ放送局としては職員の待遇がお手盛り過ぎるという問題もある。 リンク1リンク2


その他にも、NHKが制作してきた数多くの「媚中番組」「韓国・朝鮮人擁護番組(ヘイト関連含む)」「民主党擁護番組」等の問題、また近年急速に内容が劣化している「NHK大河ドラマ」の問題などもありますが、それらは上記から割愛しました。

【結論】NHKを解体して、国民にとって必要最低限の事を放送する国営放送局を立ち上げ、残りは民営化すべし。(終)

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民主党大臣・松本龍の言論弾圧をスルーしたNHKが偉そうに言うなよ

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本日の記事について、当初の予定では先週末に三夜連続で放送された「外交」Nスペの記事を書く予定だったのですが、急遽予定を変更して別の件の記事を書く事にしました。

「外交」Nスペについては、また後日にでも。


で、NHKが今夜のニュース番組で放送していた「自民党による言論弾圧」?のニュースについて、今回は急遽取り上げる事にします。

NHKは公式サイトで以下のように述べています。
自民若手議員らが報道批判 谷垣氏「品位必要」(6月26日 21時19分)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150626/k10010128671000.html

(以下、NHK公式サイトより抜粋して引用)
自民党の谷垣幹事長は記者会見で、自民党の若手議員らが25日開いた勉強会で、報道機関に対する批判が相次いだことに関連して、冷静な対応が必要だという考えを示したうえで「主張のしかたには品位が必要だ」と述べました。

自民党の若手議員らが25日に作家の百田尚樹氏を講師に招いて開いた勉強会「文化芸術懇話会」で、出席した議員から「マスコミをこらしめるには広告料収入がなくなるのがいちばんだ」などの報道機関への批判が出されたほか、沖縄の地元紙の報道について「沖縄の世論がゆがんでおり、なんとかしなければいけない」といった指摘が出されました。
また、講師の百田氏は、沖縄の地元紙の報道に関連して「沖縄の2つの新聞はつぶさなければならない」などと発言しました。
(中略)
沖縄の地元紙2紙は、「表現の自由、報道の自由を否定する暴論だ」として、共同で抗議声明を発表しました。この中で、沖縄の地元紙2紙は、「“言論弾圧”の発想そのもので民主主義の根幹である表現の自由、報道の自由を否定する暴論だ」と抗議しました。そのうえで、「戦後、沖縄の新聞は戦争に加担した反省から出発し、政府に批判的な報道ができる社会こそが健全だと考える。『批判的だから、つぶすべきだ』という短絡的な発想は極めて危険だ。言論の自由、報道の自由を弾圧するかのような動きには断固として反対する」としています。(以下略)

今夜のニュース7ニュースウォッチ9では、NHKはこの公式サイトの見解以上に、もっと執拗にこの件を取り上げていました。

以下、本日のニュース7より一部の映像を抜粋。
番組の序盤、最初に気象情報が放送されて、その直後にこのニュースを取り扱っていました。
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そしてそれに続くニュースウォッチ9では、番組の冒頭に短くヨーロッパでのテロ関連のニュースがあり、次に気象情報が放送されて、その直後にこの件を取り扱っていましたので、ニュース7と同様に、この件を大々的に取り上げていました。
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また今回のニュースウォッチ9では、この件を取り上げた報道の締めくくりの所で、キャスターの河野憲治が偉そうな事を言っていた。
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河野『報道の自由、表現の自由は言うまでも無く民主主義の根幹です。自民党の若手議員の発言や、とりわけ作家の百田尚樹氏による「沖縄の二つの新聞は潰さなければならない」という発言は、報道機関に所属する者として決して認められない、と言わざるを得ません』


バカか貴様は。
報道機関を正しく批判する機会が無い我々日本国民にとっては、民主主義など元々正しく機能していないだろうが。
(※これはいつも私が述べている事で、詳しくはブログの一番最後に置いてある「NHK解体」に関するまとめ(十例)を参照のこと)

たまに批判の鉾先を向けられたぐらいで「被害者ヅラ」とか、ずうずうしいにも程がある。

「沖縄の二つの新聞を潰さなければならない?」ぐらいの発言など、まだまだカワイイものだ。

一番潰さなければならない報道機関は、お前ら、NHKなんだよ!



