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処士策論

「処士」(しょし)とは、仕官していない人、民間の人、在野の人のこと

西部邁先生の事について

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評論家・西部邁さん死去 多摩川で自殺か 78歳、正論執筆メンバー (2018.1.21)
http://www.sankei.com/life/news/180121/lif1801210033-n1.html

なんと申してよいのやら、言葉が思い浮かびません。

西部先生の事を熱烈に敬慕していた人間であれば、心のこもった追悼の辞を読み上げる事もできましょう。

逆に西部先生の事を悪く叩いていた側の人間であれば、それ相応の「上辺を飾っただけの言葉」を言い放つ事もできましょう。

私のように、
「西部邁先生の事だけは、例外的に好きだけれども」その周囲を取り巻く、主に「扇動活動」にいそしんでいる若手連中はあまり好きではない、
という複雑な感情をもって西部グループに接していた者からすると、しかも昔と違って近年は先生のお言葉からすっかり遠ざかっていた私にとっては、突然の悲報に接して、なんと申してよいのやら言葉が思い浮かびません。

とにかく、かけがいのない硬骨の日本男児を失ってしまった事は非常に残念であり、哀悼の意を捧げたいと思います。

(※11:00追記 今さっき、何年かぶりに三橋貴明のブログをのぞいてみたけど、三橋が西部先生の事について何も言及していないというのは、あまりにも情けない話ではないか?ここ数年で西部グループ内に何があったのか知らないけど。私は西部グループの「経済政策」とやらにはかなり懐疑的な人間ではあったけれども、その私でも西部先生の人間性は尊敬していたので、こうやって記事を書いた。西部先生の名前を散々利用して社会的名声を得ようとしていた三橋であれば感謝の一言ぐらいあって当然のはずだろう?)



そして久しぶりにチャンネル桜の西部先生の番組を見てみました。

【夢を紡いで #1】<西部邁>「馬鹿」を考え続けた人生[桜H30/1/19]
https://www.youtube.com/watch?v=9LhigUWVIjE
180122_56j6w3bm4_0001.jpg
対談相手が中山恭子先生という事で、また微妙なタイミングに収録されているという事もあり、非常に感慨深い心持ちで生前のお姿を拝見しました。

相変わらず痛快な先生の物言いに笑みを浮かべながらも、なぜか涙が出てきてしまいます。

https://twitter.com/U40rou/status/955039147109924865


https://twitter.com/chidiremen11/status/908200847166685184


https://twitter.com/chidiremen11/status/908206494025367552


私は2年前、安倍総理と岸田外相による日韓慰安婦合意が結ばれた直後に、以下のように書いた事があります。
驚く程あっけない終わり方だったけれど、これもまた人生(2015/12/29)
--------------------------------------------------------------------
(※以下、一部抜粋して引用)
民主党政権だった頃に、チャンネル桜の討論で西部さんが、菅直人首相に対して、
『あんなの一人刺して、それで問題が済むくらいだったら、私が刺しに行きますよ』
と、ポロっとつぶやいた事があった。

まあ、今の世の中、もし仮にそんな事をしたとしても世間がそれをまともに受けとめてくれるとも思えないし(その事件を報ずるメディアが歪曲するに決まっているし)、
「政治家の誰か一人がいなくなったからといって、問題がどうなるものでもない」
のだから、全くもって無意味な話だろう。
使い古された言い方だけれども、三島が腹を切っても変わらなかった「戦後日本」なのだから。
(※ただし国内的には無意味と言っても、国外的に無意味かどうかは、また別の話)

西部さんの諦観には以前から共鳴する部分はあったと過去記事で何度か書いたけれども、今は心底共鳴できる。
西部さんの「自分のビジネスだけに没頭する姿」に、以前は不快感を抱いていたものだが。なるほど確かに、それしか他にやれる事はない。
(以下略)
--------------------------------------------------------------------
西部先生が度々仰っていた「言論の無力感」について、まさかこれが先生の死の理由だと私は思わないけれども、やはり「畳の上では死ねない人間」という事だったのだろうか。



それにしても本当に、貴重な言論を発する日本男児を失ってしまったのは、誠に残念でなりません。

「NHK解体」に関するまとめ(十例)

(1) 日本の公共放送であるにもかかわらず、「自立国家・日本」が主張すべき意見を封殺し、しかも運営資金のほとんどを日本人が負担しているのに、中国・朝鮮、又は旧GHQ(特に米国の立場を優先するような番組しか制作しない。 リンク1リンク2

(2) 受信料制度に様々な不備があり、甚だ公平性を欠いている。また「国営なのか?非国営なのか?」という点も不明瞭である。「国営放送局の新規創設」「民営化」「スクランブル化及びペイパービュー」などが検討されて然るべきである。 リンク1リンク2リンク3リンク4
(※NHK受信契約訴訟の最高裁判決(平成29年12月6日)に関する記事)
「NHK受信契約訴訟・最高裁判決」から私が考えた事(2017/12/9)

(3) 局の政治的及び思想的スタンスが左側の言論に偏っている。「いわゆる保守系」の言論人はほとんどNHKの番組から排除されている。 リンク1リンク2

(4) 昔はともかく、現在では朝日新聞よりもNHKのほうが害が大きい。朝日は儲からなくなれば方針転換を余儀なくされ、また新聞業界自体が斜陽産業である。一方NHKには潤沢な資金(税金)があり、更には「映像や音声で直接感覚に訴える」という高いプロパガンダ能力もある。 リンク1リンク2

(5) 「弱者・被害者」報道は公共放送として、もちろんあって然るべきだが<言葉狩り><論点ずらし><自己保身><イデオロギー闘争>に利用する為にNHKの場合、それが至上命令となっておりやり過ぎである。 リンク1リンク2

(6) NHKの原発報道は「反原発」一色で、「原発再稼働」側の意見は皆無に等しい。現在多くの国民が患っている「原発アレルギー」は、NHKが3.11以降に垂れ流してきた“音声”と“映像”によって作り上げられた、と言っても過言ではない。 リンク1リンク2リンク3拙ブログの「反原発」関連カテゴリへのリンク

(7) 外部の識者による「討論番組」が異常に少ない。「国民にオープンな討論番組を見せる」という姿勢が甚だ欠如しており公共放送として失格であり、また民主主義(選挙制度)の観点から見ても失格である。 リンク1リンク2

(8) 「表現の自由」を盾に一切の干渉を排除し、リベラル知識人特有の「上から目線(=「国民は愚民」という意識)」も強烈で、公共放送の在り方や番組の内容について「国民にアンケートを採る」という事を一切しようともせず、非常に独善的であるリンク1リンク2

(9) 「JAPANデビュー反日台湾番組」や「佐村河内のヤラセ番組」等、非常に問題のある番組を数多く放送してきたが、責任を全く感じていない。 リンク1リンク2

(10) 一般のマスメディアで取り上げられる事はほとんどないが、NHK職員の不祥事は異常に多い。また公共の受信料で成り立つ放送局としては職員の待遇がお手盛り過ぎるという問題もある。 リンク1リンク2


その他にも、NHKが制作してきた数多くの「媚中番組」「韓国・朝鮮人擁護番組(ヘイト関連含む)」「民進党擁護番組」等の問題、また近年急速に内容が劣化している「NHK大河ドラマ」の問題などもありますが、それらは上記から割愛しました。

【結論】NHKを解体して、国民にとって必要最低限の事を放送する国営放送局を立ち上げ、残りは民営化すべし。(終)

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テーマ:報道・マスコミ - ジャンル:政治・経済

コメント

三橋貴明のブログ内を検索すれば分かりますが、彼はほとんど西部邁先生の名を出したことがありませんよ。
むしろ一度チャンネル桜の討論番組で顔を合わせたときなど消費税のあり方を巡って激しく言い争いになったくらいで、三橋は西部氏ご本人とは全く親密ではありませんでした。

「三橋が西部グループに属していた」というのも誤解です。
西部グループこと表現者に属する藤井聡らと三橋には付き合いがあったものの、彼自身は西部氏のグループには入っていませんでした。

