処士策論

「処士」(しょし)とは、仕官していない人、民間の人、在野の人のこと

NHKスペシャル 私たちと「象徴天皇」

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世界各国がその情勢を注意して見守っており、もちろん我が国近隣の問題であるだけに我々日本人にとっては喫緊の課題でもある「北朝鮮処分」の問題は、混迷の度を深めつつあり、長期化の様相を呈している。

この問題を考えるにあたって、我々日本人が一番重要視しなければならないのは、
「我々日本人には当事者能力が無い」
という事である。

「北朝鮮を処分する」にあたって当事者能力を有しているのは、一にアメリカ、二に中国、三にロシアであり、もし仮に北朝鮮の体制が崩壊するとして、その後の事を想定するとすれば、四に韓国、という事になるのであろう。

我々日本が主体的に「北朝鮮処分」に関与する術は、戦後憲法下における今の日本の実情からすれば何も無く、「対岸の火事」として眺めているのがせいぜいの所で、『せめてこちらまでは飛び火しないで欲しい』と神に祈る事しか出来ない、というのが今の日本の実態である。

私は過去記事で以下のように書いた事がある。

前回の在特会に関係する記事の補足です(2014/10/03)
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(以下、過去記事より一部抜粋して引用)
小川氏の発言に対する私の感情を正確に表現するならば、
『強烈な違和感を感じる』
という事なんです。

『今の日本を戦前の日本と同列に比較するという事自体、おこがましい事である』と。

比較の対象にならないでしょう?あまりにも違いすぎて。
この事については私は「良くも悪くも」などという「逃げ」の表現は使いません。

今の日本は、戦前の日本とは比較にならない程劣悪な国家である」と、ごく普通に私は認識していますから。

戦前の日本であれば、北朝鮮の拉致など絶対に起こり得ません。
もし隣国がそんな横暴を働けば、うむも言わさず叩き潰した事でしょう。


戦前の日本は、れっきとした独立国家です。
そして軍事の面でも政治の面でも、国際的には超一流の国家です。

何から何まで、今とは全く正反対の国家です。

特に「国家の尊厳」という点で言えば、対極にある二つの国家」というぐらい異質です。


小川氏が語った『戦前の日本人と比べて、あまりにも恥ずかしい』というセリフ。
それは確かにその通りです。

しかしそれは在特会の言動などに対して使うべき言葉ではなくて、北朝鮮ごときに国民を何十年も拉致されているのに、何の実力行使も起こそうとしない
日本国家に対してこそ、
真っ先に使われるべき言葉
のはずです。

ある意味、むしろ在特会ぐらいが今の日本にとっては『お似合いの存在である』とさえ、私には思えます。(以下略)
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さてそれでは、今回の本題に入りたいと思います。

前回の記事の終盤でも少し触れましたが、私のこのブログでは本来「ご皇室」の事にはあまり触れないようにしているのです。

それはまあ、見てお分かりの通り、このような乱暴な言論ばかりを述べている私のブログでは、「ふさわしくない」というのがその理由です。

しかし私のウォッチングの対象であるNHKが、NHKスペシャルとして「ご皇室」を取り上げていたのだから仕方がありません。
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<以下、NHK公式リンクの一覧>
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私たちと「象徴天皇」~政府の有識者会議「最終報告」を受けて~
2017年4月29日(土)  午後9時00分~10時22分
http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20170429

NHKスペシャル | 私たちにとって「象徴天皇」とは?みなさんのご意見を募集します
http://www.nhk.or.jp/special/taii/

NHKネットクラブ 番組詳細 NHKスペシャル「私たちと“象徴天皇”~政府の有識者会議“最終報告”を受けて」
https://hh.pid.nhk.or.jp/pidh07/ProgramIntro/Show.do?pkey=001-20170429-21-00682
【番組内容】天皇陛下の退位に向けた動きが進んでいる。私たちは、象徴天皇にどんな「務め」を期待するのか?そして、今後の皇室のあり方は?様々な立場のゲストと共に生放送で考える。

【詳細】憲法で「象徴」と定められ、その地位は「国民の総意」に基づくとされる天皇。いま、天皇陛下の退位に向けた動きが進んでいる。私たちは象徴天皇に、どんな「務め」を期待するのか?そして今後の皇室のあり方は?さまざまな立場のゲストと共に生放送でじっくり考える。

【出演者ほか】東京大学名誉教授…御厨貴,國學院大学講師…高森明勅,麗澤大学教授…八木秀次,慶應義塾大学教授…片山杜秀,神戸女学院大学准教授…河西秀哉,宮崎美子,吉木りさ,【司会】三宅民夫,徳永圭一,近江友里恵
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三宅民夫が司会を務めるNHKの討論番組と言えば、「日本の、これから」「日本新生」「私たちのこれから」等、これまで様々な番組がありました。

毎回ブログの文末に貼ってあるテンプレの(7)でも述べているように、また過去記事でも散々主張してきた通り、私が公共放送に対して一番要求している事は「オープンな討論番組を積極的に放送せよ」という事なのですから、このブログの過去記事でも三宅民夫が司会を務めたそれらの討論番組については何度も取り上げた事があります。

(過去記事のリンク)
NHK 日本の、これから 2009年10月 「鳩山新政権に問う」(1)(2013/01/06)
櫻井よしこ プライムニュース14年11月5日 中国APEC(2014/11/08)
NHKの新討論番組「日本新生」は前シリーズ同様、やはりクソ討論番組だった(2011/08/28)
NHK新討論番組?「私たちのこれから」(2015/09/13)
再度、公共放送における討論番組の必要性について(2015/10/11)


まあ昨夜の「象徴天皇」の番組は、そういった一連の討論番組とは「別枠」の扱いでしたし、近年「討論番組を放送する気が全く無いNHK」にしては、一応ある程度まともな討論番組になっていた、と私は思います。

それは討論番組として扱うテーマが「象徴天皇・皇室」という非常にデリケートなテーマであっただけに、NHKとしても「そうせざるを得なかった」といった側面もあったのでしょう。

いえ。もちろん、私はNHKの昨夜の番組を褒めている訳ではありませんよ。
「とりあえず無難な内容にまとめた形の番組にした」という点においては、『一定の評価はする』と述べているに過ぎません。

おそらくNHK的には初めての情報開陳と思われる「旧宮家の復活」について、昨夜の討論では一応触れていましたし、もちろん従来のNHKの局のスタンス通り「女系天皇(母系天皇)」の容認、「女性宮家の創設」を優先してはいたものの、それほど強硬な(露骨な)形ではなく、一応イーブンな形に見えるように収めていたと思います。
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まあしかし、例によってNHKは「譲位」ではなく「退位」、「皇太子殿下」ではなくて「皇太子さま」などと「意図的に誤った言葉」しか使いませんし、番組全体として見れば、それ程褒められたものでもなかった、という事もしっかりと指摘しておかねばならないでしょう。




今回の討論の終盤でも触れられていましたが、「ご皇室の将来」「どうやって皇統を維持していくのか?」について、私は数年前からずっと考えている事があるのです。

おそらくこれは、私特有の考え方ではなくて、この問題を考えるにあたっては誰でもこういった考えに思い至るのではないでしょうか?と思うのですが(ちなみに私は専門的な本など一切読んだ事がありませんので、あくまで素人的な考え方の一つとしてふまえて頂きたいのですが)、

『まず旧宮家を復活して、そしてその宮家に現在の女性皇族の方々に入って頂いて、お生まれになった男の子に皇位継承候補者になって頂く。もしくは男子がお生まれになった時点で初めて宮家としての復活を認める』

要するに、「旧宮家」と「現女性皇族」をセットにして皇統の補完家族とする、という考え方です。

もちろん、女性皇族の方々が一般男性と結婚して臣籍降下(皇籍離脱)をされる自由意志を否定するものではありません。

また、女性皇族との結婚の有無に関わらず「旧宮家」を復活すべき、という考え方も、それはそれで一つの見識と言えると思います。


ただ、上記の「旧宮家」と「現女性皇族」をセットにして皇統の補完家族とする、という考え方が一番無難というか、「女系天皇・女性宮家創設」論者の方も納得しやすい理屈であるし、世間一般的にも納得しやすい理屈であると思うのですが、如何でしょうか?