今回の記事の冒頭に置いてあるピクチャーからも分かる通り、今回私が一番言いたい事は「NHKと松本龍」の件である。
私は4年前に以下の記事を書いた。

NHKと松本龍 復興担当大臣(2011/07/05)

(以下、過去記事より一部抜粋引用)
松本龍という男についても、まあ保守系のブログを普段見慣れている人達であれば、この男の素性については、よくご存じの事と思われますが、一応書いておきますと、

●部落解放同盟の親玉
●旧社会党及び社民党出身
●人権擁護法案の強力な推進者
●民主党政権の現閣僚内では保有資産トップ(7億6073万円)


それでまた、NHKがこういう露骨にサヨク利権に繋がってる奴には、露骨に偏向的な擁護報道をする訳です。

ちなみに昨年の5月頃にあった「口蹄疫問題」の時の赤松広隆農水大臣の場合もそうだった。
赤松に対しても、NHKは終始一貫して、甘々な擁護報道に徹していた。
赤松も元社会党系。民団に外国人参政権を確約した人物でもある。
(中略)
今夜のニュースウォッチ9については、「NW9が放送するニュースの順番について、これがかなり重要」という事を、震災後にも度々書いてきたが、今夜のもまさにそれである。
「松本発言問題」については、なんと番組のほぼ半ばの9時28分からである。もちろん放送時間もそんなにはとってない。5、6分間程度である。
(中略)
今夜のNW9の松本大臣擁護の姿勢が酷かったのは、まず第一に、これはNHKがいつも使う印象操作の常套手段でもあるが、「本質からやや逸れた所に、重点を置いて放送する」というやり方。
本来我々、保守の側の人間からすれば、「その問題の本質はそこじゃないだろう」という点を、NHKなりの都合で設定した印象操作映像を見せる事によって、視聴者に「本質を知らせない」という印象操作を行う。

今回の場合は、NHKとしては「“寄り添う”はずが」というキーワードを自ら設定して「被災者に“寄り添う”はずの大臣が、これでは問題があるのではないか?」という、いつもの感傷的な煽りを全面に打ち出したような、というかそもそも全然全面には打ち出していないのだが、もし松本大臣に問題があるとすれば、その「やや冷たいのではないか?」というような、感傷的な切り口のみで語る、という印象操作のパターンだった。

本来、我々から見ればそうではなくて、詳細は後で述べるとして、これもまたと同じように、根本的な「人間性」の問題であって、また民主党全体にも言える事だが、「言論封殺」の体質、マスゴミとの癒着、マスゴミを利用する事ばかり考えて、「国民を騙す事しか考えていない」という点が、今回の本質的な問題であって、「被災者に“寄り添ってない”」とか、そんな感傷的な事でスリ替えられるような問題ではない。
(中略)
しかもNW9は、宮古市の山本市長のコメント映像を利用して、松本大臣擁護の印象操作も行なっていた。

山本市長のコメント
「松本大臣の性格をよく知っているので、ちょっと失礼な言い方のように見えるんですが、要するに応援して“頑張れ”と言っていることだと私は思うんですよ」

そして一番の問題点。
上記youtubeの民放各社では一応取りあげている、松本の一番最後のセリフ
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「今の最後の言葉はオフレコです。いいですか?皆さん。
 いいですか?ハイ。書いたらもう、その社は終わりだから」


の部分を、NHKは完全に隠蔽している、という点である。

さすがNHK。「オフレコです」と言われた命令を、忠実に守っている訳ですねw
(以下略)

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※2015(平成27)年 6月27日(土) 追記
上記で書いている内容に関する当時の動画が、まだyoutubeに残っていたので一応リンクを貼っておきます。
(民放バージョン。松本のオフレコ発言あり)
松本龍 復興大臣 「自分が入ってからお客さんを呼べ」(2011/07/05)
https://www.youtube.com/watch?v=A5b9IVYcneU

(NHK、NW9バージョン。松本のオフレコ発言はカット
11年07月04日旧復興省大臣の暴言(2012/04/06)
https://www.youtube.com/watch?v=U3s-QQSeKEM

