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処士策論

「処士」(しょし)とは、仕官していない人、民間の人、在野の人のこと

NHK大河『青天を衝け』人気タレントを使って、巧みに奇妙な歴史認識を拡散

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そろそろ我慢も限界なので、ちょっと書いておきます。
(※6月9日に、文末に少し追記を書いておきました)

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このブログの常連の方はご存じでしょうが、私は「幕末マニア、幕末の専門家」です。

そしてこのブログにも
歴史、ドラマ、小説NHK大河「花燃ゆ」
といった記事カテゴリーがあります。

そこで私は3年前の『西郷どん』と6年前の『花燃ゆ』についてボロクソに書いたことがあります。

そして私は二ヶ月前に次のような『青天を衝け』関連の記事を書きました。

今のNHKと昔のNHKを比べてみると(2021/04/09)

(以下、過去記事より抜粋して引用)
最後にもう一言だけ。
この流れの中で今年の大河ドラマ、渋沢栄一の「青天を衝け」について少しだけ触れておきます。

このブログに来られる方であれば大体ご存じかと思いますが、私は重度の幕末マニアです。それで以前、このブログにおいて三年前と六年前の「薩長大河」のことをボロクソに書いたことがあります。

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NHK大河「鎌倉殿の13人」「青天を衝け」「麒麟がくる」などについて(2020/01/10)

まあどれ程の人が「青天を衝け」を見ているか分かりませんが、予想通り、大した内容じゃありません。

そんなことは過去に何度も「2001年以降の大河はまったく見る価値がない」と書いておりますので、今さら言うまでもないことでしょう。
(※ちなみにこの事も、上記で書いた「90年代のNHKはまともで、2000年以降NHKはダメになった」という話と無関係ではない)

更にあえてコメントするとすれば、上記の昨年1月10日に書いた記事で予言した通りだった、ということです。

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(以下、過去記事より抜粋して引用)
過去に何度か書いておりますが、私の気持ちの中で大河ドラマは2000年の「葵徳川三代」で終了しておりますから、現在やっている大河は基本的に「ほとんど見るに値しないもの」だと思っております。

昔の大河を動画なりDVDなりで鑑賞したほうが百倍マシだと思いますよ。今どきの大河は、とてもじゃないが見るにたえません。

特に2年前と5年前は私の守備範囲である幕末大河だったので「歴史描写の扱いをチェックするためだけに、拷問されるに等しい苦行」を毎週体験させられましたw

といいますか、再来年の話をする前に、来年は「渋沢栄一」なんですよ。
また幕末ですよ。
(中略)
そりゃまあ幕末の専門家である私としては、内容はチェックしますよ。
(※2年前と5年前と同様に、序盤で苦行的な拷問をうけて、ギプアップしない限りは)

しかも昨年の9月にツイートで書いたように2年前と5年前のあのゴミクズと比べれば、多少なりともマシになるのは当たり前の話でしょうし。

2年前と5年前は、まともに歴史ドラマを作る気がゼロ、作る能力もゼロ、更に政治的な(薩長の)タブーもあったので創作の幅も狭くさせられていた。あまつさえ最初から失敗作になる事を見越して、責任を分散するために複数の脚本家を使って書かせていた。

そりゃ、あの時よりはマシになるでしょうよ。どうやったって。
(以下略)
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ふたを開けてみれば、事実、この予言通りでした。

今回もまた朝ドラちっくな幕末大河で(朝ドラの脚本家が書いてるんだから当たり前だ)正直、面白いとも何とも思わないんですが、まあ「薩長大河」じゃないだけあってそれなりに時代考証には凝っているようです。だからといって私は別にそれほど気の利いた内容になっているとも思いませんが。

喜んで見ている人の大半は、役者さん目当てなんじゃないですかねえ?
(※三年前の「西郷どん」の批評を書いた時に「今の大河はほとんど美形タレント目当てで見ている人たちであろう」みたいな事を書きましたっけ)

多分「そういう人たち」が一生懸命、番組の人気を支えるでしょうから、三年前と六年前のような失敗の烙印を押されることはないと思われます(それにマスメディアや言論界が嫌う「薩長大河」でもありませんからね)。実際NHKもそれを見越して美形タレントばかりメインキャストにそろえたんでしょうから(あの丸顔でずんぐり体系の渋沢栄一でさえ、そうなんだし)。ドラマの出来不出来は二の次で。

