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処士策論

「処士」(しょし)とは、仕官していない人、民間の人、在野の人のこと

石破茂が河野太郎支援へ。更に昨夜のプライムニュースにおける橋下の妄言

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もう既に皆さんご存じでしょうが、石破茂が総裁選出馬を見送り、河野太郎支持に回ったそうです。

(時事通信)石破氏、出馬見送りへ 河野氏支援を検討―自民総裁選 (2021/9/14)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021091400239&g=pol

まあ、まったく想定内、というよりも予想通りの展開ですから「ああ、そうですか」というぐらいの感想しかありません。

もちろん残念と言えば残念です。
いや。石破が加わったことによって河野の陣営が強化されるから残念、という事ではありません。
「くっそぉ~、石破が推薦人の二十人を集められないのが実に残念だ。石破が出馬してくれていれば、河野と石破で票を分け合って高市側が有利になったのになあ。二十人の推薦人も集められないのかよ、石破。使えねえ奴だな」
という事です。

石破が河野に付く。これは諸刃の剣です。
河野がこれまで取っていた「マイルド路線」、それは自分自身を
「自民党内の過激な反体制派ではありませんよ。女系天皇や原発ゼロだって引っ込めましたよ。私はただの穏健な改革派ですよ」
と言っていたのが、この石破との合体によって完全に、
「私、河野太郎は、リベラル系オールドメディアが推す、安倍・麻生派に敵対する過激な自民党内の反体制派です」
と宣言するようなものですからね。

石破が付くことによって河野が得られるメリットもあれば、例えば「安倍・麻生派を完全に敵に回す」といったようなデメリットもあります。だからこれは「諸刃の剣」なのです。



そういえば昨夜少しだけBSフジ・プライムニュースを見たんですが、橋下徹が一生懸命河野太郎を応援していました。

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昨夜の橋下は、この河野・石破体制、さらにそこに菅総理、小泉進次郎を加えた形で自民党を乗っ取り、長老たち(安倍・麻生派の事らしい)がその河野政権を応援してやれば、
「野党勢力(維新は除くらしい)なんて吹っ飛びますよ!」
などと述べて、大々的に河野を応援していた。

そりゃ橋下だったら、そう言うでしょうよ。
河野、菅総理の路線、それはすなわち、
「行政改革をやり、無駄を省き、とりあえず旧来の形はぶっ壊しましょう」
という勢力で、橋下・大阪維新の路線と同じなんですから。

(※一応言っておくと私はこの路線に強く反対している訳ではない。長年このブログを見ている人はご存じでしょうが、私は藤井聡・三橋などの共産党シンパよりは、橋下・高橋洋一・上念などの改革派のほうが51対49の割合でマシだ、と百回以上書いている
ただし昨年“武漢熱”騒動が始まってからは「こういう国家的危機に際しては橋下維新系のような改革派は後退して、左派といえども国家主義に近い藤井聡・三橋派が伸長するだろう」と昨年4月の段階で書いている。そしてこの事は、今回、高市氏や岸田が財政緊縮路線を取り止めた事とも大きく関連している。だから本来、河野の「改革路線」は、この武漢熱騒動の最中にあっては不適切である事は、私も間違いないと思う。それを知ってか最近、橋下や高橋洋一、それに和田憲治などの「改革派」は、財政出動派に不服があるような言説をひんぱんに述べているように見える)


要するに、この橋下の言説の本質は、
「立憲民主や共産などの野党で日本の政治を変えるのは無理だ。だから自民党内で『それと同じ事』をやれば良いんだ」
と言っている訳です。
ただし一応、橋下は立憲・共産のことはちゃんと否定していた。

要は、支持率2%の「大阪維新」が政権を取ることは不可能だが、河野、菅総理、石破、小泉進次郎などが政権を握れば、事実上、「大阪維新」の方針と同じ政権ができる事になり、
「大阪維新」が政権を乗っ取ったも同然
の結果になるので、昨夜の橋下はあのように熱狂的な形で河野を応援していた訳です。

でも基本的に、河野太郎が政権の座についたら立憲・共産・朝日新聞は大喜びするでしょうけどね。

なんせ河野太郎はリベラルサヨクですから。

昨夜の橋下徹も「靖国参拝大反対、媚中大賛成」というリベラル=サヨク臭丸出しでしたけどね。

しかしまあ、「リベラル=サヨク=媚中」なんていう、けったいな思想が流行る国は、間違いなく全世界中で日本だけです。

敗戦によって押し付けられた「占領憲法(日本国憲法)」を持っている、日本だけです。




ふう。
本当のところ今回は、こういった財政出動や「河野太郎の韓国叩き。でも中国には一切何も言わない路線」の事を書こうと思っていたんですが「石破の河野太郎支援」と「昨夜の橋下のTV出演」の件で、すっかり想定が狂ってしまいましたので、それはまた後日に回すと致しましょう。

そんなわけで時間ができましたら、また後日にでも。




あと最後にオマケとして、私が4回前の記事で書いた河野太郎評をコピペしておきます。
一応これが私の河野太郎に対する基本的な姿勢ですから。

自民党総裁選、河野太郎の立候補と高市早苗氏のメディアでの扱いについて(2021/9/7)

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(以下、過去記事よりコピペ)
では、以下に「河野太郎を総理にしてはダメだ」という事に関する過去記事を紹介します。

今のNHKと昔のNHKを比べてみると(2021/04/09)

(以下、過去記事より引用)
中国に優しい菅政権であれば武田総務大臣に嫌がらせ程度のネガキャンはやるにしても、全体的にはそれほど政権バッシングはやらないんじゃないでしょうか?(まあ総選挙が近づいてくれば話は別かも知れませんが)

なにしろサヨクマスゴミの大目標は「菅総理から河野太郎への禅譲」でしょうから。
中韓政府に媚びまくっていた河野洋平の息子である河野太郎は、中韓政府にとっては「是非とも日本の総理にしたい男、ナンバーワン」ですもんね。(※二ヶ月前にも書いたけど。ついでに自民党政権へのバッシングを控えることによって右寄りの人々をだますことも出来ますしね)




森喜朗氏の五輪会長辞任の件と、河野太郎のこと(2021/02/13)

(以下、過去記事より引用)
やはりダメでしたかね、菅総理は。

私も嫌な予感はしてたんですよ。とはいえ、石破や岸田じゃもっとダメ、という「絶望的な選択肢」しかなかったんだから仕方がないですけどね。
(中略)
実は私が一番心配しているのは河野太郎なのです。

このまま行くと、河野太郎が次期総理になってしまうのではないか?というのが一番心配なのです。

私が「河野太郎総理」に大反対なのは過去に何度も書きました。
安倍総理の辞任で日本の政治は大きく変わる。改憲を急ぐべき(2020/08/29)

なぜか不思議といわゆる保守系内では、河野太郎はそれ程嫌われていないんですよね。不思議でなりません。
なんだか一時期、あの百田尚樹も河野太郎を次期総理に推していたのをツイッターで見かけたことがあります。

バカなのか?と。
あの河野談話を出した河野洋平の息子だぞ?
河野太郎が総理になったら中国政府が大喜びする事、請け合いだぞ?と。


おそらく、もし「そういう事態」が近づいてきたとしたら
「河野洋平の息子といったって息子は息子で、父親とは別人格じゃないか」
などといったバカげた事を言う奴が必ず出てくるでしょう。

ああ、そうだよ。別人格だよ。
だったら別人格の太郎は「父親の河野談話」を否定すりゃ良いじゃねえか。なぜやらねえんだ!?

と一言言えば、こんなくだらない話は一発で終わりです。

河野談話を否定してない河野太郎を、なにゆえいわゆる保守系の人々が推すのか?その神経が理解できません。私には(それ以外でも「女系天皇」やら何やら、サヨク的な思想の強い男なのに。大昔から)。

まあ、菅総理と同様、規制打破、行政改革に熱心だから、高橋洋一・上念・維新系の連中にはウケは良いんでしょうけどね。
ただ、それに対する藤井聡・三橋貴明などのグループは「規制を守れ」という立場から、菅さんに反対するでしょう。ただ、この旧西部グループは反米親中の姿勢が強いから、親中の菅さんを叩くのは本意ではないでしょうけどね。

それにしても菅総理の「神奈川グループ」、すなわちそれは菅さん、河野太郎、小泉進次郎などを指すのですが、菅総理の側近はロクなのがいません。

ホント「河野太郎次期総理」だけは勘弁してもらいたいものです。
石破や岸田も嫌だけど、河野太郎と比べたら、まだマシですわ。
「電気椅子の死刑のほうが、首吊りの死刑よりはマシだよな」というぐらいの違いしかないけど。



あと最後に、私の過去のツイートを少し、以下に紹介します。
「そっち系」と思われる方々がネット上で活躍しているようで、私が半年前に書いた河野太郎に関するツイートが、今さらチョロチョロとリアクションされているようですw












(以上、コピペ終了)
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今回は以上になります。



【以下、テンプレート解説】このブログで使っている言葉の定義について
<“左翼”ではなくて“サヨク”>
今の日本で“左派”と呼ばれている連中は、本来の意味での“左翼”ではなくて、単なる「憲法9条的な戦後サヨク」といった意味合いの物でしかないので(しかし今の日本で彼らは“左翼”ではなくて“主流派”である)、私は“左翼”ではなくて“サヨク”という言葉を使っている。

<“保守”ではなくて“いわゆる保守”>
先の大戦の敗北によって従来の価値観をほぼリセットされた戦後の日本では、真に“保守”すべき日本の国柄は既にほとんど失われている。また今の日本で「独立自尊」「自主憲法の制定」を唱えるのは“保守派”ではなくて“改革派である。それ故に一番相応しい呼称は“反サヨク”と呼称すべきだがそれでは「通りが悪い」ので、私は“いわゆる保守”という言葉を使っている。

「戦前の価値観」を知っている日本人がまだ数多く存命していた昭和の終わりまでは“保守”も“左翼”もある程度は字義通り通用していたのかも知れないが、戦後の日本しか知らない日本人が大半を占める今の日本社会では「かつての字義はほとんど通用しなくなっている」という事である。

※過去に何度か誤読されたり、こういった説明をする必要に迫られた事があるので、テンプレートとしてここに明示しておく。

「NHK解体」に関するまとめ(十例)

(1) 日本の公共放送であるにもかかわらず、「自立国家・日本」が主張すべき意見を封殺し、しかも運営資金のほとんどを日本人が負担しているのに、中国・朝鮮、又は旧GHQ(特に米国の立場を優先するような番組しか制作しない。 リンク1リンク2

(2) 受信料制度に様々な不備があり、甚だ公平性を欠いている。また「国営なのか?非国営なのか?」という点も不明瞭である。「国営放送局の新規創設」「民営化」「スクランブル化及びペイパービュー」などが検討されて然るべきである。 リンク1リンク2リンク3リンク4
(※NHK受信契約訴訟の最高裁判決(平成29年12月6日)に関する記事)
「NHK受信契約訴訟・最高裁判決」から私が考えた事(2017/12/9)

(3) 局の政治的及び思想的スタンスが左側の言論に偏っている。「いわゆる保守系」の言論人はほとんどNHKの番組から排除されている。 リンク1リンク2

(4) 昔はともかく、現在では朝日新聞よりもNHKのほうが害が大きい。朝日は儲からなくなれば方針転換を余儀なくされ、また新聞業界自体が斜陽産業である。一方NHKには潤沢な資金(税金)があり、更には「映像や音声で直接感覚に訴える」という高いプロパガンダ能力もある。 リンク1リンク2

(5) 「弱者・被害者」報道は公共放送として、もちろんあって然るべきだが<言葉狩り><論点ずらし><自己保身><イデオロギー闘争>に利用する為にNHKの場合、それが至上命令となっておりやり過ぎである。 リンク1リンク2

(6) NHKの原発報道は「反原発」一色で、「原発再稼働」側の意見は皆無に等しい。現在多くの国民が患っている「原発アレルギー」は、NHKが3.11以降に垂れ流してきた“音声”と“映像”によって作り上げられた、と言っても過言ではない。 リンク1リンク2リンク3拙ブログの「反原発」関連カテゴリへのリンク

(7) 外部の識者による「討論番組」が異常に少ない。「国民にオープンな討論番組を見せる」という姿勢が甚だ欠如しており公共放送として失格であり、また民主主義(選挙制度)の観点から見ても失格である。 リンク1リンク2

(8) 「表現の自由」を盾に一切の干渉を排除し、リベラル知識人特有の「上から目線(=「国民は愚民」という意識)」も強烈で、公共放送の在り方や番組の内容について「国民にアンケートを採る」という事を一切しようともせず、非常に独善的であるリンク1リンク2

(9) 「JAPANデビュー反日台湾番組」や「佐村河内のヤラセ番組」等、非常に問題のある番組を数多く放送してきたが、責任を全く感じていない。 リンク1リンク2

(10) 一般のマスメディアで取り上げられる事はほとんどないが、NHK職員の不祥事は異常に多い。また公共の受信料で成り立つ放送局としては職員の待遇がお手盛り過ぎるという問題もある。 リンク1リンク2


その他にも、NHKが制作してきた数多くの「媚中番組」「韓国・朝鮮人擁護番組(ヘイト関連含む)」「旧民主党・旧民進党擁護番組」等の問題、また近年急速に内容が劣化している「NHK大河ドラマ」の問題などもありますが、それらは上記から割愛しました。

【結論】NHKを解体して、国民にとって必要最低限の事を放送する国営放送局を立ち上げ、残りは民営化すべし。(了)

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