4年前の松本龍の言論弾圧には何も文句を言わなかったくせに、自民党・安倍政権になった途端に『言論弾圧だー!』などと文句を言う。

しかも4年前のこの時は、
(1)「現役大臣が」
(2)「実際、現実的な恫喝として」
(3)「その社は終わりだから」と具体的に発言した

という、今回のような「一部の人達が会議で発言した」などという事案よりもよっぽど悪質な形だったのに、NHKは「言論弾圧」とは一言も言わなかった。


おい、河野。
(まあ4年前の時は、お前(河野)じゃなくて大越だったけどな)
『そういう偉そうな発言は、あの4年前の時も同じように言ってたら、まだ説得力があったかも知らんけど、相手(政党、政権)によってコロコロと態度を変えてる奴(=NHK)が言っても全然説得力なんか無いんだよ!』


※ちなみに今夜のニュースウォッチ9で、今回の件について各政党(公明、維新、共産)からコメントを取っているが、「民主党のコメント」が見当たらないのは、この4年前の事件がいまだに尾を引いていて、NHKも民主党も、言葉に詰まっているものと思われる。
今回の件で民主党が何を言っても、『じゃあ松本龍は?』の一言で全てブーメランになって還ってくるので、何も言えないw

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「NHK解体」に関するまとめ(十例)

(1) 日本の公共放送であるにもかかわらず、「自立国家・日本」が主張すべき意見を封殺し、しかも運営資金のほとんどを日本人が負担しているのに、中国・朝鮮、又は旧GHQ(特に米国の立場を優先するような番組しか制作しない。 リンク1リンク2

(2) 受信料制度に様々な不備があり、甚だ公平性を欠いている。また「国営なのか?非国営なのか?」という点も不明瞭である。「国営放送局の新規創設」「民営化」「スクランブル化及びペイパービュー」などが検討されて然るべきである。 リンク1リンク2

(3) 局の政治的及び思想的スタンスが左側の言論に偏っている。「いわゆる保守系」の言論人はほとんどNHKの番組から排除されている。 リンク1リンク2

(4) 昔はともかく、現在では朝日新聞よりもNHKのほうが害が大きい。朝日は儲からなくなれば方針転換を余儀なくされ、また新聞業界自体が斜陽産業である。一方NHKには「映像や音声で感覚に直接訴える」という高いプロパガンダ能力もある。 リンク1リンク2

(5) 「弱者・被害者」報道は公共放送として、もちろんあって然るべきだが、<言葉狩り><論点ずらし><自己保身><イデオロギー闘争>に利用する為にNHKの場合は、それが至上命令となっており、やり過ぎである。 リンク1リンク2

(6) NHKの原発報道は「反原発」一色で、「原発再稼働」側の意見は皆無に等しい。現在多くの国民が患っている「原発アレルギー」は、NHKが数年に渡って垂れ流してきた“音声”と“映像”によって作り上げられた、と言っても過言ではない。 リンク1リンク2リンク3拙ブログの「反原発」関連カテゴリへのリンク

(7) 外部の識者による「討論番組」が異常に少ない。「国民にオープンな討論番組を見せる」という姿勢が甚だ欠如しており公共放送として失格であり、また民主主義(選挙制度)の観点から見ても失格である。 リンク1リンク2

(8) 「表現の自由」を盾に一切の干渉を排除し、リベラル知識人特有の「上から目線(=「国民は愚民」という意識)」も強烈で、公共放送の在り方や番組の内容について「国民にアンケートを採る」という事を一切しようともせず、非常に独善的であるリンク

(9) 「JAPANデビュー反日台湾番組」や「佐村河内のヤラセ番組」等、非常に問題のある番組を数多く放送してきたが、責任を全く感じていない。 リンク

(10) 一般のマスメディアで取り上げられる事はほとんどないが、NHK職員の不祥事は異常に多い。また公共の受信料で成り立つ放送局としては職員の待遇がお手盛り過ぎるという問題もある。 リンク1リンク2


その他にも、NHKが制作してきた数多くの「媚中番組」「韓国・朝鮮人擁護番組(ヘイト関連含む)」「民主党擁護番組」等の問題、また近年急速に内容が劣化している「NHK大河ドラマ」の問題などもありますが、それらは上記から割愛しました。

【結論】NHKを解体して、国民にとって必要最低限の事を放送する国営放送局を立ち上げ、残りは民営化すべし。(終)

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テーマ:報道・マスコミ - ジャンル:政治・経済

Nスペ「戦後70年・ニッポンの肖像 世界の中で」はガス抜き番組だった

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私のブログではここ一ヶ月ぐらい、NHKが今年度注力しているNHKスペシャル「戦後70年 ニッポンの肖像」を度々取り上げて、その放送スケジュールを紹介して、更には放送内容をチェックした後に多少感想なども書いていました。
今年もそろそろNHKが政治的主張を始める季節に突入か(2015/05/28)
G7の温暖化対策と原発の再稼働について。オマケでNW9の伊勢谷松陰もちょっと(2015/06/09)

ただし第一回「日本人と象徴天皇」も併せると、大体二ヶ月前からそういった事をやっている形になります。
今日と明日のNHKスペシャル「日本人と象徴天皇」(2015/04/18)
NHK戦後70年ニッポンの肖像・日本人と象徴天皇・第1回 "戦後"はこうして誕生した(2015/04/19)
Nスペ 日本人と象徴天皇 第2回 平和を願い続けて(2015/04/23)



そして先週末、金・土・日の三連チャンで放送された「外交」バージョンの「戦後70年 ニッポンの肖像」は、「世界の中で」と題して放送されていました。

普段から『外交問題には特に(経済問題以上に)大きな関心を抱いている』と度々書いている私からすれば、やはりこれは見落とす事ができない番組です。
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NHKスペシャル 戦後70年 ニッポンの肖像 世界の中で
第1回 信頼回復への道

2015年6月19日(金) 午後10時00分~10時49分
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2015/0619/index.html

第2回 冷戦 日本の選択
2015年6月20日(土) 午後9時00分~9時49分
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2015/0620/index.html

第3回 "平和国家"の試練と模索
2015年6月21日(日) 午後9時00分~9時49分
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2015/0621/index.html

最初に結論から言ってしまえば、今回の「外交」バージョンのNスペは、4回前の記事で前回の「経済」バージョンのNスペを評したのと同じように、
毒にも薬にもならないスタンダードな内容だった
と言えます。

ただし、この事は素直に受け取って良いような話でもありません。

過去記事で指摘しました通り、このシリーズにおける「日本人と象徴天皇」の放送と、それとほぼ同じ時期に挙行された「パラオ行幸啓」のニュース報道が微妙にリンクしていたように、今回の「外交」バージョン「世界の中で」の放送と、これもまたほぼ同じ時期にニュース報道がなされていた「日韓国交正常化50年」および「戦後70年沖縄全戦没者追悼式」と、番組内容が微妙にリンクしていた、という側面もあるからです。

その詳細については、後で述べます。



番組の概要をザックリと紹介しますと、第1回第2回第3回と、それぞれ番組名に「それっぽいサブタイトル」が設けてありますが、そんなサブタイトルなど無視して、もっとストレートに表現してしまえば、
--------------------------------------------------------------------
第1回 「対韓国」を中心に、日本の贖罪外交(もちろん慰安婦問題込み)を取り上げた。
第2回 「対中国」を中心に、沖縄返還交渉、尖閣問題も含めて取り上げた。
第3回 「対米国」を中心に、冷戦後の日本の安全保障、特に自衛隊の海外派遣などを取り上げた。
--------------------------------------------------------------------
以上のような番組内容でした。

まあ、いつものパターンですね。
普段からNHKが取り扱う「世界各国」というのは、「この3国」ばっかりですからね。
(※この事は、ブログの一番最後に置いてある「NHK解体」に関するまとめ(十例)の一番最初に指摘している事でもあります)



<番組出演メンバーについて>
第1回では番組ゲストの識者は一人も登場していませんでした。
NHK解説委員柳澤秀夫が一人で解説を担当していました。
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(※私がこの柳澤秀夫を嫌っているという事は過去記事で何度か書きましたが、今回はさほど目立った発言も無く、当たり障りのない話しかしていませんでした)