まあ、そういうことです。



「総論」としては、このとき述べた通りで、特に変わりはありません。

これに少し補足すると、
「朝ドラ好き向けな内容で、3年前、6年前と同様、幕末の歴史に興味のない人が脚本を書いている。有名タレント(特に渋沢、慶喜、平岡)目当てで見ている人、多分そういった要素も含めて視聴者の割合いは中年女性が多いと思われる。男性ヒーローは一人も登場せず、山場はつねに「泣く場面」で、これも3年前、6年前とまったく同じである」
といったところでしょう。

ただし今回の『青天を衝け』の特徴として、もう一つ補足すると、
「戦争や殺陣シーンでは、やたらと流血シーンを強調する」
というのが、サブリミナル効果のように目につきます。

多分、視聴者に「厭戦」気分を印象づけるためでしょう。

この『青天を衝け』は特にそういった「争い事」を嫌う傾向が制作サイド、特に脚本家に見受けられ、戦争や外交(特に攘夷思想)の話は極力無視するか、仕方なく描く場合は
「そんな事をする連中は全員狂った連中か人間のクズなのよ」
といった描き方をします。

まあ別にどう描こうとNHKの勝手ですけどね。
現代劇であれば。
戦争や争い事を排除して描きたいのであれば、最初から「歴史劇、時代劇」なんか作らなきゃ良いだろう?と言うしかありません。
来年の『鎌倉殿の13人』も、再来年の『どうする家康』も、作らなきゃ良い。
もし作っても合戦シーンなどは、この『青天を衝け』と同じスタンスで描くんですよね?

私は戦国大河などは21世紀に入ってからロクに見ておりませんので『麒麟がくる』『おんな城主 直虎』『真田丸』『軍師官兵衛』がどんな内容だったのか知りません。
少なくとも私が知っている『葵 徳川三代』は、こんなくだらない戦争描写ではありませんでした。

まあ実は知ってるんですよ、私は。
近年のNHKは「幕末物だけ」こういうスタンスを取っているというのは。

幕末は現代に近いですからね。
特に21世紀になってからの幕末物は、20世紀に作った「司馬遼太郎原作の作品」を否定して、それを上書きするために作っているようなものですから(その事は3年前にも書いた)、NHKは意図的に幕末大河は「朝ドラ大河」に作り変えているのです。

そしてなにしろNHKも含めてサヨクは全員「明治維新、明治国家」が大嫌いです(特に21世紀になってからのNHKはそれが顕著になっている)。
この事も、以下の記事で書いた事があるので、ここではくり返しません。

野田聖子発言と「西郷どん」と安倍総理の「憲法改正」の関係性(2018/01/18)




さて、それでは『青天を衝け』批判の「各論」について書いていきたいと思います。

上記で書いた通り、この作品の制作者が「争い事」が嫌いで「夫婦愛、家族愛」、要するに「朝ドラ」的なドラマしか作る気がないことは、おそらく一度でも番組内容を見たことがあれば誰でもすぐに分かることでしょう。

それはまだ、良い。
3年前も6年前もそうだったし、これからもそうするに決まっている。幕末物はすべて。

問題は、この作品が露骨なまでに
「薩摩、長州、朝廷なんか大嫌い」
という作り手側の意図を番組内で表明している、という点である。

これはさすがに、3年前は薩摩物で、6年前は長州物だっただけに、いや、あれもたいがい薩摩と長州に対する「嫌がらせ」みたいな内容だったが、今回ほどではなかった。あれでも。

今回は、現在のところ一橋家家臣、しばらくのち幕臣となる渋沢栄一が主役だけあって
薩摩、長州、朝廷に対する制作サイドの嫌悪感がハンパない。
(※渋沢がそのように描かれている訳ではない。事実渋沢は「幕府は先がない」と思っているし、階級打破の思想もあるし、パリで少しだけ幕臣としての意地を見せるが基本、幕府擁護者ではない)

薩摩は、特に島津久光が「下品でバカでまったく徳の無い男」と描かれている。

長州にいたっては完全に無視。存在自体が消されている。というか、たまに名前が出てくると「尊王攘夷のキチガイ集団」としか描かれない。
ただし昨夜「開国派」となってロンドンから帰ってきた伊藤、井上だけ初めて登場したが、これも後の明治編で渋沢の上司になるので、その引き立て役として出されただけのこと。

そして朝廷は、これまた全員「下品でバカ」という描写で、孝明天皇はさすがにそこまで酷い扱いはしてないが、公家や宮家は中川宮なども全員「下品でバカ」という扱い。
(※まあ現在のご皇室に対するNHKのスタンスと同じですね。今上天皇に対しては「陛下」は(嫌々ながらも)付けるが、皇后陛下単独の場合は「様」と付け、他の皇族に対しては「殿下」も「妃殿下」も付けない(外国の王室には時々付けるくせに)といったスタンスと同じです。さすがに天皇陛下に対して「だけ」は、そこまでやるとバレるので、そこまではやらない、という)