総じて、「三橋が西部氏の名を散々利用してきた」というのは事実誤認と言わざるを得ないかと。
西部門下の弟子達を通じて間接的に付き合いがあった程度です。

  • 2018/01/22(月) 12:34:47 |
  • URL |
  • 祈り人 #-
  • [ 編集 ]

Re: タイトルなし

三橋のブログを検索するほどヒマではないし、また私が三橋に対してほとんど関心を抱いていない事は、三橋が事件を引き起こしてニュース報道に晒された時に書いた記事を見てもらえば一目瞭然ですし、今回のブログでも「何年かぶりにブログを見た」と書いている所からも自明の事でしょう。

大体「ブログで西部先生の名前を出してないから売名行為には使ってない」というのは、おかしな話でしょう。

確かに私が知っているのは3、4年程前、それ以前の三橋や西部先生の事しか知らないけれど、ブログよりもっと多くの人々の注目を集めるネット動画で、昔あれだけ西部先生および西部グループの人達と一緒に出演していたのは、自分の名前を世間に売って、その結果、自分のブログに多くの人々を誘導する為のものだったからでしょう?

事件があった時にも書いたけれど、私は三橋がチャンネル桜でデビューし始めた頃から、彼の事を知っている人間です。彼は最初にチャンネル桜で名前を売って、その次に西部グループ繋がりで名前を売って成り上がった人間です。

第一あなた自身が「西部門下の弟子達を通じて間接的に付き合いがあった」と認めているではないですか。三橋が西部門下の藤井聡や中野某と組んで世間に名前を売っていたのは事実であり、そして全く付き合いのなかった訳でもない、しかも「大言論人であった西部邁」が亡くなったというのに、一言も感謝やお礼の言葉が無いのは「薄情者」と言われても仕方がないのではないですか?と私は述べているのです。

  • 2018/01/22(月) 13:57:28 |
  • URL |
  • 処士S #-
  • [ 編集 ]

西部さん、亡くなられたんですね。しかも怪死? ただただビックリです。
BSフジ・プライムニュースの視聴者メールに答えるコーナーで、いかにも日教組批判をしてほしそうなメールに対し「オレは勉強が全然できなかったから教師の言うことなんか聞かなかった。教育の在り方なんかたいした問題じゃない!」と一喝したのが印象的でした。
というのも、私が小学校高学年の時、担任が日教組の権化みたいな教師。
体罰がまかり通っていた時代に「自衛隊は悪、正しいのは非武装中立」と繰り返し吹き込まれる。あいにく私はヒネた子供で("勉強"はそこそこ)、本能的に「コイツの言ってること、絶対おかしい」と感じ取り、面従腹背で通していたものです。
あれから数十年、社会全体が左傾化している訳でもないことを見れば、西部さんの言うとおり、日教組の教育効果なんてたいしたことないのかもしれません。
麻生氏が言ったように『北朝鮮のおかげで国民が国防の重要性を理解できている』という側面はあるしても。

  • 2018/01/27(土) 18:52:44 |
  • URL |
  • トンガのガント #-
  • [ 編集 ]

Re: タイトルなし

「怪死」ではないと思います。
「自裁死」という事のようです。「自殺」あるいは「自決」と言った方が一般的かも知れません。
事前に(昨年から)周囲の人に「自裁死」する事をほのめかしていたらしいです。今週のチャンネル桜で水島社長や西田昌司議員がその事に言及していました。1月25日の西田昌司議員のビデオレターでは西部先生の「自裁死」の具体的な手順も語られていました。

日教組については私も詳しくないのでよく分かりませんが、今時の日本国民であれば、学生時代に「あやしい」教育を施されたとしても、成人した後の長い人生の中で大体その「あやしさ」に気がつくと思いますので、西部先生の仰る通り日教組教育そのものはそれほど問題ではないでしょう。日教組という組織自体の政治力は問題があるかも知れませんけど。

  • 2018/01/27(土) 21:16:45 |
  • URL |
  • 処士S #-
  • [ 編集 ]

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