第2回の番組ゲストは、
東洋英和女学院大学教授 増田弘
早稲田大学名誉教授 毛里和子
の2名でした。

この二人も特に目立った発言などはありませんでした。また過去のNHKの番組で、この両者をそれほど見かけた記憶もありませんし、媚中派言論人、という感じでもなさそうでした(※まあWikiの情報を見る限り、リベラル系識者であるのは間違いなさそうですが)。


そして第3回の番組ゲストは、
熊本県立大学理事長 五百籏頭真
慶應義塾大学教授 中山俊宏
の2名でした。

まあ五百籏頭(イオキベ)については、その珍しい姓もあって、かなり有名ですよね。「悪名高い」と言ったほうが良いのかも知れませんが。
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五百籏頭、中山俊宏、両者共に、NHKには過去に何度も出演している常連ですね。「NHKの常連」という事は、イコール「NHKの御用学者」みたいなものであって、ある意味あまりスジの良くない識者と言って差し支えないと思いますが、今回の番組に限って言えば、この二人も特におかしな発言はほとんどありませんでした。


ざっくりと論評するとすれば、第2回(対中国)と第3回(対米国)の二つの回は、別にそれほど大きな問題点は見当たらなかった(いや、『だから良かった』と言っている訳ではありませんが)。
比較的問題点が多かったのは、やはり第1回(対韓国)でしょう。なにしろこの時の回は、基本「日本の謝罪外交」が話の中心でしたから。

更に言うと、確かに「NHKは媚中放送局である」というイメージが強いですし、私自身も、10年ぐらい前から第二次安倍政権が始まるまでの間(要するに2006年~2012年頃)は、「その事」を大前提としてNHKに対する批判を繰り返していたものです。
しかし第二次安倍政権以降、このブログでも度々書いておりますように(例えばこの時とか、またはこの時とか)、NHKの媚中姿勢も多少陰りを見せ始めていて、最近はどちらかと言うと媚米姿勢」のほうが目立ってきています。(※ただしNHKの中国愛がハンパでない事も、決して忘れてはいけません)

『現憲法はGHQ(=米国)が作った占領憲法である』などというセリフは、私も過去記事で何度も繰り返し書いておりますし、また最近ではネット上でそういったコメントをごく普通に見かけるようになりました。

終戦(敗戦)直後にGHQの命令によって「真相はこうだ」「真相箱」を放送したNHKは、今現在、再びGHQ(=米国)の足元に帰りたがっている訳です。
自分達が「支配者層」として君臨する事を好む、実にNHKらしい発想ですね。
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第2回(対中国)では、以前のNHKであれば、
『ありがたくも中国様は、日本への戦後賠償を放棄してくださったのですよ?』
といった日本国民に中国への贖罪意識を植え付ける為の印象操作(=プロパガンダ)を必ず盛り込んでいたものだが、今回に限って言えば、特にそういった印象操作は見受けられませんでした。
(※台湾、満州の資産を手放し、戦後はODAその他の莫大な投資をしてやった日本が、チャイナに対してそのような贖罪意識を持つ必要など、そもそも全く無いんですけど)

これは最近の中国の対日外交姿勢が、一応建前上は「反日から日中友好へ」と若干ブレている事も一つの要因ではあるだろうが、それ以上に大きいのは、NHK自身が米国重視の姿勢を強めている事に要因があると思われます。

余談ですが、この第2回ではNHKの外交関係の番組では常連だった元外交官、栗山尚一氏の姿が見られた。私のブログでも栗山氏の事は過去に取り上げた事があります。
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この方は今年の4月にお亡くなりになっていたんですね。初めて知りました。
ご冥福をお祈りします。



第3回(対米国)では、自衛隊の海外派遣に関する過去の事例などを紹介していました。
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しかしそれより何より、番組中盤の37分頃に五百籏頭が語った解説が、この番組の姿勢を一番如実に表していますので、以下に紹介致します。
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五百籏頭『やっぱり、核とミサイルだとかね、中国の台頭という話になると、日本だけでは出来ないし、アジアの国々と連携してもダメ。アメリカという要因が非常に大事で、アメリカしか結局は抑える事が出来ないというのが現実なんですね。だけども、そのアメリカも全能の神ではなくてね、人間なんです。熱くなる。熱くなった時には間違えもある。結局我々が生きている間にベトナム戦争、イラク戦争、二度アメリカは大きな間違いをしてるんですね。やらずもがなの戦争をなさってるんですね。だけど日本は「TOO LITTLE TOO LATE」(少なすぎる。遅すぎる)と言われやすく、アメリカは力がみなぎってくるとやり過ぎる危険がある。こういう国がやっぱり友人としてね、協力し合ってお互いの判断を大事にしながらいかなきゃいけない…』(以下略)
--------------------------------------------------------------------
どうですか。
ものすごく普通の事を言っているでしょう?あの五百籏頭がw
媚米うんぬんの話はともかく脇へ置くとして。
(※ちなみに私は現在の占領憲法に関連して、米国に恨みがましい事を書いた事はありません。一番悪いのは、70年近くも放置してきた我々日本国民なんですから。国防の問題に関しても、米国に文句を言う前に、まず『自分の国は自分で守れるようになってから文句を言え』と。ずっとそういう姿勢を取ってきてます)

上記の通り、この第3回では「自衛隊の海外派遣」に対して、(普段のNHKの報道姿勢とは違って)それほどネガティブには取り扱っていません。
ただし、もちろんポジティブに取り扱うはずもありませんで、結論としては(国連の緒方貞子氏の主張などを持ち上げて)、
「自衛隊は国際紛争の仲介人道支援復興支援だけをやるべき」
と、NHKの言いたい事はそういう主張だった訳です。
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それは確かに一理あるが、だからと言って自国の安全保障をないがしろにしてどうする?という話ですわなあ。

とりあえず、この第3回はこんな感じの内容でした。


そして第1回(対韓国)については、先にも述べたように比較的問題点が多い回だった訳ですが、それでも過去にNHKが放送した数多くの自虐的なNスペと比較すれば、それほど大した内容でもありませんでした。

番組の前半は戦後の日本の東南アジア外交を取り上げて、番組の後半では日韓の外交について、「慰安婦問題、河野談話、村山談話、オランダ人慰安婦の話」などを取り上げていました。

番組後半の日韓外交の部分について、もちろん、これらの話を取り上げたNHKの番組が「まともな内容」の物になるはずもなく、「ロクでもない内容」になっていたのは当たり前の話ですが、一応NHKとしては「露骨なネガキャン、露骨な印象操作」などは極力避けるように番組を構成していましたので、まあ特に一般視聴者の目線で見れば、今更さほどの害があるとも思えません。

確かにツッコミ所はいくらでも挙げられますし、そういった点を逐一指摘しても構わないのですが、今回は面倒臭いので止めておきます。
まあ一箇所だけ突っ込んでおくと、「オランダ人慰安婦」の部分ですかね。
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この「オランダ人慰安婦」については、「いわゆる保守系」の言論界では非常に有名な話ですので、ここでは詳しくは述べません。(もし御存じなくて興味のある方はググッて頂ければすぐに分かります)。

これもNHKは「慰安婦問題」という点では、それほど大きくはクローズアップしておらず、「日本とオランダの国際問題」という視点でこの問題を取り扱っていました。

しかしまあ、このNHKのナレーションを聞いて、私は口に含んでいた物を吹き出しそうになりましたよ。
『太平洋戦争で日本と戦い、大きな被害を受けたオランダです』

お前(NHK)は「戦前戦中の日本の植民地支配がどうのこうの」というテーマの番組内で、「オランダのインドネシア植民地は肯定的に扱う」とか、頭がオカシイんじゃねえのか?とw

NHKが4年前に放送したNスペ「日本人はなぜ戦争へと向かったのか 戦中編 果てしなき戦線拡大の悲劇」では番組全編に渡って旧陸海軍の愚かさを「これでもか」というぐらい批判していたが、その中で「唯一のガス抜き要素」として取り上げられたのが「旧日本兵によるインドネシア独立参戦」の話だったが、あれは一体なんだったんでしょうか?w
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(2011年8月15日放送「日本人はなぜ戦争へと向かったのか 戦中編 果てしなき戦線拡大の悲劇」より抜粋)

まあ、この第1回についても、とりあえずこんな感じでしたので、あまり多くを語る気もありません。




私はこの記事の最初の部分で、
--------------------------------------------------------------------
毒にも薬にもならないスタンダードな内容だった。
と言えます。

ただし、この事は素直に受け取って良いような話でもありません。
(中略)
その詳細については、後で述べます。
--------------------------------------------------------------------
と書きました。
(※ただし日本の外交問題を取り扱った番組の中で、「北朝鮮の拉致問題」に一切言及しないというのは、やはりNHKの病的な体質を表していると言えるでしょう。普段のニュース報道では一応時々取り上げていますけど、所詮それはガス抜き戦略の一環に過ぎませんからね)

今回のサブタイトルにも書いてあります通り、実は今回のこの外交Nスペは、NHKにとっては最初から、
プロパガンダ効果を狙って作った番組ではなかった
という事です。

なぜNHKが敢えてそういった戦略を取ったかと言うと、実は
NHKが本当にプロパガンダ効果を狙って作った番組は、その翌日と翌々日に放送したニュース番組だった
という、それ以前からNHKが予定していた既定の戦略があったからです。

6月19日(金)から6月21日(日)までの外交Nスペが放送された、その翌日に放送されたのが、あの「日韓国交正常化50年」のニュース報道です。

以下、6月22日(月)にNHKのニュース7ニュースウォッチ9で放送された「日韓国交正常化50年」のニュース内容を紹介します。
当然の事として、この日に扱われたニュース項目としては一番時間が割かれており、ニュース7では7分30秒、ニュースウォッチ9では実に27分30秒も費やして、このニュースの事を報じていた。

そしてその番組内容が全編に渡って、
『日本人は韓国、朝鮮人を嫌ってはならない』
『日本人は韓国に対して配慮すべきである』

といった内容であった事も、言うまでもありません。

<以下、6月22日(月)のニュース7より抜粋>
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<以下、6月22日(月)のニュースウォッチ9より抜粋>
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そしてこれらの「韓国報道」の翌日に放送されたのが、あの「沖縄報道」です。

「戦後70年沖縄全戦没者追悼式」があった6月23日(火)に放送されたNHKニュースも、前日の「韓国報道」同様、その日のニュース項目としては一番時間を割いてNHKが注力していた訳ですが、ニュース7では8分間、ニュースウォッチ9では24分間も費やして放送していました。

もちろん、前日の「韓国報道」同様、いや、感覚的に言うと前日よりももっと露骨にプロパガンダ色が強かったのだが、この「沖縄報道」も、
『沖縄については難しい事は考えず、同情だけしなさい』
『沖縄戦の反省は未来永劫懺悔し続けなければならない』
『翁長知事の主張は100%正しい』

といった内容一色であった事も、これもまた言うまでもありません。

以下、その日の「沖縄報道」について、ニュース7とニュースウォッチ9の内容を紹介します。
(※ただし、この日のニュースウォッチ9では青山繁晴さんが以前から度々仰っている「白梅学徒看護隊」の方が取り上げられている場面もありました事も、一応指摘しておきます)

<以下、6月23日(火)のニュース7より抜粋>
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<以下、6月23日(火)のニュースウォッチ9より抜粋>
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6月22日(月)、23日(火)と、二日続けてこういった一方的なプロパガンダ番組を放送する事は、NHKにとって既定路線だったのだろう、と容易に想像できます。

その直前(6月19日(金)~21日(日))に放送する外交Nスペで、敢えてプロパガンダ色を出す必要など無かったという事です。
と言いますか、むしろ「出せなかった」と言うべきなのでしょう。「五日間もぶっ続け」偏向プロパガンダ番組など放送してしまったら、さすがに「NHKの正体」について気が付いてしまう一般視聴者も出て来てしまうかも知れませんからね。




Nスペ「戦後70年 ニッポンの肖像」は次に扱うテーマも、一応予定が決まっているらしいです。
--------------------------------------------------------------------
NHKスペシャル 戦後70年 ニッポンの肖像 政治の模索
第1回 "豊かさ"と"自立"と
(仮)
2015年7月18日(土) 午後9時00分~9時49分
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2015/0718/index.html