繰り返しになりますが、おそらく常識的にこの問題を考えていけば誰でも上記の「旧宮家」と「現女性皇族」をセットにして皇統の補完家族とする、という考えに行き着くと思うのです。
(※昨夜のNHK討論の中では、識者の解説にも、視聴者からの意見でも、そういった意見は一切ありませんでしたが)


とにかく、この事に関する限り、一番注意しなければならないのは、
「時間(=年齢)の経過の問題」
であって、先送りは許されず、一刻も早い対応が求められる、という事だと思います。

「NHK解体」に関するまとめ(十例)

(1) 日本の公共放送であるにもかかわらず、「自立国家・日本」が主張すべき意見を封殺し、しかも運営資金のほとんどを日本人が負担しているのに、中国・朝鮮、又は旧GHQ(特に米国の立場を優先するような番組しか制作しない。 リンク1リンク2

(2) 受信料制度に様々な不備があり、甚だ公平性を欠いている。また「国営なのか?非国営なのか?」という点も不明瞭である。「国営放送局の新規創設」「民営化」「スクランブル化及びペイパービュー」などが検討されて然るべきである。 リンク1リンク2

(3) 局の政治的及び思想的スタンスが左側の言論に偏っている。「いわゆる保守系」の言論人はほとんどNHKの番組から排除されている。 リンク1リンク2

(4) 昔はともかく、現在では朝日新聞よりもNHKのほうが害が大きい。朝日は儲からなくなれば方針転換を余儀なくされ、また新聞業界自体が斜陽産業である。一方NHKには「映像や音声で感覚に直接訴える」という高いプロパガンダ能力もある。 リンク1リンク2

(5) 「弱者・被害者」報道は公共放送として、もちろんあって然るべきだが、<言葉狩り><論点ずらし><自己保身><イデオロギー闘争>に利用する為にNHKの場合は、それが至上命令となっており、やり過ぎである。 リンク1リンク2

(6) NHKの原発報道は「反原発」一色で、「原発再稼働」側の意見は皆無に等しい。現在多くの国民が患っている「原発アレルギー」は、NHKが数年に渡って垂れ流してきた“音声”と“映像”によって作り上げられた、と言っても過言ではない。 リンク1リンク2リンク3拙ブログの「反原発」関連カテゴリへのリンク

(7) 外部の識者による「討論番組」が異常に少ない。「国民にオープンな討論番組を見せる」という姿勢が甚だ欠如しており公共放送として失格であり、また民主主義(選挙制度)の観点から見ても失格である。 リンク1リンク2

(8) 「表現の自由」を盾に一切の干渉を排除し、リベラル知識人特有の「上から目線(=「国民は愚民」という意識)」も強烈で、公共放送の在り方や番組の内容について「国民にアンケートを採る」という事を一切しようともせず、非常に独善的であるリンク

(9) 「JAPANデビュー反日台湾番組」や「佐村河内のヤラセ番組」等、非常に問題のある番組を数多く放送してきたが、責任を全く感じていない。 リンク

(10) 一般のマスメディアで取り上げられる事はほとんどないが、NHK職員の不祥事は異常に多い。また公共の受信料で成り立つ放送局としては職員の待遇がお手盛り過ぎるという問題もある。 リンク1リンク2


その他にも、NHKが制作してきた数多くの「媚中番組」「韓国・朝鮮人擁護番組(ヘイト関連含む)」「民主党擁護番組」等の問題、また近年急速に内容が劣化している「NHK大河ドラマ」の問題などもありますが、それらは上記から割愛しました。

【結論】NHKを解体して、国民にとって必要最低限の事を放送する国営放送局を立ち上げ、残りは民営化すべし。(終)

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