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処士策論

「処士」(しょし)とは、仕官していない人、民間の人、在野の人のこと

私達国民がNHKを処分する事は、多分できない、と私は思う・前編

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JAPANデビュー問題が起こる前からネットでNHK批判を続けてきて、もう6年ぐ
らいになります。

当初は2chNHK板でスレッドを立てる「スレ主」として活動していましたが、途中
からはブログと併行するようになり、ここ3年ぐらいは2chからは足を洗い完全に
ブログオンリーになっています。


過去、私が立てていた2chNHKスレッドの冒頭で使っていたテンプレの中に
「弱者・被害者利権」「弱者・被害者プロパガンダ」
といった項目がありました。

私がこのブログの中で繰り返し述べている、
『私は重篤な反サヨク病の患者です』
というセリフがありますが、まあ私程重篤な症状ではないにしても、近年の「ネット
内での保守的潮流」という時流の影響もあり、「反日サヨクお花畑思想に対する
嫌悪感」を少なからず抱いている人達はかなりいらっしゃると思います(と言うか、
私のこのブログに来られるような方でしたら、多分大半の方が程度の差こそあれ、
私と同じ病を罹患しているものと思われます)。

この「反サヨク病」という病に罹患している方であれば、上記の
「弱者・被害者利権」「弱者・被害者プロパガンダ」
という言葉を見れば、この言葉の意味する所は大体ご想像がつく事と思います。

私は基本的に「初心者向け」というスタンスで、2chでもブログでも解説してきて
ますので、ここでも当時2chで使っていた解説パターンを転用させてもらいます。


しかし、その前に一言。
おそらくですねえ、これから私が解説するこれらの理屈については、これは私の偏見
なのかも知れませんが、多分『心優しい日本人の気質にはあまり馴染まない理屈
なのではなかろうか?』と私は自覚してますので、その辺の事はご了承頂いた上で
(不快に思われる方もいらっしゃるとは思いますが)お読み頂ければ幸いです。
まあ「責任のある立場」とか、「公の場で」とか、そんなものに全く縛られる事のない
私のような無責任な立場の人間だからこそ言える「極論」なんだと思います。
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「弱者・被害者利権」「弱者・被害者プロパガンダ」のポイント解説>
(※「弱者・被害者」「傷つく人達」と置き換えても可)

用途その1:<言葉狩り>
弱者・被害者をないがしろにするような発言をした者は、(マスゴミの圧力及び一斉
攻撃によって)社会的に抹殺する事が出来る。
だからこそ、弱者・被害者は神聖不可侵な存在として祭り上げられなくてはならない。
「使えそうな」弱者・被害者が存在するのであれば、その人達が自立できるようにす
る事よりも、敢えて(訴訟やプロパガンダに利用する為に)「ずっと弱者・被害者の
までいられるように
」、そういった環境作りに専念する。
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(※注意事項)私は『弱者擁護報道をしてはいけない』と言っている訳ではありません。
そうではなくて、あまりにも過剰な「弱者・被害者擁護」、言ってみれば『一人の生命
地球よりも重い』といった趣旨の事を他者に対して強制的に同意させて、それら他者
思考する暇(いとま)を一切許さないような過剰な「弱者・被害者擁護」報道は控えろ、
と言っているだけです。そんなやり方はただの「他者に対する暴力」に過ぎません。


用途その2:<論点ずらし>
政治的な問題、または外交問題や歴史認識問題等があった時に、その問題がサヨク・
左翼、またはマスゴミ的に不都合な問題であった場合は、その問題の主要な部分に
ついてはお茶を濁す程度にとどめておいて、その一方で被害者(または弱者)の事
ばかりを殊更取り上げるようにして「感情論だけで」その問題の善悪を決めつけるよ
うに印象操作をする。
「客観的な論理や公平性」などは、「完全に論外」として扱う事が可能となる。
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用途その3:<安全牌(パイ)>
弱者擁護報道をして他者(国民)から非難を受けるという事は、まずあり得ない。
お人好しの日本国民に対しては『とりあえずコレさえやっていれば我々の地位は
である』という思惑から来る「自己保身術」である。これは特にNHK公務員にお
いて著しく見られる姿勢である。
もちろん「弱者擁護」が基本姿勢である事については全く問題はない。しかしその
姿勢も度が過ぎると「様々な利権の隠れ蓑、または聖域」として利用される事も、
また事実である。
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用途その4:<左翼・反体制・左翼訴訟関連>
いわゆる「市民グループ」や、いわゆる「人権派弁護士」と言われる人々が活動する
為に、一番大切な「武器」となる概念である。特に彼らが国を相手に訴訟する場合等、
国から金銭的な利益をせしめたり、言論界での左側の発言力を高めたりする為に利
用できる非常に有益な「武器」である。
国の金は誰の物でもないのだから、とりあえず払ってあげて解決すれば良いでしょ』、
国家は弱くあるべき。個人や弱者こそが最優先されるべき』、そういった思想の元、
国家から金を湯水の如く吐き出させる(=日本国家を弱体化させる)事に利用できる。
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とりあえずこんな所です。昔2chで使っていたテンプレは(ちょっと手直ししてます)。



さて、「NHK批判」がテーマであるはずの今回の記事で、なぜ最初にこういった弱者・
被害者
にまつわる概念の解説から始めたのか?と言いますと、実はこの部分こそが、
NHKの将来を左右する一番大きな問題点であるからです。

よくNHKに対する論評をする際に、
『NHKこそが“戦後レジュームの総本山”で、GHQによる占領体制を継承し、敗戦
利得者
となった代表的な存在である』
といった内容の解説を耳にします。

それは確かにその通りです。私自身も、繰り返し述べてきた事柄でもあります。
先日の「靖国参拝騒動」の際に見られたNHKの報道姿勢は、まさにその事を証明
しているかのような行動パターンでした。
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しかし、です。
その敗戦利得者的なNHKの体質は、彼らを指摘する際の重要な要素である事に
間違いはありませんけれども、それに勝るとも劣らない程重要な要素、
「弱者・被害者利権」「弱者・被害者プロパガンダ」
を抜きにしてNHKを語る事は不可能だ』と、私は実感しています。


ハッキリ言って、我々のような「コアな保守層」は国民全体の中では非常にレア
な存在であって、『NHKは戦後レジュームの総本山で、敗戦利得者の代表者だ!
だから解体されるべき存在なのだ!』などという言説を理解できる視聴者や国民
は全くの少数派にすぎません。

残念ながら、一般国民の政治的な感性は、そこまでのレベルにはない。
いや、それはある意味当然と言うか、それが健全な国民の姿なので
あって、その逆の方が(現状の方が)よほど異常な世界のはずなのである。
『どんだけ政治メディアに対する不審の念が渦巻いている国家なんだよ?』
というのが今の日本の政治やメディアのレベルなのである(実際、一昨年の今頃は、
もっと酷い有り様だった訳だが…)。


しかしそういった政治やメディアの酷い有り様が現状であるとしても、
『NHKは弱者や被害者に対して配慮をしている放送局だと思いますか?
と国民にアンケートを採れば、おそらく半数以上の人が肯定的に答えるだろう。
その傾向は、一概に悪い事とは言えないけれども。



話がややこしくなってきましたが、結論から言いますと、私は
『政治的な正論で、NHKを解体させたり、分割させる事は
 不可能である

と思っています。

NHK自身も、もしもNHKに対する風当たりがこれ以上強くなってくれば(実は今は
まだ、私はそれ程その風が強くなっているとは思っていないが)、国民に対する様々
「ガス抜き」手段、それは多少(一線は越えないように注意深く)「右や保守寄り」
の報道をしたり、国際的なスポーツの報道などで「日の丸」を応援したり、ドキュメン
タリーや報道番組などで感動的な話を紹介するなどして、国民のNHKに対する
批判の声
「ガス抜き」によって和らげるようにするだろう。
そしてその「ガス抜き」のスキルは、私自身も度々『NHKのバランス感覚、人の心
理を手玉に取るスキルは天下一品である』と指摘しているように、NHKは類い希
な手腕を持っている。


この心優しき日本国民が、弱者や被害者非常に慮った報道をするNHKに対
して、
『政治的に公平中立とは、とても言えない』
などといった理由で怒りの声を上げて、解体させる・分割させる』という所までもっ
て行けるか?と言うと、それはやはり無理だと思うんですよ、私は。


特に(反日サヨクNHKによる)一連の「反原発・放射能プロパガンダ」に対する
国民意識の変化の動き(と言うか意識が全く変化しない」という状況)を眺めてきて、
『この国民が感情論感情的なプロパガンダを克服できる
 などという事は、まずあり得ないな』

と、私は実感しています。
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私は時々不思議に思うんですよ。

いわゆる右や保守といった人達の中にも、「反原発」意識の強い人達が大勢います。
「原発の再稼働」というセリフを口に出したりする事さえ、まともにできない人達なら、
もっと大勢います。と言うか、各メディアの中でよく見かけます。

おそらくそれらの右や保守の人達は、NHKが偏向報道を繰り返していたとしても、
決してNHK解体させたい』とまでは思っていない人が大多数だと思います。

NHKは、原発政策については彼らと同じ立場である「反原発」の“総本山”であり、
また、これは私の偏見かも知れませんが、右や保守でありながらも「反原発」の立場
を取り続けている人というのは、おそらく非常に心優しく、人情味のある人が大半だ
と思うんですよ(私のようなドライな人間とは違って)。

実際、そもそもそういう(優しくて人情味のある)人達こそが本来は「真性保守」と呼
ばれる人達の特徴なのであって、私のように(一般国民の感情を無視して)平気で
「原発再稼働」を唱える人間のほうが、よほど異端な保守」だと言えます。

しかし、そのような「心優しき保守派の皆さん」が、NHKが発してくる「弱者や被
害者
を利用して制作された涙を誘う感動的な映像音楽」に対して、
『心を動かさずにいられるか?』
と言うと、それは『まず不可能だろう』と、私は思います。


後編に続きます。


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