第2回 "成長"と"分配"(仮)
2015年7月19日(日) 午後9時00分~9時49分
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2015/0719/index.html
--------------------------------------------------------------------
何と言いますか、これまでの「戦後70年 ニッポンの肖像」の番組内容からすれば、これらの回もおそらく初心者向けの内容で、番組ゲストも相変わらず「NHK御用学者」ばかりがスタジオに呼ばれて、当たり障りのないコメントをするだけの教科書通りの内容になる事は目に見えています。

ですから次回以降の「戦後70年 ニッポンの肖像」の論評はスルーさせて頂くかも知れません。
(※ちょうどその頃は、私も個人的に(仕事的に)繁忙期に突入していると思いますので)


どうでもいいけど、NHKの三宅民夫
お前はこんなしょうもない番組(戦後70年 ニッポンの肖像)の司会などやってないで、さっさと「日本新生」の後継番組となる新しい「討論番組」の仕事をしろよ!
と言いたいですね。私は。
(※いやまあ、別に三宅に討論番組の司会をしてもらいたいと望んでいる訳ではないので、むしろ別の人にやってもらったほうが良いのだけれども)

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「NHK解体」に関するまとめ(十例)

(1) 日本の公共放送であるにもかかわらず、「自立国家・日本」が主張すべき意見を封殺し、しかも運営資金のほとんどを日本人が負担しているのに、中国・朝鮮、又は旧GHQ(特に米国の立場を優先するような番組しか制作しない。 リンク1リンク2

(2) 受信料制度に様々な不備があり、甚だ公平性を欠いている。また「国営なのか?非国営なのか?」という点も不明瞭である。「国営放送局の新規創設」「民営化」「スクランブル化及びペイパービュー」などが検討されて然るべきである。 リンク1リンク2

(3) 局の政治的及び思想的スタンスが左側の言論に偏っている。「いわゆる保守系」の言論人はほとんどNHKの番組から排除されている。 リンク1リンク2

(4) 昔はともかく、現在では朝日新聞よりもNHKのほうが害が大きい。朝日は儲からなくなれば方針転換を余儀なくされ、また新聞業界自体が斜陽産業である。一方NHKには「映像や音声で感覚に直接訴える」という高いプロパガンダ能力もある。 リンク1リンク2

(5) 「弱者・被害者」報道は公共放送として、もちろんあって然るべきだが、<言葉狩り><論点ずらし><自己保身><イデオロギー闘争>に利用する為にNHKの場合は、それが至上命令となっており、やり過ぎである。 リンク1リンク2

(6) NHKの原発報道は「反原発」一色で、「原発再稼働」側の意見は皆無に等しい。現在多くの国民が患っている「原発アレルギー」は、NHKが数年に渡って垂れ流してきた“音声”と“映像”によって作り上げられた、と言っても過言ではない。 リンク1リンク2リンク3拙ブログの「反原発」関連カテゴリへのリンク

(7) 外部の識者による「討論番組」が異常に少ない。「国民にオープンな討論番組を見せる」という姿勢が甚だ欠如しており公共放送として失格であり、また民主主義(選挙制度)の観点から見ても失格である。 リンク1リンク2

(8) 「表現の自由」を盾に一切の干渉を排除し、リベラル知識人特有の「上から目線(=「国民は愚民」という意識)」も強烈で、公共放送の在り方や番組の内容について「国民にアンケートを採る」という事を一切しようともせず、非常に独善的であるリンク

(9) 「JAPANデビュー反日台湾番組」や「佐村河内のヤラセ番組」等、非常に問題のある番組を数多く放送してきたが、責任を全く感じていない。 リンク

(10) 一般のマスメディアで取り上げられる事はほとんどないが、NHK職員の不祥事は異常に多い。また公共の受信料で成り立つ放送局としては職員の待遇がお手盛り過ぎるという問題もある。 リンク1リンク2


その他にも、NHKが制作してきた数多くの「媚中番組」「韓国・朝鮮人擁護番組(ヘイト関連含む)」「民主党擁護番組」等の問題、また近年急速に内容が劣化している「NHK大河ドラマ」の問題などもありますが、それらは上記から割愛しました。

【結論】NHKを解体して、国民にとって必要最低限の事を放送する国営放送局を立ち上げ、残りは民営化すべし。(終)

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