処士策論

「処士」(しょし)とは、仕官していない人、民間の人、在野の人のこと

NHKニュース7 子供の貧困のヤラセ問題について

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8月18日(木)のNHKニュース7で放送された「子どもの貧困」のヤラセ問題がネット上でいろいろと話題になっているようなので、ネット上でNHK監視マニアを長年続けている私の立場として、一言物申したい。
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とりあえず、この問題における一番大きな責任はNHKにある事は間違いない。

であるから、高校生の女の子のプライバシーをネット上でイジくり回すような行為を見るのは、私個人としてはあまり心地の良いものではない、という事を最初に申し上げておきたいと思う。

その上で、今回のNHKのヤラセ問題に対する私の所見を述べていきたい。



私が以前から「NHK報道に関する論評」をする際に、『その主な対象となる番組はニュース7ニュースウォッチ9です』と繰り返し書いてきたように、私はニュース7とニュースウォッチ9を監視する癖がついてしまっているので(※正確に言うと、ここ10年程毎日録画して必ずチェックするようにしているので)、今回のニュース7におけるこの報道も、もちろん私は見ておりました。

確かに私自身もあの報道を見た時に『貧困と言ってる割には、やけに個室に私物が一杯あるな』とか、『(経済的な壁があって進学できず)やりたいことがあって夢を持っているのに、なぜ目指せないのか(彼女の場合はイラストの勉強をしたい、という事であろう)などと言っていたが、別にイラストレーターになりたいのなら必ずしも大学や専門学校を出なければならないという訳でもないだろう?医者や弁護士になる訳でもあるまいし。そういう関係の仕事をしながら目指す事も出来るんじゃないのか?本当になりたいのであれば』などという違和感は感じたが、まあその程度の感想しかなかった。


何より問題なのはNHKである。

NHKの「ヤラセ体質」というのは、私も過去に何度も指摘してきた事である。

例えば昔8月15日に放送していた「日本の、これから」といった討論番組などにも、NHKが「仕込み」で用意していた「プロ市民」が出演するなどというのは毎度の事であったし、もっと具体的な例として挙げれば(文末に毎回貼ってあるテンプレの(9)にも書いてあるが)「佐村河内のヤラセ番組」などはNHKのヤラセ体質をまさに象徴するような事件だったと言えるだろう。
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(※昨年の秋には「クローズアップ現代」のやらせ問題などもありました)



「NHKは弱者に優しい放送局である」という事は、私も過去に何度も指摘してきた事であるし、文末テンプレの(5)で毎回提示している事でもある。

しかしその「弱者」の定義というのがクセ者なのである。

この場合の「弱者」というのは、NHKやマスゴミ及びサヨクにとって都合の良い、例えば「世論を扇動できる」弱者でなければ、彼ら(NHKを筆頭としたサヨクマスゴミ)にとって意味は無いのである。

そして今回たまたま利用されたのが彼女だったという訳である。
(※その扇動自体も今回は不発に終わった、と言えるだろう)




私自身の長年のNHKウォッチングからすれば、私個人としては、特に「貧困」や「経済問題」という点から言えば、NHKは全く弱者に優しいなどとは思っていない

むしろ逆の印象である。

ハッキリ言うと、NHKの報道姿勢は基本的に、
「家族世帯には優しく、一人暮らし(特に若年層)には厳しい」報道姿勢であると思う。

おそらくこう指摘されると、『なるほど。確かにそうだ』と納得される方もおられるのではないでしょうか?

あと、早朝のニュース番組内などで時々紹介される「個人宅」なども、やけに「小奇麗で立派な家庭が多い」とか、そういった印象をもっている視聴者の方もおられるのではないでしょうか?
(※あの連中のほとんどはNHKの身内か何か(要するに「富裕層」)だと、私は昔からずっと思っているが)
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(NHK「おはよう日本」まちかど情報室)

ああいった場面で紹介される家庭で、今回のニュース7で紹介されたような「貧困層」や「庶民層」といった人々の家庭が紹介される事はまずありません。


NHKが「家族世帯には優しく、一人暮らし(特に若年層)には厳しい」報道姿勢をする理由は単純である。

家族世帯のほうが「受信料を素直にNHKに支払ってくれるから」である。
(※一人暮らし世帯なら当人の判断で受信料不払いもできるでしょうけど、家族世帯だとそう簡単に受信料不払いはできないでしょう。世間体の問題もあるし、また子供に対する説明も難しいでしょうから)
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まあこの問題については、一般的な家族世帯におけるイデオロギー傾向と、一般的な単身世帯におけるイデオロギー傾向の違いという問題もあるにはあるが、今回はそこまで詳しく突っ込む事はやめておきましょう。
(※NHK職員が抱いている低所得者層の若年男性に対する強烈な差別意識については、2年前に書いた「NHK首都圏ネットワークの報道番組」に関する論評記事でも私は指摘しました)



私の長年のNHKウォッチングからすると、NHKは世間一般で言われているような「日本社会の晩婚化」とか、「未婚者の増加」とか、そういった「経済的な問題」に関心があるようには到底思えない。

「ワーキングプア」だとか、「極端な女性の貧困」だとか、そういった話題性のある「極端な貧困の事例」を取り上げて、「貧困問題に対する関心が強いNHK」といったフリを視聴者に振りまいてはいるが、実際のNHKは貧困問題に関する理解度は異常に低い。
(※まあ、NHK職員の高すぎる平均年収からすれば、「貧困問題」など所詮他人事ですから)




実は私は訳あって「奨学金問題」に関しては、かなり詳しい。
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ですから、ここ最近選挙などで時々目にする「奨学金無償化」の事に関しても、いろいろと言いたい事はある。
(※「奨学金無償化」に関しては「日本の心」や自民党も先の選挙でいろいろと政権公約として挙げていましたよね)

ちなみに私の長年のNHKウォッチングからしても、実はNHKはこの問題に対しても、特に若年層の有償奨学金債務者に対する姿勢は、実に冷たいものがあった

私はこの「奨学金問題」に関してはかなり詳しいのでよく覚えているが、NHKがごく稀にこの奨学金問題の事を報道した時の報道姿勢は『とにかく、借りたものはちゃんと返さなくてはいけませんね』といった論調だった。

借りたものをちゃんと返すのは当たり前だ。
しかし、現在の日本の「奨学金問題」は、そんな単純な問題ではない。



私は「日本の心」が「奨学金完全無償化」を謡っているのには反対している。
以前その旨、「日本の心」の事務局にメールで伝えた事もある。

その反対の理由を挙げれば、
(1)現在も成績優秀者に対する「完全無償の奨学金」はあるはずである。もし貧困だけの理由で全員に「奨学金完全無償化」を施すとすれば、それは「大学まで無償化する」と言っていた昔の民主党政権と全く同じで、ただのバラマキ政策である。
(2)現在の奨学金制度における一番の弊害は、「奨学金」と謡っておきながら(最初から有利子のものだったり、または延滞金として)過大な利子「低収入世帯の若者」に対して課している、という点である。このような過大な利子を課すのであれば、「奨学金」などと詐称せずに最初から正々堂々と「学生ローン」と名乗るべきである。
(※これは特に日本学生支援機構(=旧「日本育英会」)の事について指摘している)
(3)日本政府(というか日銀)がマイナス金利を導入するこのご時世で、「低収入世帯の若者」に対して利子を課すなど論外である。しかもデフレなので将来的な債務負担は重くなる一方である。
(4)もし現状のままで「奨学金完全無償化」を導入するとなると、今現在何百万人といる「有償奨学金受給者(しかも有利子債務者も大勢いる)」との多大な格差が生まれてしまう事になる。もし仮に「奨学金完全無償化」を導入するとしても、その前に今現在何百万人といる「有償奨学金受給者」のケア(利子はもちろん全て帳消し。元本も多少の軽減措置を取る、等)をしなければ、奨学金問題を却ってこじらせてしまう恐れがある。

以上である。



どうでしょうか?
私は至極常識的な事しか述べていないと思ってます。この奨学金問題に関しても。

しかし、NHKがこれまでこういった日本の「奨学金問題」(=「貧困問題」)に対して、上記のような正論を述べた場面を、私は一度たりとも見た事はない。

(※まあ実は、この奨学金問題に関する日本社会の異常性はNHKだけに限らず、「いわゆる人権弁護士」やその他の「いわゆる人権活動家」もほとんど横並びで無関心ですので、彼らもNHKと同じように「世間を扇動できる弱者」にしか関心を持っていないことは明らかである)

「NHK解体」に関するまとめ(十例)

(1) 日本の公共放送であるにもかかわらず、「自立国家・日本」が主張すべき意見を封殺し、しかも運営資金のほとんどを日本人が負担しているのに、中国・朝鮮、又は旧GHQ(特に米国の立場を優先するような番組しか制作しない。 リンク1リンク2

(2) 受信料制度に様々な不備があり、甚だ公平性を欠いている。また「国営なのか?非国営なのか?」という点も不明瞭である。「国営放送局の新規創設」「民営化」「スクランブル化及びペイパービュー」などが検討されて然るべきである。 リンク1リンク2

(3) 局の政治的及び思想的スタンスが左側の言論に偏っている。「いわゆる保守系」の言論人はほとんどNHKの番組から排除されている。 リンク1リンク2

(4) 昔はともかく、現在では朝日新聞よりもNHKのほうが害が大きい。朝日は儲からなくなれば方針転換を余儀なくされ、また新聞業界自体が斜陽産業である。一方NHKには「映像や音声で感覚に直接訴える」という高いプロパガンダ能力もある。 リンク1リンク2

(5) 「弱者・被害者」報道は公共放送として、もちろんあって然るべきだが、<言葉狩り><論点ずらし><自己保身><イデオロギー闘争>に利用する為にNHKの場合は、それが至上命令となっており、やり過ぎである。 リンク1リンク2

(6) NHKの原発報道は「反原発」一色で、「原発再稼働」側の意見は皆無に等しい。現在多くの国民が患っている「原発アレルギー」は、NHKが数年に渡って垂れ流してきた“音声”と“映像”によって作り上げられた、と言っても過言ではない。 リンク1リンク2リンク3拙ブログの「反原発」関連カテゴリへのリンク

(7) 外部の識者による「討論番組」が異常に少ない。「国民にオープンな討論番組を見せる」という姿勢が甚だ欠如しており公共放送として失格であり、また民主主義(選挙制度)の観点から見ても失格である。 リンク1リンク2

(8) 「表現の自由」を盾に一切の干渉を排除し、リベラル知識人特有の「上から目線(=「国民は愚民」という意識)」も強烈で、公共放送の在り方や番組の内容について「国民にアンケートを採る」という事を一切しようともせず、非常に独善的であるリンク

(9) 「JAPANデビュー反日台湾番組」や「佐村河内のヤラセ番組」等、非常に問題のある番組を数多く放送してきたが、責任を全く感じていない。 リンク

(10) 一般のマスメディアで取り上げられる事はほとんどないが、NHK職員の不祥事は異常に多い。また公共の受信料で成り立つ放送局としては職員の待遇がお手盛り過ぎるという問題もある。 リンク1リンク2


その他にも、NHKが制作してきた数多くの「媚中番組」「韓国・朝鮮人擁護番組(ヘイト関連含む)」「民主党擁護番組」等の問題、また近年急速に内容が劣化している「NHK大河ドラマ」の問題などもありますが、それらは上記から割愛しました。

【結論】NHKを解体して、国民にとって必要最低限の事を放送する国営放送局を立ち上げ、残りは民営化すべし。(終)

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