とにかく、
「尊王攘夷なんてキチガイ沙汰で、薩摩、長州、朝廷は全員キチガイ」
「で、幕府や一橋家は全員良い人なのよ。特に幕府権力の強化に努めた井伊直弼、徳川家茂、小栗上野介は超善人なのよ」
と、そこまでやるとさすがにバレるのでそこまで露骨じゃないが、よくよく丁寧に観察してみると
「どう見ても制作サイドの政治スタンスは、それ以外にない」
という歴史認識、政治思想である。
大体、番組ナビゲーターも「徳川家康」だし、再来年の大河も「徳川家康」が主役だ。
元々ここ十年ほどNHKは幕府びいき、薩長嫌いの傾向が強かったが、もう開き直りが凄まじい。


そしてこういった奇妙な歴史認識を
人気タレントを利用して、日本中のお茶の間に拡散しようとしている」
ということです。


幕末マニアの私としては、何が一番許しがたいかと言うと、
天皇、朝廷を非常に崇敬していた徳川慶喜を、その正反対に描いている
という部分です。

いや。今『青天を衝け』を見ている人は多分ほとんどの人がそこまでは気づいていないでしょう。
「いくらなんでも、それは言い過ぎなんじゃないの?」と、ほとんどの人が思うはずです。

慶喜は口では「御所に発砲するとは長州はなんと不敬な奴らか」とか、それっぽい「尊王」のセリフを時々口にしてますから。
しかしNHKのプロパガンダ能力は、そんな甘いものじゃありません。バランスを取りつつ、うまく洗脳してくるのです。

私に言わせれば、こういった表面上「尊王」っぽいセリフを口にしながら、その裏側で
「尊王攘夷は呪いの言葉になった」とか、宮家の人物である中川宮に対して過度の暴言を吐くとか、慶喜配下の平岡が上級公家の三条実美のことを「三条」と呼び捨てにするとか、
「お前、本当は尊王心なんかカケラもねえだろう?」
と感じて非常にムカムカしています。この慶喜描写に。

そりゃそうです。
制作サイドが(多分脚本家が)まったく反尊王・親幕府なんだから
そういう「うわべだけの尊王家、慶喜」というキャラクターになってしまう訳です。

慶喜は父が尊王攘夷の権化・烈公斉昭で、母が有栖川宮出身で、伯母(斉昭の姉)が鷹司家に嫁ぎ、養母と妻が公家出身なので、朝廷や天皇に対する敬意は凄まじいです(だから「鳥羽伏見」でも「錦の御旗」を見て大坂城から逃げ出すわけです)。
この『青天を衝け』の不敬な慶喜などは「どこの現代人やねん?」というレベルの代物です。

1998年の大河『徳川慶喜』(本木雅弘主演)では、この慶喜と朝廷の関係をかなり丁寧に描いておりましたが、今回の『青天を衝け』はまったく問題外で、本当に低俗な内容です。

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しかしまあ、こういう「朝ドラ大河」=『青天を衝け』のような作品が好きな人についてどうこう言うつもりもありませんし、そもそも話が通じるとも思ってませんから「そういう人たち」のことは、私からすればどうでも良いのです。

「本気で、真面目に幕末の歴史に興味を持っている若い人」に対して、私は言いたいのです。
「こんなもん真に受けるな。20世紀に作られたまともな幕末大河を見よ」と。
私は6年前に次のように書きました。
倉山満と私の「幕末物のNHK大河ドラマ」に関する論評(2015/02/08)

(以下、過去記事より抜粋して引用)
そして、私なりの「幕末大河のベスト作品」を挙げるとするならば、
「花神」
「獅子の時代」
「翔ぶが如く」
「徳川慶喜」

この4つの作品になります。(以下略)


DVDを借りるなり何なりして、こっちを見たほうが百倍まともですよ、と。
事実『花燃ゆ』は『花神』の、『西郷どん』は『翔ぶが如く』の、『青天を衝け』は『徳川慶喜』の、ただの劣化版である(元版は全部、司馬原作だ)。
『青天を衝け』の準主役は徳川慶喜なので、慶喜関連のエピソードはほとんど『徳川慶喜』と同じである(というか不要な場面ばかり増やして、肝心な部分をかなり省きまくっているので、文字通り劣化版である)。



あとこれはオマケですが、今回の『青天を衝け』は「論語」やら「漢語」(青天を衝けのタイトル自体、渋沢の漢詩から取っている)やら「中国・チャイナ好きな渋沢栄一」という側面も、ところどころで強調してますね。
実際の渋沢はパリへ行く途中、上海で清国人を見て「聞くと見るとでは大違いだ」と、その不潔さ、無秩序さに呆れたりもしますが、まあNHKがそんな場面を描くわけがありませんな(ただし渋沢が「論語」好きなのは事実である)。



思えば、3年前の『西郷どん』も酷かった。
この3年前に書いた批評記事を見れば一発で分かりますが、おそらく日本で一番『西郷どん』に対する辛辣な批評を書いた人間だろうと私は自認しております。
特に「中園ミホ」という脚本家に対して、これ以上ないほどの叱責を私は書きました。
と自覚するほど、これは強烈な批判内容のはずです。

3年前にこれを書いた時「まさかこれを上回る酷い作品は二度とないだろう」と思ってましたが、甘かった。
いや、確かに6年前にも「まさかこれを上回る酷い作品は二度とないだろう」と思ってたんですが、そのあと二度も「上回る代物」をNHKからぶつけられました。
3年ごとに劣化の度が進んでいるという。
もし仮に3年後も「幕末物」だとしたら、想像するだに恐ろしい。

3年前は多分、中園ミホもやる気がゼロだったんでしょう。確か「脚本協力」というのが二人いたはずですが、とにかく作りが雑で、いくらでも批判を突っ込めるようなザルなドラマ内容でした。
そして出演者も鈴木某とかいったマイナーな連中でしたから、ドラマ内容、キャスティングともに救いようがなく、世間的な評価も「これじゃダメでしょ」といったもので、放っておいても別に害はありませんでした(私のような幕末マニアの憤りは別として)。

今回の『青天を衝け』は、脚本、歴史考証が多少「整合性が取れるように」力を入れており、そして何より「人気タレント」をキャスティングして一般人に対する訴求力を高めているため、よけいタチが悪くなっている
その上で確信犯的に「怪しい歴史認識の流布」に注力しているため、まったく厄介な代物です。

といって、私が見る限り『青天を衝け』が世間で大人気になっているとは思えず、その辺はまだ安心しています。

どうでもいいが、時々ネット上で「『青天を衝け』を見てはいけない」「『青天を衝け』の内容はウソ」みたいなバナーリンク(宣伝広告)を見かける。むろん私はそんなリンクを踏むつもりもないのでその内容は見てないが、その雰囲気からして反日、左派的な理由からのネガキャンだろうと思っている。まあ3年前の記事でも書いた「BUSHOO!JAPAN(武将ジャパン)」と似たようなものだろう。言うなれば、私のが右からの批判であれば、それらは左からの批判であろう。NHK批判では往々にして見られるパターンである。

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(※6月9日追記:こう書くと何だかその「左からの批判」が真っ当なモノのように聞こえるかも知れないが、むろん全くデタラメな代物である。例えるなら「NHKは右翼的な放送をやめろ!」と言ってるようなもので、そんなもの誰が見てもデタラメだと分かるだろう(ただし左派は「質より量」のプロパガンダが得意なので、騙せる人間だけを標的にする事が多い。特に女子供)。元々左寄りのNHKを極左の立場からもっと左にする、あるいは、わずかでも右にブレるのを許さない、という左派お得意の「ダメ押しプロパガンダ」である。元よりこの左派連中が味方であるNHKを糾弾するつもりなどあろうはずもなく、「サヨク・左翼によるNHK批判」への対処方法は簡単です(2015/9/5) 等の過去記事で私は何度も指摘しているが、彼らには味方であるNHKをつぶす気などカケラも無い。むしろ「絶対的な守護神」としてNHKを擁護する立場にある。NHKが彼らサヨクにとって守護神である事は、四ヶ月前に書いたNHKの「忖度人事」?「NHK様を忖度」してる奴らが偉そうに、よう言うわ(2021/2/27) で私が予告しておいた通り、NHKの受信料値下げ問題が訳のわからないあの「総務省接待問題」によって見事に葬り去られたのを見ても分かるでしょう?この事も、なぜか私以外ほとんど誰も指摘しませんが。世の中ほんと、節穴のような目の持ち主ばかりですな)
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とりあえず、今のところはこんな感じです。
なにしろとにかく、言いたい事を言いましたのでスッキリしましたw



【以下、テンプレート解説】このブログで使っている言葉の定義について
<“左翼”ではなくて“サヨク”>
今の日本で“左派”と呼ばれている連中は、本来の意味での“左翼”ではなくて、単なる「憲法9条的な戦後サヨク」といった意味合いの物でしかないので(しかし今の日本で彼らは“左翼”ではなくて“主流派”である)、私は“左翼”ではなくて“サヨク”という言葉を使っている。

<“保守”ではなくて“いわゆる保守”>
先の大戦の敗北によって従来の価値観をほぼリセットされた戦後の日本では、真に“保守”すべき日本の国柄は既にほとんど失われている。また今の日本で「独立自尊」「自主憲法の制定」を唱えるのは“保守派”ではなくて“改革派である。それ故に一番相応しい呼称は“反サヨク”と呼称すべきだがそれでは「通りが悪い」ので、私は“いわゆる保守”という言葉を使っている。

「戦前の価値観」を知っている日本人がまだ数多く存命していた昭和の終わりまでは“保守”も“左翼”もある程度は字義通り通用していたのかも知れないが、戦後の日本しか知らない日本人が大半を占める今の日本社会では「かつての字義はほとんど通用しなくなっている」という事である。

※過去に何度か誤読されたり、こういった説明をする必要に迫られた事があるので、テンプレートとしてここに明示しておく。

「NHK解体」に関するまとめ(十例)

(1) 日本の公共放送であるにもかかわらず、「自立国家・日本」が主張すべき意見を封殺し、しかも運営資金のほとんどを日本人が負担しているのに、中国・朝鮮、又は旧GHQ(特に米国の立場を優先するような番組しか制作しない。 リンク1リンク2

(2) 受信料制度に様々な不備があり、甚だ公平性を欠いている。また「国営なのか?非国営なのか?」という点も不明瞭である。「国営放送局の新規創設」「民営化」「スクランブル化及びペイパービュー」などが検討されて然るべきである。 リンク1リンク2リンク3リンク4
(※NHK受信契約訴訟の最高裁判決(平成29年12月6日)に関する記事)
「NHK受信契約訴訟・最高裁判決」から私が考えた事(2017/12/9)

(3) 局の政治的及び思想的スタンスが左側の言論に偏っている。「いわゆる保守系」の言論人はほとんどNHKの番組から排除されている。 リンク1リンク2

(4) 昔はともかく、現在では朝日新聞よりもNHKのほうが害が大きい。朝日は儲からなくなれば方針転換を余儀なくされ、また新聞業界自体が斜陽産業である。一方NHKには潤沢な資金(税金)があり、更には「映像や音声で直接感覚に訴える」という高いプロパガンダ能力もある。 リンク1リンク2

(5) 「弱者・被害者」報道は公共放送として、もちろんあって然るべきだが<言葉狩り><論点ずらし><自己保身><イデオロギー闘争>に利用する為にNHKの場合、それが至上命令となっておりやり過ぎである。 リンク1リンク2

(6) NHKの原発報道は「反原発」一色で、「原発再稼働」側の意見は皆無に等しい。現在多くの国民が患っている「原発アレルギー」は、NHKが3.11以降に垂れ流してきた“音声”と“映像”によって作り上げられた、と言っても過言ではない。 リンク1リンク2リンク3拙ブログの「反原発」関連カテゴリへのリンク

(7) 外部の識者による「討論番組」が異常に少ない。「国民にオープンな討論番組を見せる」という姿勢が甚だ欠如しており公共放送として失格であり、また民主主義(選挙制度)の観点から見ても失格である。 リンク1リンク2

(8) 「表現の自由」を盾に一切の干渉を排除し、リベラル知識人特有の「上から目線(=「国民は愚民」という意識)」も強烈で、公共放送の在り方や番組の内容について「国民にアンケートを採る」という事を一切しようともせず、非常に独善的であるリンク1リンク2

(9) 「JAPANデビュー反日台湾番組」や「佐村河内のヤラセ番組」等、非常に問題のある番組を数多く放送してきたが、責任を全く感じていない。 リンク1リンク2

(10) 一般のマスメディアで取り上げられる事はほとんどないが、NHK職員の不祥事は異常に多い。また公共の受信料で成り立つ放送局としては職員の待遇がお手盛り過ぎるという問題もある。 リンク1リンク2


その他にも、NHKが制作してきた数多くの「媚中番組」「韓国・朝鮮人擁護番組(ヘイト関連含む)」「旧民主党・旧民進党擁護番組」等の問題、また近年急速に内容が劣化している「NHK大河ドラマ」の問題などもありますが、それらは上記から割愛しました。

【結論】NHKを解体して、国民にとって必要最低限の事を放送する国営放送局を立ち上げ、残りは民営化すべし。(了)

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