処士策論

「処士」(しょし)とは、仕官していない人、民間の人、在野の人のこと

今年もやります。NHK5月3日の「憲法関連」偏向放送批判(前編)

人気ブログランキングへ

まず最初に、昨日の安倍総理の「ビデオ声明」について、私の感想を述べておきます。

以下、youtubeにあった参考用の「ビデオ声明」動画より
https://www.youtube.com/watch?v=p6Nf68xLjRc
1700504_n1g4tak691qka_0001.jpg
1700504_n1g4tak691qka_0002.jpg
1700504_n1g4tak691qka_0003.jpg
1700504_n1g4tak691qka_0004.jpg
1700504_n1g4tak691qka_0005.jpg
1700504_n1g4tak691qka_0006.jpg
1700504_n1g4tak691qka_0007.jpg

確かに私も、他の「いわゆる保守系」ブログを書いている方々と同様に、
9条の2項を残して自衛隊を明記する、などという矛盾した9条改正には反対である』
という基本的な考え方を変えるつもりは全くありませんが、今回安倍総理が提示してきた「憲法9条の改正」という壮挙自体は、
全面的に賛成します。

なぜなら、私が「憲法改正」に関して一番重要だと思っている事は、
国民的な議論を促進する事
だと考えているからです。
そして私はその事をずっとこのブログで主張してきました。

安倍総理が「ビデオ声明」の中で述べているように、「国民の9割が認めている自衛隊」であるにも関わらず、その事さえも国民投票の3分の2を得られないようであれば、
「9条2項の削除」など「夢のまた夢」です。
(※後日追記 すみません。ここは私の勘違いでした。国民投票は2分の1でOKでしたね。改めて9条2項の削除をやろうとすれば国会議員の3分の2が必要なのだから結局「3分の2の民意」が必要である事に変わりはありませんが)

また、これに関する議論を深めていく事が出来れば、これまで「憲法9条の改正」に対して無関心だった国民も、自ずとその理解を深めていく事になるでしょう。

時まさに「北朝鮮処分問題」の真っ最中、「憲法9条の改正」に関する国民的な議論(自覚)を促すには(多少不謹慎な言い方かも知れませんが)最適のタイミングと言えるでしょう。



私は一つ、安倍総理に対して謝らなくてはならない事があります。

2020年の東京オリンピックの正しい受けとめ方(2016/09/03)

この時の記事で私は、
「安倍総理は、2020年の東京オリンピックまでは危ない事は何もやらないつもりなのだな」
と述べておりましたが、これに関しては、私は素直に謝罪しなければならないでしょう。

但し、これで私の「二度と自民党には投票しない」という気持ちが氷解した訳ではありません。それは確かに、「自衛隊を9条に明記するかどうか?」という国民投票になれば、明記するように投票はするでしょうが、自民党に投票するかどうか?は話は別です。

「自衛隊の9条への明記」が確保された上で、
「9条2項の削除」の国民的な合意
が得られるように、国民的な議論を前進させる意思が自民党から見えた時に初めて、私は自民党を支持するようになるでしょう。





それでは、本題のNHKのほうに話を進めます。

私は毎年「この5月3日」近辺に書くブログ記事で、「憲法改正」にまつわるNHK報道の批評を行なっております。

2016年(前編)(後編) 2015年 2014年 2013年

実際、「NHKの憲法改正報道」にはある一定のパターンが存在しますので、今年も例年と同じような批評になってしまうとは思いますが、とはいえ今年は昨日の「安倍総理のビデオ声明」がありました事から、その時間帯を境にしてNHKの報道姿勢にも露骨な変化が見受けられます。

まず今年のチェック対象の番組の一覧を挙げますと、
------------------------------------------------------------------
(1) 4月30日 NHKスペシャル 憲法70年 “平和国家”はこうして生まれた
http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20170430
http://www2.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2017-04-30&ch=21&eid=642&f=46

(2) 5月3日 憲法記念日特集「施行70年いま憲法を考える」
http://www2.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2017-05-03&ch=21&eid=31507&f=etc

(3) 5月3日 ニュースウォッチ9

(4) 5月3日 時論公論「憲法70年 国会と国民の議論は」
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu/index.html
http://www2.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2017-05-03&ch=21&eid=31547&f=1088

(5) 5月6日 NHKスペシャル 日本国憲法 70年の潮流~その時、人々は~
http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20170506
http://www2.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2017-05-06&ch=21&eid=4771&f=46
------------------------------------------------------------------
以上になります。


今年も記事の分量が大きくなり過ぎますので、昨年同様、前編・後編の二回に分けて書きたいと思います。

ちなみに上記で挙げた(1)(5)の総評を先に述べてしまいますと、一応多少なりともマシな内容が見受けられたのは(2)の憲法討論番組のみで、残りの4つは「ゴミ同然の番組」でした。
(※(5)はまだ放送されてもいないのに、なぜそのように断言できるのか?と言われれば、それは「NHKだから」という事と、「5月3日に安倍総理のビデオ声明があったから」という二つの理由から、見るまでもなく私は「護憲プロパガンダ番組である」と断言できます)
(※後日追記 (5)のNスペは、予想していたほど酷くはありませんでした。一応50-50と言っても良い内容でした。まあその一週間前のNスペが酷過ぎましたから、こっちはガス抜き用だったんですね)


その中でも今回(前編)は、昨夜の(3)「ニュースウォッチ9」(4)「時論公論」に関する批評をしておきたいと思います。

それにしましても、イヤハヤなんとも。
今年度に入ってからの、新年度の番組編成になってからのニュースウォッチ9が、ニュース7にも増して、
ゴミ番組になっている
というのは前々回の記事でも指摘していましたが、5月3日に放送された番組内容は、その当日の昼間に「安倍総理のビデオ声明」が発せられたという事もあって、
予想をはるかに上回るゴミ番組
となっておりまして、私も驚嘆してしまいました。


今年も「NHKが行なった憲法改正に関するアンケート調査」なるものの結果が番組で紹介されているのですが(※この「NHKアンケート」なるものの信憑性がどれ程いかがわしいか?私は例年書いてますので詳細は割愛しますが)、このアンケートに関する「3人の識者のコメント」が番組で紹介されていました。その識者というのが、
1700504_n1g4tak691qka_0008.jpg
1. 国際政治学者 五百籏頭(いおきべ)
2. 社会学者 小熊英二
3. ジャーナリスト 津田大介
全員が左側(=非9条改憲派)、しかも3人とも「筋金入り
という、凄まじいまでの偏向ぶりでした。

1700504_n1g4tak691qka_009.jpg
1.の五百籏頭真に関しては「いわゆる保守」の世界では(※その特徴的な名前も含めて)有名な人間ですから、ここで細かく紹介する必要もないでしょう。

1700504_n1g4tak691qka_0010.jpg
2.の小熊英二に関しては、私はこの時の記事「NHKと小熊英二」の関係を詳しく解説しております。簡単に言ってしまえば、NHK御用達の「反原発運動の活動家」ですね。

1700504_n1g4tak691qka_0011.jpg
3.がゴミである事に多言は不要でしょう。ネットを使う人にとっては。


放送法では、
「政治的に公平であること。意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること」
と明記してあります。
しかも民放ではなくて「公共放送」であるというのに「この有様」

これは明らかに、当日の昼間に「安倍総理のビデオ声明」が発せられた事に対する“カウンター攻撃”ですね。

『何しろとにかく、注目を集めている本日中に「あの声明」に対するネガキャンをやっておかなければ、「9条改憲という(NHK的に)誤った考え方」が世間に流布されてしまう』

そういった思惑から作られたニュースウォッチ9の「偏向番組」だったのでしょう。



そして、そのようなNHKの思惑は、その約3時間後に放送された「時論公論」も全く同様だった訳です。

1700504_n1g4tak691qka_0012.jpg
1700504_n1g4tak691qka_0013.jpg
NHK安達 宜正 解説委員(※この男もNHK憲法改正関連番組の常連ですね。過去記事で何度も書いてますけど)
1700504_n1g4tak691qka_0014.jpg
1700504_n1g4tak691qka_0015.jpg
『行政府の長が改憲の議論をリードして良いのか?』
『アンケートでは57%が9条の改正は必要ないと答えている』
『また67%が改憲の議論は深まっていないと答えている』
『憲法改正に関する政治的な議論が自治体から妨げられている』

などとネチネチと「安倍総理のビデオ声明」に対するネガキャンを所々に差し挟みつつ、そして番組最後の締めは、私が数年前から繰り返し指摘している事なのであらかじめ予想がついておりましたが、
『国民的な議論足りない。国民的な議論が必要だ』
などという心にも無い「NHK定番の締めコメント」になる訳です。

しかしまあ、酷いもんです。

上記の「安倍総理のビデオ声明」を見れば分かる通り、実際安倍総理はまさにその、NHKが番組の締めで使っている
『国民的な議論が必要だ』
という事を国民に対して呼びかけているのです。

しかしNHKの「時論公論」では、そういった安倍総理の呼びかけに対する評価は全く無く、ネチネチと「安倍総理の改憲声明」に対する批判のみを番組で並べ立てる訳です。

『国民的な議論が必要だ』などと心にも無い事をいつも述べているNHKこそが、国民的な議論を一番妨害しているくせに、笑っちゃいますねw

だったら、たまには「憲法討論の番組」を国民に対して放送してみろ!



安倍総理は「2020年まで」という時期を指定した形での改憲案を提案してきた。

であるならばNHKも、心にも無いテンプレート的コメントを反省して、
2020年まで、少なくとも毎月一回「憲法改正に関する討論番組」を国民に向けて放送してみたらどうなのだ?

その上で、2020年までに国民投票が行われるはずなのだから、NHKの今回のアンケート結果、
「国民の57%は9条の改正は必要ないと思っている」
という「NHKが主張する所の民意」が正しかったのか?捏造したものであったのか?それがハッキリ結果となって現れる事だろう。

(※残りのNHKの番組批評は、後編に書きます)

「NHK解体」に関するまとめ(十例)

(1) 日本の公共放送であるにもかかわらず、「自立国家・日本」が主張すべき意見を封殺し、しかも運営資金のほとんどを日本人が負担しているのに、中国・朝鮮、又は旧GHQ(特に米国の立場を優先するような番組しか制作しない。 リンク1リンク2

(2) 受信料制度に様々な不備があり、甚だ公平性を欠いている。また「国営なのか?非国営なのか?」という点も不明瞭である。「国営放送局の新規創設」「民営化」「スクランブル化及びペイパービュー」などが検討されて然るべきである。 リンク1リンク2

(3) 局の政治的及び思想的スタンスが左側の言論に偏っている。「いわゆる保守系」の言論人はほとんどNHKの番組から排除されている。 リンク1リンク2

(4) 昔はともかく、現在では朝日新聞よりもNHKのほうが害が大きい。朝日は儲からなくなれば方針転換を余儀なくされ、また新聞業界自体が斜陽産業である。一方NHKには「映像や音声で感覚に直接訴える」という高いプロパガンダ能力もある。 リンク1リンク2

(5) 「弱者・被害者」報道は公共放送として、もちろんあって然るべきだが、<言葉狩り><論点ずらし><自己保身><イデオロギー闘争>に利用する為にNHKの場合は、それが至上命令となっており、やり過ぎである。 リンク1リンク2

(6) NHKの原発報道は「反原発」一色で、「原発再稼働」側の意見は皆無に等しい。現在多くの国民が患っている「原発アレルギー」は、NHKが数年に渡って垂れ流してきた“音声”と“映像”によって作り上げられた、と言っても過言ではない。 リンク1リンク2リンク3拙ブログの「反原発」関連カテゴリへのリンク

(7) 外部の識者による「討論番組」が異常に少ない。「国民にオープンな討論番組を見せる」という姿勢が甚だ欠如しており公共放送として失格であり、また民主主義(選挙制度)の観点から見ても失格である。 リンク1リンク2

(8) 「表現の自由」を盾に一切の干渉を排除し、リベラル知識人特有の「上から目線(=「国民は愚民」という意識)」も強烈で、公共放送の在り方や番組の内容について「国民にアンケートを採る」という事を一切しようともせず、非常に独善的であるリンク

(9) 「JAPANデビュー反日台湾番組」や「佐村河内のヤラセ番組」等、非常に問題のある番組を数多く放送してきたが、責任を全く感じていない。 リンク

(10) 一般のマスメディアで取り上げられる事はほとんどないが、NHK職員の不祥事は異常に多い。また公共の受信料で成り立つ放送局としては職員の待遇がお手盛り過ぎるという問題もある。 リンク1リンク2


その他にも、NHKが制作してきた数多くの「媚中番組」「韓国・朝鮮人擁護番組(ヘイト関連含む)」「民主党擁護番組」等の問題、また近年急速に内容が劣化している「NHK大河ドラマ」の問題などもありますが、それらは上記から割愛しました。

【結論】NHKを解体して、国民にとって必要最低限の事を放送する国営放送局を立ち上げ、残りは民営化すべし。(終)

人気ブログランキングへ←クリックしていただけると励みになります
FC2Blog Ranking←同じく
関連記事

テーマ:報道・マスコミ - ジャンル:政治・経済

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://syoshisakuron.blog130.fc2.com/tb.php/643-211dedca
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad