処士策論

「処士」(しょし)とは、仕官していない人、民間の人、在野の人のこと

3月23日のBSフジ「プライムニュース」で靖国神社問題を扱っていたが

人気ブログランキングへ

「NHK批判」がメインであるはずのこのブログで、BSフジ「プライムニュース」の事を取り上げるとは「珍しい」と思われるかも知れません。

「プライムニュース」公式サイトへのリンク
180324_5k6d7g4jd7_001.jpg

https://twitter.com/primenews_/status/977129086337323008

以前どこかで書いたような気もしますが、私が唯一民放の番組で見る機会があるのは(もちろん録画してから後で内容を確認する形式ですが)BSフジの「プライムニュース」ぐらいのものです。

多分私だけに限らず「いわゆる保守系」の人であれば、そういった人々は結構いるのではないでしょうか?

「いわゆる保守系」の識者・論客、例えば櫻井よしこ氏や西尾幹二氏などをネット動画以外で見かける事ができるのは「プライムニュース」ぐらいのものでしょうから、我々「いわゆる保守系」の人々からある程度の支持があるのは当然と言えるでしょう。
(※「左サイド」の連中からすると、この程度の内容でも「極右番組」扱いされるらしいのだが、彼らの言論封殺姿勢がよく分かるというものだ)

とはいえ「いわゆる保守系」の識者・論客ばかりをスタジオに招くという事はなく、「左右両方のバランス」をそれなりに取って討論を展開していますから、その点では「いわゆる保守系のネット動画」とはかなり違うと言えるでしょう。



このブログの文末に毎回載せているテンプレで
--------------------------------------------------------------------
(7) 外部の識者による「討論番組」が異常に少ない。「国民にオープンな討論番組を見せる」という姿勢が甚だ欠如しており公共放送として失格であり、また民主主義(選挙制度)の観点から見ても失格である。 リンク1リンク2
--------------------------------------------------------------------
と、NHKに対する批判を毎回載せていますが、本来であれば仮にも「公共放送」であるはずのNHKにおいてこそ、「プライムニュース」のような討論番組を毎晩やるべきなのです。上記のリンク1リンク2のリンク先に書いてあるように、私も過去に繰り返し述べてきた事ですけど。

しかし、それは不可能なのです。

例えばNHKの地上波で「プライムニュース」のような番組を毎晩放送してしまうと、それこそ「ガス抜き」では済まなくなってしまいますから。

今の「プライムニュース」は大手民放の放送番組とはいえ所詮は「BSフジ」の番組で、それほど認知度の高い番組とは言えませんから「ガス抜き」(=一応まともな番組も少しは放送していますよ、というエクスキューズ)用として一応放送する事も許されてはいますが、これがNHKの地上波のゴールデンタイムとなると、話は全く違ってきます。

そんな事をしたら、世論に対して多大な影響を与えてしまう事になります。

だからこそ、NHKで「まともな討論番組」をゴールデンタイムに度々放送するなどという事は不可能なのです。

まあ「モリカケ問題」を一年以上もダラダラと垂れ流し続けているマスゴミに、そもそもそんな事が出来る訳がありませんわなw



すみません。前置きが長くなってしましました。
以下、昨夜(3月23日)の「プライムニュース」について述べたいと思います。

(以下、「プライムニュース」公式サイトより抜粋して転載)
180324_5k6d7g4jd7_002.jpg
<番組ゲスト>
野田毅 自由民主党衆議院議員、亀井静香 靖国神社合祀申し入れの会・呼びかけ人、
小熊慎司 希望の党衆議院議員、堀雅昭 作家・歴史家
(※公式サイトにあげてあるハイライトムービーのリンクも貼っておきます。ただしご注意頂きたいのはいきなり大音量で動画が始まってしまうと思いますので(※制作側も、こういうのはちゃんと調整しろよ、と思うが)リンクをクリックする時は注意して下さい。左下にある一時停止を一旦押して、音量を下げる事をおすすめします)
ハイライトムービー『靖国に西郷“合祀論” A級戦犯“分祀”行方』【前編】
ハイライトムービー『靖国に西郷“合祀論” A級戦犯“分祀”行方』【後編】

上記のハイライトムービーでは『靖国に西郷“合祀論” A級戦犯“分祀”行方』の部分しか含まれていませんが、昨夜の放送全体で言うと、
(1) 経済問題。米国株、日本株の急落について(ゲスト解説:永濱利廣氏)
(2) 森友問題について(小熊慎司議員が野党の意見を代弁する形)
(3) 靖国神社 戊辰戦争「賊軍」合祀論について(会津出身の小熊慎司議員。長州出身の堀雅昭氏。加えて亀井静香氏が「いわゆる賊軍」合祀論を主張)
(4) 靖国神社 「A級戦犯」分祀論について(野田毅が主張)
といった番組の流れでした。大雑把に言えば。

えーと、今回のこの記事をブログカテゴリの「歴史、ドラマ、小説カテゴリ」に入れてあるように、今回は「政治よりも歴史優先」で私見を述べたいと思います。
(※まあ厳密に言えば、政治と歴史はかなり密接な関係にありますから両者を厳密に分ける事は不可能なのだが)

ですから先の大戦にまつわる、自民党・野田毅が主張する所の(と言うか「中共政府が」主張する所の)「A級戦犯」分祀論について、今回多くを述べるつもりはありません。

昨夜はこの問題について野田毅と亀井静香氏が意見を戦わせていましたが、これに関しては『亀井が全面的に正しい』と、それだけ述べれば十分だと思います。

昔はそれほど亀井静香氏の事を評価していた訳ではなかったのですが、昨夜の亀井氏は少なくとも(1)(2)(4)の問題に関して言えば「かなりまともな意見」を述べておりましたので、ちょっと見直しました。
180324_5k6d7g4jd7_005.jpg

亀井氏の意見を一言で言えば、
(1) > アメリカに振り回される事なく、堂々と日本の国益を主張しろ
(2) > 野党はバカ
(4) > 「A級戦犯」分祀など必要ない
といった感じの論調でした。

政治の世界から離れると「自由に物が言える」という部分もあるのでしょうけど、ここまでまともな意見を述べるとは思っておりませんでした。
ただし(3)の靖国神社 戊辰戦争「賊軍」合祀論は別です


そうなんです。
今回の私にとってのメインテーマは、これなんです。

今年は明治維新=戊辰戦争から150年です。
その関連でNHK大河ドラマで「西郷どん」が放送されている事も、私は昨年末から度々このブログで指摘しています。私自身が熱烈な「幕末・明治オタク」である事も含めて。


それにしても昨夜の靖国神社 戊辰戦争「賊軍」合祀論の討論は酷かった。

いや別に「誰が悪い」「亀井が悪い」という事を言っているのではなくて、「討論のレベルが低すぎ」=「まともな専門家を出せ」
というだけの話です。

いや、一人だけ「まともな専門家らしき人」が出てたんですけどね。
堀雅昭氏(歴史家・作家)
180324_5k6d7g4jd7_003.jpg
私に言わせれば、この人は「まともな専門家」ではないですね。
単なる「長州の代弁者に過ぎない地元歴史家」といった感じの人でした。

私も相当幕末関連の本を読んでいるつもりですが、この人の名前は聞いた事がないなあ。

180324_5k6d7g4jd7_004.jpg
亀井氏などが主張している「いわゆる賊軍」(=西郷、白虎隊、新選組等)合祀論の趣旨は私も理解できます。

しかし私は今現在、その必要性をそれほど強く感じておりませんので、基本的には「反対」の立場です。
(※もちろん、この討論番組を見る以前から)

実際、会津出身の小熊慎司議員も『(会津戦争の事については)できればそっとしておいて欲しい。現在の御当主(会津松平家の後裔)もそのように仰っていた。他(西郷など)はともかく、会津は靖国神社合祀論から外して欲しい』といったような事を述べていました。

至極当たり前の意見だと私も思います。

そして長州側の堀雅昭氏も『会津の人達も、今更薩長と一緒に祀ってもらいたいとは思ってないでしょう』といったような事を述べていました。

堀氏の意見も私はその通りだと思うけれども、この人の難点は、
『会津の人達は頭が固い』『会津は近代化の意識が薄かった』『三春藩のように早く降伏していれば良かった』
などと無神経な事を平気で述べてしまう所です。まあ完全に「長州側の代弁者」というスタンスで討論してましたから、仕方がない部分もありますけど。

そして番組の進行としても、いまさら「戊辰戦争」の解説(=戊辰戦争は鳥羽伏見、会津、箱館戦争等の事です、といった解説)があったり、司会の反町は反町で「会津の感情」に対して『それじゃまるで、いつまでも恨みを言い続ける韓国みたいじゃないですか』みたいな的外れな指摘をしたり、なんともカオスな、いや、残念な「幕末討論」に終始していました

NHKなどでよく見かける歴史の専門家「磯田道史・加来耕三・家近良樹」あたりがこの場に一人いれば、ここまでグダグダな「幕末討論」にはならなかっただろうに。

しかし、いまさら「戊辰戦争」がどんな戦争であったか?という事をイロハから解説しなければならない、そういったレベルの視聴者層に向けて見せている番組であれば、あまりハイレベルな問題提起をしても、それはそれで内容が難しくなり過ぎるのかも知れません。

私はよく自分の事を「幕末オタク」と、これは自虐的な意味も込めて述べているのですが、今の世の中、幕末の事に詳しい人間などというのは本当に「絶滅寸前の希少人間」だと自覚しています。

だからこそ、それほど詳しくもない人達に『いつまでも賊軍では可哀想だから、一緒に靖国神社に祀ってあげましょう』などと簡単に言われても、そうおいそれとは納得できないのです。

と言いますか、おそらく今の時代に靖国神社に参拝に行く人の大半は「大東亜戦争の英霊」を慰霊する為に行く人だと思います。戊辰、西南、日清・日露の事で慰霊に行く人は滅多にいないのではないでしょうか。そして各地の地元には、その地元の護国神社等、地域にまつわる神社などで各戦役の英霊は祀られているはずです。

なぜ今更、戊辰戦争や西南戦争の「いわゆる賊軍」を、わざわざ改まった形で靖国神社に合祀する必要があるのでしょうか?

そのような形式ばかりにこだわる前に「彼らの本当の歴史を学ぶ事、知ってあげる事こそ」が彼らに対する本当の慰霊になるのではないでしょうか?



彼らの事を学べば、彼らが何を考えて、何を求めて戦ったのか?それが分かるはすです。

戊辰戦争で勝った側も負けた側も、考えていた事は皆同じです。
『日本を偉大な国にしたい』
この考え方に反対するような輩は、現代と違って一人もいません。全くもって現代の日本人とは大違いですね。

こういった先人達の本心も知らずして、うわべだけで『いつまでも賊軍では可哀想だから、一緒に靖国神社に祀ってあげましょう』などとキレイ事を述べた所で、一体何の意味があるのか?と私は思うのです。


「現代人の独善」でもって150年前の先人の行動を好き勝手に決めつけるのは「アメリカだけで十分だ」と私は思うんです。

どうして銅像でもめるのか 南北戦争の像の何が問題なのか BBC (2017年08月18日)
http://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-40971464

まあ他所は他所で、他人の所の事情なんぞ知ったこっちゃありませんし、更に言えば、このアメリカの事情に比べれば「戊辰戦争」の傷跡なんて、いつかは治癒できるレベルの問題だと思うんだけどね。
(※まあ、アメリカは多分無理だろうな)

「NHK解体」に関するまとめ(十例)

(1) 日本の公共放送であるにもかかわらず、「自立国家・日本」が主張すべき意見を封殺し、しかも運営資金のほとんどを日本人が負担しているのに、中国・朝鮮、又は旧GHQ(特に米国の立場を優先するような番組しか制作しない。 リンク1リンク2

(2) 受信料制度に様々な不備があり、甚だ公平性を欠いている。また「国営なのか?非国営なのか?」という点も不明瞭である。「国営放送局の新規創設」「民営化」「スクランブル化及びペイパービュー」などが検討されて然るべきである。 リンク1リンク2リンク3リンク4
(※NHK受信契約訴訟の最高裁判決(平成29年12月6日)に関する記事)
「NHK受信契約訴訟・最高裁判決」から私が考えた事(2017/12/9)

(3) 局の政治的及び思想的スタンスが左側の言論に偏っている。「いわゆる保守系」の言論人はほとんどNHKの番組から排除されている。 リンク1リンク2

(4) 昔はともかく、現在では朝日新聞よりもNHKのほうが害が大きい。朝日は儲からなくなれば方針転換を余儀なくされ、また新聞業界自体が斜陽産業である。一方NHKには潤沢な資金(税金)があり、更には「映像や音声で直接感覚に訴える」という高いプロパガンダ能力もある。 リンク1リンク2

(5) 「弱者・被害者」報道は公共放送として、もちろんあって然るべきだが<言葉狩り><論点ずらし><自己保身><イデオロギー闘争>に利用する為にNHKの場合、それが至上命令となっておりやり過ぎである。 リンク1リンク2

(6) NHKの原発報道は「反原発」一色で、「原発再稼働」側の意見は皆無に等しい。現在多くの国民が患っている「原発アレルギー」は、NHKが3.11以降に垂れ流してきた“音声”と“映像”によって作り上げられた、と言っても過言ではない。 リンク1リンク2リンク3拙ブログの「反原発」関連カテゴリへのリンク

(7) 外部の識者による「討論番組」が異常に少ない。「国民にオープンな討論番組を見せる」という姿勢が甚だ欠如しており公共放送として失格であり、また民主主義(選挙制度)の観点から見ても失格である。 リンク1リンク2

(8) 「表現の自由」を盾に一切の干渉を排除し、リベラル知識人特有の「上から目線(=「国民は愚民」という意識)」も強烈で、公共放送の在り方や番組の内容について「国民にアンケートを採る」という事を一切しようともせず、非常に独善的であるリンク1リンク2

(9) 「JAPANデビュー反日台湾番組」や「佐村河内のヤラセ番組」等、非常に問題のある番組を数多く放送してきたが、責任を全く感じていない。 リンク1リンク2

(10) 一般のマスメディアで取り上げられる事はほとんどないが、NHK職員の不祥事は異常に多い。また公共の受信料で成り立つ放送局としては職員の待遇がお手盛り過ぎるという問題もある。 リンク1リンク2


その他にも、NHKが制作してきた数多くの「媚中番組」「韓国・朝鮮人擁護番組(ヘイト関連含む)」「民進党擁護番組」等の問題、また近年急速に内容が劣化している「NHK大河ドラマ」の問題などもありますが、それらは上記から割愛しました。

【結論】NHKを解体して、国民にとって必要最低限の事を放送する国営放送局を立ち上げ、残りは民営化すべし。(終)

人気ブログランキングへ←クリックしていただけると励みになります
FC2Blog Ranking←同じく
関連記事

テーマ:報道・マスコミ - ジャンル:政治・経済

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://syoshisakuron.blog130.fc2.com/tb.php/713-0e5912e9
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad